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第十三話

ダンケルクを止めてポケット戦艦とオークランド型巡洋艦にします。

ーーーーーそれから半年ーーーーー

ニライカナイ島にある王国府の一室で会議が始まろうとしていた。

「とりあえず、楓君。現在分かっていることを報告して欲しい。」

「はい閣下、現在B-29により半径3000キロの状態がわかりました。このニライカナイから北に行きますと大陸がございます、また巨大な灯台や石造りの城壁で囲まれている港が半径内での孤島はこの島以外には無いそうです。なお東に向かってとびたった彩雲より2000キロ地点に巨大な港を発見したそうです、港内には多数の帆船が確認され、複数の入港待ちの船もあったそうです。さらに内陸部には王城のような建物や、砦が発見されたそうです。あと飛竜なども居たそうです、これは前回戦ったような奴ではなく蜥蜴みたいな感じだそうです。なおB-29は高高度に上昇したところ高度3000メートルで追跡を止めたそうです。他は帆船等が確認できましたがそれ以外は目ぼしい報告はありません。地図はカメラで撮影したもので完成しましたが、海図は大まかには出来ておりますが水深等は不明です、以上になります。」

「ふむ、わかった。そうなると国家はあるわけだ。・・・よろしい艦隊を出して東に向けよう、国家が在るのならば交渉も出来よう。」

「はい、分かりました。司令官は誰にしますか?」

「私だよ、初めての異世界人との接触だ。だから私が出る、決定事項だからな。」

先に釘を刺しておく、そうしておかないとここから出れない可能性が高い。

「・・・安全とは言えませんが御命令ならば従います。ですが私も付いていきます!!」

「断っても付いてくるだろうから別に良いよ。じゃあ準備を宜しく。」

「了解しました。」

 敬礼し楓君がいなくなると一息つく、本拠地はここで良いとして、とりあえずは他にも補給地を持たないといけない。海の上では乗員のストレスがたまるしな、水上機母艦等を共に行動させても半年が限界だろう。理想的なのはハワイ諸島ほどの大きさのある島だが、まあゆっくり探すとしよう。そう考えると私はベッドに横になり眠りに付くのであった。



ーーーーー1週間後ーーーーー

「ようやく準備が整ったか。」

艦隊を見ながら呟く、現在艦隊は戦艦二隻、空母二隻、巡洋艦六隻、駆逐艦二十四隻で編成されている(他に補給艦の間宮、修理艦の明石、強襲揚陸艦神州丸、秋津丸、二等輸送艦201号艦、202号艦、水上機母艦の日進、浮きドック艦の曙、油送艦の鷹野が付く)。残りはここの防衛艦隊として留守番になる、旗艦は大淀。時間が比較的あったので大半の艦は高コストの駆逐艦で編成できている(なお松は解体し作り直され、現在は練習艦になった。ドッグでの建造を可能にする技術の蓄積の為だ。兵員は百人単位で召喚出来たので訓練中。)。

戦艦 比叡

改装点

主砲揚弾機を大和型に換装

12.7センチ高角砲を長10センチ高角砲に換装

レーダー、逆探を改装

主機をビスマルク型の高圧缶に換装(航続距離の延長と速度の確保)

消費魔力 32020(基本10000、排水量22000、艦載機20)

同型艦 霧島

空母 翔鶴

島に来る嵐に耐えられるように密閉式格納庫を採択している艦が選ばれた、開放式格納庫の場合流される危険がある。

改装点

エンクローズド・バウに艦首を改装

試験的にアングルド・デッキの装備

油圧カタパルト装備

艦内の防火設備、隔壁の増加

艦載機

戦闘機

烈風改×30

エンジンをB-29のに換装、出力を向上させると共に機動性能の向上を行う。追加装備で射出座席を追加。

攻撃機

流星改×40

烈風と同様にB-29のエンジンに換装、防弾性能を向上させるが設計の一部にシュトルモビクの防弾板配置を反映させる。

偵察機

彩雲×14

緊急時用のロケットを装備できるようにする。

消費魔力 33400(基本10000、排水量、15000艦載機8400)

召喚した後寝込みました。

同型艦 瑞鶴

巡洋艦 アドミラル・グラーフ・シュペー

改装点

対空砲の増加 150ミリ単装砲を外し対空砲を増設する具体的には長10センチ高角砲、40ミリ連装機銃、20ミリ四連装機銃

艦体を大型化する、装甲の薄さが致命的であるのでシャルンホルストと同様の装甲を与える(主甲帯150ミリ、甲板50ミリ)

船体の大型化、重装甲に伴う速度の低下の為、主機関を増やし四軸推進にする。

水上機をアラドAr196A-1から零式水偵に載せ変え

結果 一回り小さいシャルンホルストのようになった。

消費魔力 11200(基本1000、排水量分2000、改装費8000、航空機200)

同型艦 アドミラル・シエーア、ドイッチェラント、リュッツオウ

巡洋艦 アトランタ

中期計画のオークランド型巡洋艦、空母直俺用の巡洋艦。

改装点

533ミリ四連装魚雷発射管を九三式四連装酸素魚雷発射管に変更

消費魔力 2000(基本1000、改装費1000)

同型艦 オークランド

駆逐艦 島風×12 秋月×12

島風

改装点

全長を150メートルに延長

主砲を長10センチ連装高角砲に換装

ヘッジホッグを二基追加

可能な限り40ミリ、12.7ミリ機銃の増設

機関は交互配置にして生存性を向上させる。

消費魔力 1850(基本500、排水量分750、改装費600)

秋月

改装点

島風と同じ

消費魔力 1900(基本500、排水量分850、改装費550)

水上機母艦

日進

長10センチ高角砲を四基設置

25ミリ機銃を40ミリ機銃12.7ミリ機銃に換装

機関を島風のと同じものに換装

甲標的は全廃、代わりに格納庫には大発を収容する

消費魔力 1075(基本500、排水量分175、改装費400)

強襲揚陸艦 秋津丸

改装点

飛行甲板を空母と同じものに、その際不要なデリッククレーンは撤去

油圧カタパルト設置

艦載機

攻撃機

JU-88G シュツーカ×8機

なおシュツーカにするのは地上軍の支援の際、地上の前線飛行場に下りる可能性があるため。引き込み脚だと足が取られて前転する危険がある。

消費魔力 1800(基本500、改装費500、艦載機800)

二等輸送艦 201号艦

迅速な揚陸の為に存在する、船体鋼材を含めて大幅な改造が行われた。船体も大型化された。

消費魔力 1000(基本500、改装費500)

同型艦 202号艦

浮きドッグ艦 曙

十隻で連結し洋上の整備ドッグになる、召喚時十隻でてきたので魔力消費は一隻分

消費魔力 500

油送艦 鷹野

飛行甲板を全通に変更、格納庫を追加

艦載機

戦闘機

烈風×20機

消費魔力 1575(基本500、排水量375、改装費500、艦載機200)

となっている。

「では出港するか。」

「了解しました、全艦出港。手透きの者は上甲板。」

静かに艦隊は海に乗り出した、まだ見たことのない大陸に向かって。

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