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決戦


 風のエンチャントを纏い、仲間とともに沙漠を駆ける。目前には砂埃を上げ、不気味な金属の軋みと四対の脚で地を這う轟音を鳴らしながら迫る巨体と、それから逃げる一組のパーティ。

迫る巨体がその巨大な尾を反り上げて先端の毒針をパーティーの方へ向けると、リーダーが肩に担いでいた少女を降ろし、背負っていた斧槍(ハルバード)を構えて魔物の前に立ちふさがる。


「命令だ! 生きて教会へ帰れ!」


背後の仲間にリーダーの聖騎士、キャロ殿の悲痛な叫びが響く。

魔物の毒針がピタリと止まった瞬間、スキルの効果範囲に入った。なんとか間に合ったようだな。


「その必要はない! 『救済の柱ピラー・オブ・サクリファイス』!」


身体が光りに包まれると同時に、前方にいるキャロ殿と魔物の間に光の柱がそびえ立つ。

魔物を引きつける憎悪作用《ヘイト》を持ち、敵の攻撃を引きつける光の柱を発生させる衛手(タンカー)のスキル。

効果は強力だが、柱が消えるまで使用した場所から動くことができず、その代償として柱へのダメージは全て術者に返ってくる。多くの衛手(タンカー)が使用を躊躇うといういわく付きだ。


――ブシャア!


突然眼前に現れた光の柱を貫かんと魔物の毒針から高圧の毒液が発射され、光の柱にぶつかって飛沫となり、落ちた雫が地面を溶かす。


「……うぐっ!」


そして、スキルの代償、柱の受けたダメージとして胸を貫く激痛が走る。


――ギィン! ギィン! ガギィン!


魔物は柱に突進し、右前脚のブレードを叩きつけ、左前脚のハサミで引き裂こうとする。

その度に腹を裂き、内臓をえぐる地獄の激痛に襲われる。


「大丈夫にゃ!?」

「くっ! はぁ! なんの……これしき!」

「あなた達! 早くこっちへ!」

「オッジさん!」「オールドマンさん!」「……おっさん!」


魔物のターゲットから外れたキャロ殿のパーティーが戦闘から離脱し、駆け寄ってくる、キャロ殿はあちこち傷ついてはいるが、いずれも軽傷、クライス殿とくろは魔力の消耗はあるが、ダメージは受けていないようだ。


「大丈夫ですか!? いま聖癒術(ホーリー・ヒール)を!」

「ぐうっ…… 私には不要だ。体制を立て直して撤退の準備を!」

「おっちゃん! はにゃにゃ、ちょっと我慢するにゃ」


みけが仁王立ちで耐える私の右手を取ってぺろりと舐めると、温かな感覚が右手から全身に広がり、全身を襲う苦痛が和らぐ。これで、まだ耐えられる。


 ユーリカが冷たい視線で睨みつける先には柱に攻撃を加え続ける巨大な魔物。次第に砂煙が収まり、その全貌が明らかになる。

幾つもの節に別れた分厚い装甲に覆われた全長十五メートルに渡る扁平な躯体、それに続いて伸びる巨大な尾の先には鋭い毒針、長いブレードに変形した右前脚、巨大な鋏を持つ左前脚、ギチギチと金属質の軋み音を発しながら巨体を支える四対の節足。両前脚が守る頭部には無数の単眼が不気味な赤い光を放ち、左右に開く巨大な顎がガチガチと音を立てる。


「討伐難度6、重装巨蠍ヘビーアームド・ストーカー! こんな所でお目に掛かるとはね」

「難度6ですか。道理で、我々だけでは手も足も出ない訳だ」

「……装甲が頑丈過ぎにゃ 物理攻撃も属性魔法も全然効かにゃい」

「攻撃も強力で僕の力じゃ二人を守るのが精一杯です…… せめて、あの尾をどうにかしないと逃げることもままなりません!」


希少種(レアモンスター)、しかも討伐難易度6…… 周到に準備したフルパーティでやっとというところか……


「ここは私一人で抑える。ぐっ……! 全員離脱だ。奴を倒すには戦力が足りない。 ぐはっ……!」

「……残念ながら、そのようね。ここはおじさんに任せて撤収するわよ! おじさん、救出の準備を整えて戻ってくるわ。それまで何が何でも耐えきりなさい! みけちゃん、先にミールまで走って。ギルド支部に救出隊を結成してもらいなさい!」


そうだ、ユーリカ。それで良い。


その間、柱に攻撃を続けていた巨蠍が再び尾を上げ、柱に毒針を突き刺し、毒液を注入する。


「ぎゃあぁぁぁっ!」


胸を貫かれ、内臓を溶解する毒液を注ぎ込まれる激痛に思わず声が漏れる。

いかん、これでは……


「うにゅ〜 だめにゃ おっちゃんを置いていけないにゃ」


――パシン!


