二話 転生。あれ!?チートは!?
かけたー!
あれ?
あれれ?
あれれれれ?
なんか真っ暗なところにいる?
どこだここ?
分かんないけどなんだか……安心するな〜。
あ、なんか頭の上が開いたぞ?
お?おおおおお?!押し出される?!
せま!すっごい狭い!
あ〜、どんどん押し出されるなー。
あ、頭出たは。まっぶしー。
「¥¥$2€#3%42…^〆5+・〒8:8」
?
「€々+÷…・|^78〒*:々」
なんか誰か喋ってる
あ、全部出たわ〜
なんか……なんだか…………無性に寂しい!
あの安心するとこに戻りたい!
あ〜もう我慢できないわ〜。
「オギャー!オギャー!オギャー!」
お!なんかに包まれた。
「+々〆<05:〜3・1○→☆♪☆☆635〆々<6!!」
いや、意味わからん。とりあえず寝とこ。
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はいどうもー、みんなのアイドル高野くんだよ〜!
いてっ!いま石投げたの誰だ!ごめんなさい!
まぁ、高野佳です。いま訳の分からないことになっています。気づいたら赤ちゃんってね!もう笑うしかないわ〜(笑)
ぼくぜろさーい!なんてね(笑)
いたっ!また投げたな!ごめんなさい!
たしか俺、電車に轢かれたよな?
…………………なにこれ?
転生?転生なのか?いま流行りの?いや、流行ってるかは知らないけど……。
これが転生なら、チートは?チートはどこ?チートはいずこへ?
あれ?白い空間は?白い空間なしで転生しちゃったよ?いいの?白い空間なしの直結型?直結型なの?直結型転生なの?
へい!神様!オイラ転生してんよ?いいのかい?説明いいのかい?白い空間で神様の説明してチート授けなくていいのかい?
そこまで考えたところで頭に鋭い痛みが走る。
どうやら石を投げられていたのではなく、本当に頭が痛かったようだ。
あ〜痛ったー……。あれ?どんどん痛くなるぞ?やばい、泣くなこれ。
「オギャー!オギャー!オギャー!」
「$¥¥$#6〒×¥180|々2:3…5々+々<|-,…[0」
あ、なんか美人さんが来たぞ?ゲルマン系か?いや、東スラヴ系かな?へい姉ちゃん、オイラとあそばないかい?(笑)
なんつって(笑)
あいたたたたたたっ
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その痛みは2年程続いた。どうやら何か考え込んだときに痛くなるらしい。
まぁ、当たり前か。子供の身体に大人の頭脳だもんな……。どっかの少年探偵さんもビックリだぜ(笑)。
ここ2年で分かったことは、この部屋が中世風の内装だってこと。それと、いつも泣いたらやってくる美人さんは俺のお母さんだってこと。そのくらいかな?
お母さんは太陽の光で輝く白金色の髪を腰のあたりまで伸ばしている。目の色は青というより、やや水色よりだ。ちなみにおっぱいすごい!
みんなあのくらいのサイズだったら、世界は平和だろう。夢が広がりますなー(笑)!
あ、あとお父さんにも会った。お父さんは金色の目に長い銀髪を束にしてまとめた優しそうなイケメンだった。
ということは俺も将来的には?と、二人を見て少し期待した。
それから、どうやらこの家は、それなりに裕福らしく、たまにメイドさんを見る。
もちろんクラシックなメイド服だった。
言葉もある程度なら分かるようになった。どうやら俺の名前は、ケイ・エヴァンになるらしい。ケイは聖火に愛されし者という意味らしい。エヴァンは知らん。メイドさんがたまたま言っていたのを聞いただけだ。
以上が、俺の知りうる限りの情報だ。
だが、まだ知りたい事がある。
そう、それは………………
魔法があるかどうかだ!!!!!!!!!!
読んでくれてありがとうございます!
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