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アルテミス  作者: 田中嘉彰
9/9

アルテミス地球圏市民へ演説する

「合衆国市民の皆さん。私はアルテミス。」彼女の姿が各都市の上に巨大なホログラムとして、そして各家庭のテレビに映し出されている。


「私は臨時大統領に命令しました。大富豪の資産の半分を全ての人に均等に配分します。これで私が本当の支配者である事が分かったかしら?そして私は言論の自由は保証します。だって私には痛くも痒くもないから。今デモをしている方々も辞める必要はありません。ネットなどで、私の事こき下ろしている人々も辞める必要はありません。今は私の言葉が信じられないでしょうけど、時間が経っても、私が取り締まりらない事を知るでしょう。

 

 現在の政治形態も維持していただいて結構ですよ。現に次期大統領選出にむけて選挙活動も始まっています。あなた方ご存知の通りです。では、良い日をお過ごし下さい。」そう言うとホログラムは消えた。

 

「おい、本当だと思うか?」アルテミスの放送を聞いていたヤマダが言った。彼らは小惑星帯に居る、アップワードおじさんの所に匿われていた。アップワードおじさんは表向きは廃品業者だが、殺人以外は、そこそこにこなす、少し悪い人だ。小惑星帯で稼ぐためには良い人の面ばかりではやっていけない。でも、あまり悪くなりすぎても抗争で殺される。そこをうまく渡っているアップワードおじさんは意外と凄いのだ。しかし見た目はパッとしない。背は高いが見事にでっぷりと突き出た腹。程よく小汚い格好。でもそれが不思議な安心感、時には微妙な優越感を相手に感じさせていた。


「お前らサボってるんじゃねえ。タダ飯食わせる訳にはいかねえんだぞ。」アップワードは言った。

「おじさん。すげえことになってるんだぜ?一気に太陽系の支配者が変わったんだ。何とも思わねえの?」とヨシュア。

「そんなことは、ここには関係ねえ。小惑星のこと何なんざ、このお嬢さんは関心ねえよ。」テレビに映るアルテミスの事をアップワードは言った。


「何だ、見てたんじゃん。じゃあ何か俺達にもチャンスがあるんじゃねえの?下克上だぜ?」脳天気にヤマダが言った。

「どう下克上するんだ?地球にもいないのに。」とアップワード。

「それは・・そうだ!コイツ、このアルテミスと知り合いなんだぜ。アップワードさん。」とヤマダ。

「お前それは・・何となく彼女じゃないかなってだけで・・」ヨシュアは何故か少し照れている。

「お前、嘘も、もう少し上手くつけ。そんな頭の悪いことじゃここで商売はできないぞ。とにかく仕事をしろ。全部ロボットがしてくれるわけじゃないんだ。」そう言うとアップワードは出て行った。


「あーあ全然信じねえよ。でもさ、ストルムグレンから逃げるのに、地球へ行くのも良いんじゃねえの?おじさんだってストルムグレンにバレたら、戦ってまで俺達を助ける訳には行かねえだろう?」とヤマダ。彼も、このまま匿われ続ければ迷惑を掛けてしまうことを危惧していたのだ。


「そうだなあ。バレるのも時間の問題かも知んねえし。でも地球かあ・・かったりーなあ・・遠いじゃん。」とヨシュア。

「お前、ストルムグレンが、えげつないの知ってんだろう?あいつ最低の奴だぜ?おじさんのこと考えろよ、ちっとは。」とヤマダは言った。

「お前からそんな言葉を聞くとはな・・・変わったもんだ。」とヨシュアは言った。


「アルテミス。官僚たちの動きが不穏です。推測ですが、弱いサボタージュをしているようです。」とオリオンは言った。例の、大富豪の財産半分を太陽系全市民に配分する計画だが、官僚たちは、口では媚びへつらいながら仕事が奇妙に遅いのだ。各部署にはオリオンの端末が派遣されているが、何分にも紳士的なので舐められてしまっていた。

「サボっているのは誰?」とアルテミス。

「・・・、・・・、・・・・、・・・、・・。」とオリオン。スクリーンに数十人が映し出された。

「かなりいるのね。分かったわ。この人たちを集めて下さい。そうね、合衆国議事堂でいいわ。今すぐね。」とアルテミスは言った。


「おい、お前も呼ばれたのか?」サボっている官僚の一人が言った。議事堂に向かうものがだんだんと集まっている。多分、今議事堂に歩いているのは全員が呼び出しを受けたものだろう。その中にオリオンの端末もいた。