ユーリカの平手がみけの頬を打つ。


「みけちゃん、戦場で生き残りたかったら感情を殺して最善を尽くしなさい。これは仲間を助けるためでもあるのよ」

「ふにぃ ……にゃ!」


みけは頬を抑えて少しの間俯いた後、目が覚めたように翠玉(エメラルド)の瞳を輝かせてキッと前方の強大な敵を見つめ、耳と尻尾をピンと立てる。


「いいわ。少し考えていなさい」

「オッジさん、私も残ります。私達二人なら奴を抑えるのも離脱するのも容易でしょう」

「そっ、そんなっ!? それなら僕も! 補助があった方が助かる確率が高いですっ!」

「……だめにゃ。おっさんを置いて全員で逃げるにゃ」

「くろちゃんの言うとおり。二人とも足手まといよ。おじさん一人残すほうが全員生還できる可能性が高いわ。 ……そうでしょ? おじさん」


交錯する三人の意志をユーリカが断じる。今はユーリカが最も私を理解する者だ。


「くふっ……! そうだ、こんな所で私は死なない!」

「ふふ、大したものだわ。みけちゃんは、どうしたいの?」


私の返事にユーリカが笑顔を見せ、微動だにせず敵を見つめ続けるみけに対して興味深げに尋ねる。


「くろちゃん、重力系は使えるにゃ?」

「……当然にゃ」

「痛いのは我慢できるにゃ?」

「……ちょっとなら我慢するにゃ」

「ユーリカちゃん 全員であれをやっつけるにゃ」


みけは瞳を一層輝かせ、静かに言う。

それは、ダメだ。


「みけ! ……がはっ!」

「うふふふふ…… 良い覚悟ね。作戦を聞かせなさい」

「うにゅ まず くろちゃんが強化した重力魔法で押さえこんであれの脚を壊すにゃ その間に私が尻尾をやるにゃ」

「……壊すにゃ」

「それで キャロちゃんが鋏の相手をして くろちゃんが風の魔法でブレードをねじ切るにゃ」

「ああ、任されよ」

「……ねじ切るにゃ」

「最後におっちゃんが全力のエンチャントを付けた剣で貫いてとどめにゃ」

「ふむ…… なるほど。 ぐうっ……!」


確かに、不可能ではないが……


「ま、脚を破壊するだけでも儲けものね。だけど、あの尾を破壊しないとその先は無いわ。 ……みけちゃん、簡単じゃないわよ」

「やるにゃ」


ユーリカを見つめるみけの眼に迷いはない。


「……信じるわ。指揮はキャロさんが執って。尾を破壊出来なかったらおじさんを置いてさっさと離脱よ」

「では、僭越ながら私がリーダーという事で。オッジさん、良いですか?」


まったく、仕方のない命知らず達だ。

ならば、私も皆を信じて全力で戦おうじゃないか。


「ああ、それで良い。ぐっ…… このスキルは憎悪作用(ヘイト)が弱い。攻撃を察知されればすぐにターゲットが移るから注意しろ」

「了解です! クライス、みんなを全力で守れ! 各自交戦レンジに散開! 尾からの毒液の発射に注意されたし!」

「ええ、いくわよ!」

「にゃ!」

「……にゃ」

「はいっ!」

「ああ、奴を倒すぞ!」


キャロ殿の凛とした号令に続き、それぞれの返答の声が響く。

さぁ、戦闘開始だ!



◇◇◇◇◇◇



 各自戦闘態勢を整えて散開し、重装巨蠍ヘビーアームド・ストーカーに対峙するとともに光の柱が消える。

巨蠍がギシギシと節足を軋ませ、その巨体をこちらに向けて尾を反り上げる。


「『|《物理防壁》プロテクション・シールド』!」


――ブッシャアァァァァア!


毒針からおびただしい量の禍々しい色の毒液が発射されると同時に、パーティを護る聖なる光の壁が展開し、黒煙をあげる飛沫が飛散する。


「くろちゃん、私を信じてくれる?」

「……今だけにゃ」

「それで良いわ」


ユーリカの蒼玉(サファイア)の瞳が光り、ローブがひらめき、足元に漆黒の魔法陣が展開する。


「エンチャント・ノクティア! 『混沌の攪拌杖|《カオス・ステア―》』!」


魔法陣から湧き上がる漆黒の闇が煙のように立ち上りくろの持つロッドを右手ごと包み込むと、くろは苦痛に耐えるように目を細めて耳を後ろに倒す。


「……にゅ! うにゅにゅ……」

「痛い? 緩める?」

「……冗談。余裕にゃ」

 

ユーリカの気遣いの言葉に対し、くろは耳を立て、オッドアイの瞳を輝かせて答えると、むにゃむにゃと呪文を詠唱しながら闇に染まったロッドの先端の宝玉を前方に向ける。

巨蠍の上空に、背筋が凍るほど不気味で巨大な漆黒の魔法陣が展開する。


「………… 『底無し監獄(ブラック・ジェイル)』」


――ズズズズ……


詠唱の完了とともに魔法陣から暗黒の帳が降り、重装蠍が真っ黒な円柱に飲まれる。

そして、地を揺るがす轟音とともに、魔法陣の直下の地面が強大な重力により巨蠍とともに円形に沈み込む。


「……つよい」


―― ガギッ! ゴギッ! ギチギチ…… ゴギャッ!


