23話 再びスラム街
更新がんばるそー『おー』
〜前回のあらすじ〜
家から飛び出したケイ。
いつかきっと“ざまぁ”してやるんだからね!(ツンデレ風)
「あ、やっぱり迷った」
スラム街に来た俺は案の定道に迷っていた。
「早く出ててよかったー」
そう!どうせ迷うと思って早めに出たのだ!あ、ちょうちょ。
そんなことはいい。スラム街の極悪人どもは闇市に出ているので、今は比較的安全らしい。
ま、なるようになるよね。
そうだ!こんな時こそあれが使える!
先人たちが生み出し、現代に渡るまで脈々と受け継がれてきたあれが!
その名は……棒倒し!!
用意する物は簡単!近くにある木の棒!それだけだ!
ふっふっふっ、キング・オブ・棒倒しと言われて男の力を見せてやろうぞ!!
「あっ、壁の方に倒れちゃった……。やりなおしっと」
ん?なんだよ?なんか言いたいことあんのか?ん?
いっとくけどな、これスゲーんだぞ? まじスゲーんだぞ? どんくらいスゴイかっていうと、まじスゲーんだからな!
まぁ見てなって。すぐ目的地まで着くからよ!
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「完全に迷ったな……」
30分後、俺は見事に迷っていた。
え? 棒倒しはどうなったって? 知らんなあんな棒!折って捨ててやったぜ! ヘッヘッヘッ!
フゥー……むなしい…
「とにかく進むか……」
棒倒しがダメだったので今度はダウジングでもしようかなーと思っていると、
「あらん? 坊や、こんな所でどうしたのん?」
後ろから野太い声が聞こえてきた。
ヤバッ!
咄嗟に走って逃げようとする。
「ぐえぇ………!」
しかし直ぐに首根っこを掴まれた。
「もう! せっかちさんは嫌われるわよん?ちょっとこっちにきなさい?」
あーれー、つーれーてーいーかーれーるー(笑)
笑ってる場合じゃなかった。でもこの人からはなんか嫌な感じがしないんだよな。
声の野太い人の方を見る。
「あれ? こんな所にゴリr「おい小僧、次にそんなこと言ってみろテメーの金玉引きちぎるぞ?」」
「……うわー!綺麗な人!貴女は誰ですか?(猫なで声)」
「もう! 坊やったら上手なんだからん! あたしの名前はマミー・アントフネットよん! 坊やは?」
「ケイと言います! アントフネットさん!(スーパー猫なで声)」
「あらん! アントフネットさんなんて他人行儀ねん! 皆マミーちゃんって呼んでちょうだいん」
「ありがとうございますマミーちゃん! それでは俺は用事があるので! さようなら!(ハイパー猫なで声)」
なんとか脱出を試みる。
「あらん! 気の早い子ねん! 子どもが一人でこんな所を歩くのは危ないわん! うちに来なさい、力になってあげるからん!」
「ぐへっ………!」
やっぱり捕まったな……。あー、ドナドナが聞こえてくる〜……。
そのまま俺はマミーちゃんに連れていかれたのだった。
かけたーー( ; ; )




