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第51話 上陸準備

ーーーーー第一艦隊・大和ーーーーー

「第二艦隊との合流完了しました、損傷した島風と巡洋艦を合計8隻拿捕した船と共にヨルトリンゲルに回航したそうです。」

楓君が報告してくれる。

「ありがとう、予想より損害が少なくて何よりだ。」

話しているとアリシアが俯いている、やはり

「かつての味方が沈められるのを見るのはやはり気分が悪いでしょう?下がっても良いのですよ」

私がそう言うと

「嫌、見させてほしい。袂分かったつもりだが今ここでけじめをつけておきたいんだ。」

当人が望むのならばそれで良いか。

「無理でないなら問題ないですね、公爵達は上陸作戦終了後ヨルトリンゲルに送ります。砦の説明にはあなた方の力が必要ですので。」

「分かりました、飛竜は連れてきていないので近くに連れて行ってもらえますか?」

首を捻りながら考え、返答する。

「我々は敵の後方に上陸し攻撃することになります。事前に砦に連れていくのは厳しいと思いますので戦闘終了後にお送りします。轟音がしますが砦の方々には我慢していただくとしましょうか。」

納得したように頷いていた。砦の人たちはシェルショックにならないと良いんだけどな。

「蝦夷級以下上陸部隊に通達、上陸準備開始。戦艦・巡洋艦郡は前進し上陸前の予備砲撃を開始する、空母からは直俺機を上げるように、駆逐艦は周囲の警戒をさせろ。以上だ」

「了解」

海岸に敵がいることは確認済みなので上陸作戦のテストケースになってもらうとしよう。生け贄は必要だし。

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