重装巨蠍が超重力に逆らうようにもがく度に四対の節足が軋み、次々に破断していく。


「よしっ! 効いてる! 良いぞ! くろ!」

「……にゅぐぐ」

「おっちゃん、鎧通し(スティレット)借りるにゃ!」


難攻不落の敵に与えた有効なダメージにパーティ全員が安堵する中、みけが私の腰から鎧通し(スティレット)を抜き、もがく巨蠍に向かって走り、風の魔法を使い、宙に浮かぶ暗黒の魔法陣の更に上空に飛び上がる。


「む!? いかん! 待て! まだ待機時間(ウェイト)が……」

「待てないにゃ」


超重力を利用して奴の尾を鎧通し(スティレット)で貫く気だ。

本来なら必要なはずの私のスキルを待つことなく、みけの姿が帳の中に落ちていく。


「ぎに゛いぃぃぃぃ!」


――ギャイィィン!


途端に苦痛に耐えるみけの悲鳴が上がり、スティレットが巨蠍の尾の根本の一番大きな関節に深々と突き刺さる。


「みけさんっ!? くろさん、魔法を止めて!」

「いや、まだだ、続けろ! 『君の痛みは私の物(ペイン・ディール)』! ……ぐぅっ」


救済の柱ピラー・オフ・サクリファイス』の待機時間(ウェイト)が終了するとともに『君の痛みは私の物(ペイン・ディール)』を発動させると、みけにかかる超重力の効果が私の身体に移る。

頚椎が、背骨が、骨盤が、体中のすべての関節が悲鳴を上げ、筋が引き裂かれ、内臓が押し潰され、たまらず地に膝を着く。


――ビシッ! ギギギギ…… バシッ! バキィィィィン! ……ズドォォン!


巨蠍がみけを落とそうと尾を持ち上げた瞬間に一際大きな破壊音が響き、巨蠍の胴体から尾が分離して地面に転がる。


「あの子ったら、無茶しすぎでしょ」「……ぐっじょぶ」「みけさんっ!」

「みけ君、よくやった! くろ、重力魔法を停止!」


上空に浮かぶ暗黒の魔法陣とともに巨蠍を覆う帳が消失すると、私の身体も超重力から解放される。

みけも僅かな時間とは言え、この重力をあの小さな体で受けたのだ、無事では済まないだろう。


「クライス、みけ君の救出を! 私は鋏の相手をする!」


キャロ殿が斧槍(ハルバード)を振りかざし、脚の殆どを失い這いつくばる巨蠍の左側から回り込んで突進する。


――ガギィン!


斧槍(ハルバード)が巨蠍の鋏を打つ音が響く中、巨蠍の尾の方から、のそのそと這いずるみけにクライス殿が駆け寄ると、そっと抱きあげて戦線を離脱し、パーティ後方に回る。


「みけさん、大丈夫ですか!? 今回復を! 『聖癒術(ホーリー・ヒール)』!」

「げふっげふっ! ふにゃあ ぺっちゃんこになるかと思ったにゃ…… これ、おっちゃんに返すにゃぁ」


みけは血を吐き、力の抜けた四肢をだらりと垂らしながらも、内出血の滲む右手には鎧通し(スティレット)をしっかり握っている。それを受け取ると、みけは安心したように目を瞑った。


「ああ、みけ、よくやった」


体中の激痛はピークに達し立っているのがやっとのことだが、その痛みに心が折れない限り、ダメージはすぐさま回復される。

そして、仲間の勇気が、信頼が、優しさが、私の心を支えてくれている。

それはつまり、私は決して死なず、仲間を護り通せるということだ。


「おじさん、くろちゃんにエンチャントを掛けるわ。覚悟しなさい」

「はぁ、少しは年長者を労わって欲しいものだな」

「何言ってるのよ。同い年でしょ エンチャント・ウィンディア! 蒼穹の操杖(ストラト・スタッフ)!」


耳を貫く高音が響き渡り、渦巻く疾風が黒のロッドを包み、宝玉が空の蒼に染まる。

クロのツインテールがふわりと浮き、そのオッドアイが爛々と輝きを放ち、ロッドの先端に青白い風の魔法陣が展開する。


「……キャロ、巻き込まれ注意 ………… 『歪懐の爆風《ストレイン・ブラスト》」


――ゴオォォォォ!


