乾布摩擦(200文字小説)
「ハックション!」
「風邪でもひいたの?」
「いや、風邪ひかないように寒風摩擦をやったんだけどね」
「寒風摩擦?」
「今朝は寒かったからなあ」
「あなた、それ乾布摩擦のことを言っているの?」
「は?カンプ?」
「それで、外でやったのね。それじゃあ風邪をひくわよ」
「寒風摩擦なんだから外でやるだろう、普通」
「バカね。乾いた布で乾布摩擦なの。寒い風に当たってどうするのよ」
「へ?」
そんな無知な亭主の顔に一筋の鼻水が…。
「ハックション!」
「風邪でもひいたの?」
「いや、風邪ひかないように寒風摩擦をやったんだけどね」
「寒風摩擦?」
「今朝は寒かったからなあ」
「あなた、それ乾布摩擦のことを言っているの?」
「は?カンプ?」
「それで、外でやったのね。それじゃあ風邪をひくわよ」
「寒風摩擦なんだから外でやるだろう、普通」
「バカね。乾いた布で乾布摩擦なの。寒い風に当たってどうするのよ」
「へ?」
そんな無知な亭主の顔に一筋の鼻水が…。
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