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第24話 帝国戦爆連合騎現る

ーーーーー帝国空軍戦爆連合竜騎隊ーーーーー

「しかし、貧乏くじだよなー。」

 戦闘騎の騎士が隣の騎士に話しかける。

「確かにな、しかし皇女様も用心に過ぎると思うんだがな、いくら敵の公爵を殺す機会があるからって爆撃騎まで投入しなくてもいいだろうに。砦の攻撃には一騎でも多くの爆撃騎が必要だというのに。」

※皇女は今回の王国侵攻軍の指揮官をしております。総戦力は20万、後方に予備軍10万も控えています。

「あー、砦の攻撃に妹がいるんだっけ。それなら確かにそっちにまわして欲しいよなー。でもよ、公爵がこっちに来たのは王国の秘密兵器があるかららしいぜ。ここで損傷でも与えて後退させたいんだろうな。そしたらヨルトリンゲルをとりやすくなるからな、ま、これだけの竜騎がいるんだ。万に一つの負けもないだろう。」

「そうだと良いんだが・・・いや悪く考えるのはよそう。悪い予感は当たらないのに越したことはない。」

「うん、うん。そのいきそのいき、じゃあ頑張ってお仕事行きますかー。」

そう言うと竜を加速させるのだった。

※戦闘騎に乗れるのは魔法騎士というエリートで数は一握りしかいません。帝国でも合計して200騎しかいないのでどれだけ貴重かわかると思います。爆撃騎は二人乗りなので結構数が揃えやすいのです。戦闘騎の装備は革鎧と油壺1つ(重量25キロほど)爆撃騎は金属鎧と油壺4つ(合計100キロほど)


「な、なんだありゃあ。」

大きく口を開け唖然としているのは先ほど陽気に話していた騎士だ。現在彼らは主力艦隊をその視界に収めている。一番小さい船でも帝国の戦列艦よりも大きい。

「これが王国の奴らの秘密兵器か‼だが我々は引く訳にはいかない。総員攻撃準備、一番大きい船に攻撃を仕掛ける。戦闘騎隊は先に攻撃し敵船を撹乱せよ、あの図体だから動きは遅いはずだ。」

爆撃騎隊の隊長が命令を下す。

※地上・船舶攻撃の時は爆撃騎隊の方に優先権がある。

「了解、行くぞ、てめえら」

戦闘騎隊が攻撃を仕掛け、大和に複数の命中弾が出る。

「よっしゃ、あの図体だから当て放題だぜ。」

強風で船の全貌が現れたとき彼らは言葉が出なかった。

「何で・・・何で無傷なんだよ‼」

彼らのなかではその船はもう使い物にならないはずであった。この時点で彼らはきずくべきだった。相手をしているのが常識の通用しない相手であるということを。今きずいても逃げることはできないが。


ーーーーー大和・第一艦橋ーーーーー

「損害報告」

「損害軽微、上甲板のチーク材が燃えただけです。現在は消化作業も終了しました。戦闘行動に支障はありません。事前に乗組員は艦内にいれていますので人的損害も皆無です。」

「よろしい、では我々は攻撃を受けたため自衛のために反撃に出る。戦闘機隊に連絡、用は済んだ、消せ。以上。」

「了解、伝えます。」

さて殲滅にどのくらいかかるかな。

戦闘騎:バランスのとれた飛竜に一人で乗る。エリートの代名詞とも言える。一人で乗るため魔法も槍も扱えないといけない。時速250キロほど、革鎧を装備する。

爆撃騎:スピードよりも力が強い飛竜に二人で乗る。フルプレートアーマー、竜にも専用の金属鎧を着ける。時速200キロほど。

偵察騎:スピードに優れた飛竜に二人で乗る。防御の為の装備は全部外しているため戦闘能力はないに等しい。一番人気がない。

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