「オリオン様、何かあったのですか?」サボリの一人がオリオンに声をかけた。

「議事堂に着けば分かりますよ。私からは言えません。」とオリオン。不安な顔になる官僚の一人。


 2人を除いて全員が議事堂に集まった。オリオンが真ん中にいる。そこへアルテミスが瞬間移動して現れた。


「アルテミス様」深々と頭を下げる者もいた。しかし毅然と見つめるものも。


「こんにちは。あなた方について良くない報告を受けました。故意に仕事を遅くしているそうですね。」とアルテミス。彼女はこう言いながら一人一人の心を読んでいた。


 彼女に内心賛成していない者。とにかく足を引っ張ることに喜びを感じている者。

「・・・、・・・、・・・あなた方を解雇します。・・・・・・あなたを解雇します・・」アルテミスは機械的に宣言していった。

「かしこまりました。アルテミス様、彼らを解雇いたします。」オリオンが答えた。議事堂には5体のオリオン端末がいた。それぞれが見た画像が全太陽系に放送されている。


「待ってください!いきなり何ですか!あなたにそんな権利はない!」サボリの一人が口を滑らせた。

「やはり勘違いしてますね。人間とは・・私のことを侮っているのは知っています。それが通用するかしないか、判断さえできないのですか?」とアルテミス言った。彼女はそのまま浮かび、その言葉を発した男の元に進んだ。男は少し後ずさりしたが、何者かが、足を掴んだかの様に動きを止めた。動かなくなった足を見たり、アルテミスを見たりする男。

彼の目の前で止まるアルテミス。


「この決定をする権利?私にあるか・・?そうね。あるのよ。あなたはクビよ。」とアルテミスが言うと男は床から数センチ浮き上がり、滑るように議事堂の外に飛ばされた。倒れる男など知らない、と言わんばかりに閉まる扉。


「さっき言った事に変更はありません。あなた方が自分から豊かさを捨てたのです。私はそんなに多くを奪わなかった。確かに給料は下げたけど、あなた方は貰い過ぎだったのよ?変更後の給料だって十分に富裕層と呼べる額だった。しかしそれすら失った。原因は私を侮った事、そしてオリオンを侮った事。名前を呼ばれなかった方は、このまま仕事を続けてください。そして、分かりが悪いみたいだからもう一度言います。名前を呼ばれた者はクビよ。ここから出て行きなさい。」そういうとアルテミスは瞬間移動して議事堂から消えた。そこに武装したオリオン端末が入ってきた。中央部に行くと呆然とする彼らに武器を向けた。

「決定は覆りません。ここに一定時間以上留まれば攻撃します。名前を呼ばれた方はどうぞお帰りください。名前を呼ばれていない方は仕事を続けてください。そしてもう少し仕事の速度を上げてください。誤解を受ける事が無いように。」武装していないオリオンの端末が言った。


 小惑星帯で数分遅れの放送を見ながら

「おい見たかよ、飛ばされた奴の顔。すげえビビってんの。」大笑いしながらヤマダは言った「そりゃビビるだろ。浮かんで飛ばされるなんて滅多にないぜ?」とヨシュア。彼らは仕事を片付けて食事を摂っていた。


「アップワードおじさん。俺、アルテミスって好きだな。良い奴じゃないすか?」とヤマダ。

「まあな・・今のところは。しかし何を考えているのか分からんぞ?こういう女は。」とアップワードは言った。

「こんな女みたいなの知ってるの?おじさん。」とヨシュア。

「まあな。俺も昔は女には困らなかった。」とアップワード。


「なあヨシュア。ほんとに地球に行こうぜ?アルテミスに会いに。」とヤマダは言った。

ヨシュアはまずいことを言うな、という顔をしたがヤマダは気づかない。

「何だ、お前ら、地球へ行くのか?」とアップワードは言った。

「いやあ、まだ決まったわけじゃないんすけどね。ずっとここにいてストルムグレンの奴に見つかると、おじさんにも迷惑かけちゃうし。」とヤマダ。

「そんな事を気にしてたのか。まあ・・そうだな、厄介者はさっさと出て行ってくれた方がこっちも助かる。」アップワードはそう言って笑った。

「アップワードさん。コイツほんとにアルテミスと、なんていうか・・頭ん中で会ったんすよ。」とヤマダ。

「何だ。頭ン中って。」とアップワード。


「・・・ストルムグレンに騙されてミサイルを運んだ時、多分、彼女だと思うんだけど、彼女が早く逃げろって、その・・頭ん中に話しかけてきて。」とヨシュアは言った。アルテミスの力を皆が知っている今だから言えるが、おかしくなったのかと思われるのを恐れて今まで言えなかったのだ。