魔法陣から渦を巻く暴風の塊が巨蠍の右前脚のブレードに向けて発射される。


――ギリギリギリギリ…… ブチ…… ブチブチ…… ゴリュッ! ……ズゥン!


キャロ殿に向けられていたブレードが暴風に巻かれ、軋みを上げながら振動し、やがて耐えられなくなり風の流れに任せるままにねじ切られ、地面に落ちる。


「よし、こちらも! はあぁぁぁぁあ! 『キスリング流斧槍術・月光斬(ゲッコー・ドライブ)』!」


――バキイィン!


ブレードが地に落ちる轟音とともに、キャロ殿の渾身の力を込めた斧槍(ハルバード)の刃が閃き、宙に円を描いて巨蠍の左前脚の鋏の根本の関節をすり抜ける。


――ズズン!


「よし、無力化成功だ! オッジさん、トドメを!」

「それじゃ おじさん、思いっきりいくわよ! エンチャント・フレイミア! 『|劫火の聖剣〈レーヴァンティーン〉』!」


ユーリカの足元に真紅の魔法陣が展開し、スティレットが魔法陣と同じ真紅の炎に包まれ、やがてそれが収束し、高温に白く輝くロングソードの形状を成す。


「ぐうぅぅぅっ! ユーリカよ、私に恨みでもあるのか?」


気を抜けば右半身ごと蒸発する程の熱量を持つ剣に意識を奪われ無いよう心頭を滅却し、正眼に構え、巨蠍に向ける。


「ふふふ、とんだ言いがかりだわ。一番オイシイところよ。しっかり決めなさい」

「ああ、言われるまでもない! キャロ殿、退がられよ! 奴にトドメを刺す!」

「はいっ! 後はお任せします!」

「おおおおぉぉぉお!」


がら空きになった巨蠍の頭部、無数の赤い単眼が並ぶ中心、ガチガチと不気味な音を立てるて開閉する鋭い大顎に構わず、そこに突入して炎の剣を突き立てる。


――ドンッ! ゴオオォォオ!


巨蠍の分厚い装甲の関節という関節の内側から轟音とともに真紅の炎が噴き出し、単眼に灯った不気味な赤い光が消える。

やがて炎が消え、虚ろになった巨蠍の残骸が光となって蒸発し、金色に輝く宝玉に凝集する。



重装巨蠍ヘビーアームド・ストーカー討伐完了! みんな良くやった!」

「ふぅ、終わったわね」

「……やったにゃ」

「皆さん、お疲れ様です!」

「ふにふに」

「全員無事で何よりだ。 みけ、大丈夫か?」


振り返ると先程までぐったりしていたみけが、何事もなかったかのように右手の甲をペロペロ舐めている。


「にゅ ねこヒールがあるからもう平気にゃ おっちゃんも痛いの治すにゃあ」

「あ、ああ…… 頼む」


「え? 回復したとは言え、あれだけの傷を負って、もう、ですか?」

「……そのスキルって、そんなに強力な回復力あったかしら?」


私の手の甲を舐めるみけを、クライス殿は驚愕の目で注視し、ユーリカは目を細めて不信の目を向ける。

みけは慌てて俯き、未だ翠玉(エメラルド)に輝く瞳を伏せる。


「……『生体修復(リジェネレイト)』にゃ」

「にゅぐ…… ね ねこヒールにゃ リジェネレイトなんて知らないにゃ あ くろちゃんにもねこヒールかけてあげるにゃ!」


ぼそっと呟くくろの言葉を、みけが慌てて誤魔化し、くろの右手を取って同じようにぺろりと舐める。


「……間違いなく『生体修復(リジェネレイト)』にゃ」

「は? 『生体修復リジェネレイト』と言いますと……」

「『勇気の加護』持ち固有の回復スキルね。私も初めて見たわ。 ……それに、その身体能力に属性魔法。みけちゃん、あなたの本当の適正は万能戦士(マルチローラー)でしょ?」

「『勇気の加護』持ちの万能戦士(マルチローラー)ということは…… そうか! みけ君は勇者だったのか!」


キャロ殿が発する『勇者』という言葉に、みけの今までの行動を思い返す。


「ふむ、なるほど。それなら合点がいくな」

「みーけーちゃーん?」


ユーリカは背筋が凍る様な冷たい瞳でみけをギロリと睨みつける。途端に恐怖でみけの毛が逆立ち、尻尾を隠し、耳を後ろに倒す。


「にゃ…… にゃあ?」


その後、暫く休息を取っている間中ずっと、みけはユーリカに説教され続けていた。

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