表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/94

50話 シオン・エメラルド24時…②

〜前回のあらすじ〜

コース堪能中にケイ登場!

「ん? あ! お前!」


 こんなのコースにあったかな?とりあえず奴隷の少女を続行だ!


「ヒッ……!!」

「あ、すみません大きな声を出して。怖い人たちはもうやっつけましたから大丈夫ですよ」


 え?普通に謝られた?どういう事?


 え!?奥にクッキーさんとバズさんが倒れてる!?どういう事!?


「えっ……貴方がやったの?」

「ええ、まぁ。それよりどこも怪我してませんか?」


 袋から出されて体を確認される。え?こういうコースなの?一応お礼を言っておこうかな……。


「あ、あの……」

「ん? なんですか?」

「助けてくれてありがとうございます……」

「どういたしまして。失礼ですが、お名前を教えてくれませんか?俺はケイ、ただのケイです」

「ボクはシオン、シオン・エメラルドです……」

「よろしくお願いします、シオン。良い名前ですね」

「あ、ありがとう」


 本当にこれなんてコース!?


「ここじゃなんですから、場所を移しませんか?」

「え、でも……」


 クッキーさんとバズさんはいいの?


「大丈夫ですよ、危害は加えませんから。立てますか?」

「あ……」


 ケイと言った子に手を握られて立たされる。


「…どこへ行くの?」

「上です」

「へ?」


 ボクが素っ頓狂な声を上げると、ケイにお姫様抱っこされた。

 そして一気に跳び上がった。


「きゃああ!!!」


 一階建ての建物の上に着地する。そのままどんどん家の上を飛び移っていく。


「イヤーーーーッ! 死ぬ! 死んじゃうって!!」


 本当に死んじゃうって!!あれ?でもなんだろう?このドキドキ、こんなのは初めてだ。


「シオン、少し黙っていてください」

「んむーー!!」


 口を首に回していた手で塞ぐがれた。

 え!?なにこれ!?叫べない!!ドキドキしちゃう!!!


 ストンッ!


「はい、着地ー!」

「ハッー!ハッー!し、死ぬかと思った……」


 こんなドキドキ、初めてたよ……!!


「そんなに楽しかったですか?」

「た、楽しくなんか……」

「顔は笑ってますよ?」

「ち、違っ…これは」

「ま、いいですよ」


 気づかれてた! 恥ずかしい! でも、きっと何もかもお見通しなんだ!!


「それよりも貴方の置かれている状況について教えてくれませんか?」

「え?」

「乗り掛かった船です。力にくらいはなりますよ。こんななりですが、そこそこ強いのはさっきの戦闘で分かったでしょう?」


 えっと?こういうコースなのかな?え?どう説明すればいいんだろうか?


「えっと、それじゃあ…。 ボクはスラム街の重鎮のドン・ドヤードの所で奴隷になって、それで逃げて来たんだ。でもね、それはわざとで…えっと……」


 あれ?そもそもここは説明する必要あるかな?設定の話のほうがいいかな?


「えっとね、それで、捕まえた人にはご褒美があって、それで追われていたんだ。」


 あ、納得してる。ちょっと嬉しい。


「それから…ドン・ドヤードの所にボクのお母さんがいて、だから…えっと…一緒に帰りたいと思ってるんだ。よ、よかったら一緒にドン・ドヤードの所に連れて行ってくれませんか?」


 一応、あのお屋敷に入ればコースは終了のはずだ。だから、お屋敷まで連れて行ってもらおうかな。


「わかりました。俺で良ければ力になります」

「あ、ありがとう!」


 こうしてボクはケイとお屋敷まで帰ることになった。

ズレ漫才みたいで面白いですね(笑)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