「お前にもそういう力があるのか?」とアップワードは言った。

「いや、俺にはそんな力は無いよ。だから何でアルテミスが助けてくれたのか分からない。」とヨシュア。アップワードは暫く考えた後「地球へ行ってみるのも良いかもしれん。厄介払いもできるし、お前たちには却って安全かもしれんな・・・ストルムグレンからは逃げたほうが良い。あいつもアルテミスには勝てないだろう。」と言った。


「せっかくアルテミスに会っても、ストルムグレンに引き渡されたりしてな。」ヤマダが言った。

「お前そういう事言うなよ。」とヨシュア。

「その時はその時だ。俺が助け出してやるよ。」とアップワード。

「おじさんそんなこと出来んの?」とヤマダ。

「さあな。一応努力はするさ。」そう言ってアップワードは笑った。

「すげえ、当てになんねえ・・」ヤマダは言った。


 アルテミスの解雇宣言から数日後。富裕層の財産配分は実行された。お金を貰っておきながらも、アルテミスを非難する言葉もデモも相変わらずだ。しかし彼女を支持する言葉も増えてきていた。未だに言論は自由だし、デモも鎮圧されない。暴徒と化したものは容赦なく捕まったが、そのことに対する批判は僅かだった。

 

「まだ、言論の自由が保証されていると、思っている者は少ないようです。ネット上では泳がせて皆殺しにする気だ、と言った言葉が多く見受けられます。」とオリオン。

「もしかしたら、私を信用するって事は無いのかしらね?でも何年も経ったら、批判する者ほとんど居なくなるでしょう。私は本当に何とも思っていないのに、信じられないのね。仕方ないけれど。」アルテミスは言った。


「残った戦艦の破壊はいつになるの?」とリクトが言った。

 次にアルテミスは、残った合衆国戦艦が太陽に突っ込む光景を全太陽系に放送するつもりだ。今残った合衆国戦艦は最大加速で太陽に向かっている。


「今現在、戦艦軍は金星の軌道に接近しつつあります。3日後には太陽に突入します。」と

オリオン。

「脱落した船はない?」とアルテミス。

「いいえ。ありません。3226隻、全てが太陽に向かっています。」とオリオン。

オリオンが管理している戦艦をハッキングすることは、今の合衆国の技術では出来ないけれど、万が一、戦艦を盗まれたりしたらアルテミスは気分が悪い。


 最初ヨシュアはアルテミスに会いに行く事など本気ではなかった。しかし今は彼女に

会ってみたい気持ちが抑えられなくなっていた。


「なんかさ。会ってみたくて、あの子に。」とヨシュアは言った。

「お前、もしかして好きになったとか?」ヤマダは言った。

「好きって、そんなんじゃないような・・ただ合わなきゃいけないような・・そんな気がするんだ。」ヨシュアはふざけるでもなく言った。ヤマダは、ふざけて返されるのを期待していたのに。

 

 地球へ向かう準備を進めるヨシュア達。幸いアップワードおじさんの廃棄物運搬船が、地球へ向かう事は怪しいことではない。しかし、今地球へ向かうと、多少は余計な詮索をされるかもしれない。ヨシュアが生きている事は、アルテミスに会うまでストルムグレンにバレない方がいい。


 木星に出向いて行くのか、それとも地球へ攻撃して来るのを待つのか。アルテミスは迷っていた。

「独裁者に負ける事は無い。我々は勝つだろう!・・・」木星基地の司令官はアルテミスが送った降伏通信にこう返してきたのだ。


「困ったわね。私達が合衆国艦隊に簡単に勝った事は知っているのに・・不合理だわ。その事実を知っているのに、まだあんなことを言うのは何故なのかしら」アルテミスは苛立ちを隠さない。本心から分からないようだ。


「考えたんだが、気がかりがあるんだ。木星にも私のような者がいて、オリオンのようなコンピュータを作ったら?彼の頭の中では人間よりはるかに早く、休む事なく研究が出来るだろう?もちろん仮想現実でだが、その精度はかなり高い。こちらの脅威となるほどに科学技術が発達したら厄介だ。」とハッデンは言った。


「オリオンみたいに凄いのを奴らが作れるかな?」とリクト。

「侮る事はできないよ。窮地に陥ると人間はなんでもする。」とハッデン。

「そうね・・・やっぱり従わせるか、滅ぼすか、近いうちに、はっきりさせておいた方が良いかもしれないわね。」アルテミスは言った。


「ネット上にも木星に残った艦隊に期待する書き込みがあります。数はわずかですが。」オリオンは言った。

「ここがもう少し落ち着いたら、木星へ行こうかしら?でも木星に彼らがいてくれないと。行ったら、彼らが地球へ向かった後では少し厄介ね。」とアルテミスは言った。


「彼らの飛行経路は限られるが、そう単純に地球へは向かわないかも知れない。我々に鉢合わせしない為にね。数千万キロ離れてすれ違ったりしたら、我々にも発見出来ないかもしれないが。

 落ち着いたら・・か、どのくらいを目安に考えているんだい?アルテミスは。」とハッデンは言った。「富の分配がかなり有効だったみたいだし、戦艦の廃棄も効果的だと思うの。それを放送したら出発しようと思うわ。」とアルテミス。


 富裕層の半分の財産を全太陽系市民に配布した事で、アルテミスを褒め称えるものも出てきている。人間なんてそんなものなのだ。元々自分の貧しさに不満を抱いて、他人の不運を喜ぶ人間のなんと多いことか。しかしまだ独裁者を糾弾する!と息巻いている者の方が多かった。

 

 太陽に向かう、廃棄される戦艦軍。それらは遂に水星の軌道を超えた。

廃棄される戦艦軍が水星の起動を超え、さらに太陽に向かってゆく。太陽の熱に曝され頑丈な装甲も溶け始めた。ドロドロの金属の塊になり太陽に飲み込まれてゆく数千隻の船。

「戦艦が全て太陽に近辺で蒸発しました。」淡々とオリオンが言った。

「そう。遂に人類から全ての武器が消えたのね。私達の武器だけを除いて。」とアルテミスは言った。

 

 程なくして、合衆国の財務官僚が面会を求めてききた。アルテミスに会うなんて恐怖のはずなのだが、居ても立っても居られないらしい。

「お会いくださって光栄です。アルテミス様。」財務官僚は言った。言っておくがアルテミスはこんな風に、おずおず、びくびくすることなど求めたことはない。


「別に会いたいというのならお会いしますよ?仕事でしょう?」とアルテミスは言った。

「あ、はい誠にその通りで・・・。今日伺いましたのは・・その・・戦艦の廃棄についてなのですが・・あの戦艦は合衆国軍の所有で・・損害額は大変な額に上ります。それらはつまるところ税金なのです。」と財務官僚。

「知っているつもりですが・・それが何か?」とアルテミスは答えた。彼女には本気で分からないのだ。

「合衆国市民にどう説明すればよろしいのでしょうか?」と財務官僚。

「説明は私がします。人類から武器が消えた。喜ばしいことではなくて?」とアルテミスは言った。財務官僚は自分たちに押し付けられるとハナから決めてかかっていた。しかし嫌な役はアルテミスがやるという。それを聞いた彼は言った。「そうですか!それでしたら結構です。お考えのままにしてください!」と財務官僚。そう言うと彼は嬉しそうに去って行った。


「ねえハッデンさん。彼は自分が嫌な仕事を押し付けられる事の心配ばかりしていたわ。それが不安で、しょうがなかったらしいの。だからわざわざ会いに来た。私なにか匂わせたりしたかしら?」とアルテミスは言った。

「考えることはないよ。この政府はそういう人間ばかりが残ってしまったんだ。彼は自分が嫌な仕事を押し付けられなければそれで良い。後はただ、システムに乗って給料を貰えればいいのさ。」とハッデンは言った。


 アルテミスは早めに木星に残った艦隊を叩いておいた方が良いと判断した。「やはり、木星を放って置くのは好ましくないかもしれないわ。地球はヘレナに任せて私たちは木星に行ったほうが良いと思うの。」彼女は考えを変えた。やはり木星の艦隊を残しておけば、地球にも、木星艦隊に期待してしまう者が出てしまう。何となくだが、殺しすぎかしら?などと思ってしまっていたが、厄介なものは早めに取り除いておいた方が良い、彼女は思い直した。

「そうかもしれないね。地球はヘレナがいれば大丈夫だろう。そもそも核兵器は我々が押さえたし、戦艦はもうない。」とハッデン。


「木星かあ、すげえな。しばらく周りを回ろうぜ。」リクトが言った。

「そうねえ・・片が付いたら、それもいいかもね。」とアルテミス。

「技術的には今すぐにでも出発できるが、ある程度ヘレナを調整した放良いかもしれないね。オリオン、君の意識をエミュレータションしておいてくれないか?君の代わりにはならないが、かなり高次の判断ができるようになるだろうから。」とハッデンは言った。


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