表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/31

第十五 この国は……

前回から読んでくださっている方はありがとうございます!はじめましての方ははじめまして!よろしくお願いします!

第二防衛線。コトリとアリサは未だ交戦中。生き残った兵隊の大半は負傷したので第二防衛線にもとから派遣されていた兵隊とオーガが魔目と交戦しなんとか持ちこたえている。幸いにもターニャの衝撃波は第二防衛線に来てから放たれてはいない。ヴァルトは第二の砦で指揮をしていた。


「おい!そこの伝令兵、シグナには第三防衛線に行くよう伝えろ!あと、エリカにはあれの準備をするようにと!」


「はっ!」


そう言うと伝令兵は急ぎ王都に向かった。


空中戦。コトリとアリサが交戦している。


「アーハハハハ!とっても楽しいね!お兄さん!」


「そりゃあ良かったなぁ!おらぁ!」


コトリが素早くアリサの死角に入り攻撃を仕掛ける。が、アリサにはやはり避けられてしまう。避けたと同時に炎の槍を放つ。コトリはそれを翼に受けてしまった。


「ぐあぁぁ!」


さらに高い位置へとアリサは移動する。


「あらぁ?お兄さんその翼では長く飛べないんじゃなぁい?」


「へっ!こんなもん掠り傷だよ!ほらぁまだまだいくぞおらぁ!」


王都城壁の上。そこにはシグナが立っていた。そこに特殊部隊仮設伝令兵の人が来た。


「シグナ隊長!報告いたします!ヴァルト様より第三防衛線に向かえとのことです」


「そうか、分かった。今向かう」


そうしてシグナは第三防衛線の砦に向かった。特殊部隊の人はエリカのところに向かった。


「エリカ隊長!」


「なに?」


「ヴァルト様よりあれの準備をしろとのご命令です!」


「あれを!?…了解したわ!」


すると特殊部隊の人は去っていった。エリカはそれを確認するとシンとリリィの方を見て、


「あなたたちも来て!」


と、言った。シンとリリィは、


「はい!」


と応えた。そうしてエリカと他の数名の兵と向かったのは義勇兵団本部だった。


「あの、エリカさん。“あれ”ってなんですか?」


「あぁ、新しく造られた三体のゴーレム兵よ」


「ゴーレム兵?さっき第一で戦っていた?」


「えぇ、でもこれから動かすのはその比じゃないわよ。簡単に例えると特定危険種の二倍ね。ただのゴーレム兵なんか相手にならないわ」


「特定危険種の!」


リリィは疑問に思った。


「エリカさん。なんで私たちを?」


「それは隊長の命令よ。“新型ゴーレム兵を使うときはシンとリリィにも見せてやれ!きっと驚くぞ”というただの自慢がしたいそうなので」


「そんなことかよ」


と会話をしていたら、あっと言う間に本部に着いた。本部のゴーレム兵保管庫に行く。


「これよ」


とエリカが指さしたのは大きさは五メートルほどの鉄製ゴーレム兵が三体そこに並んでいた。ちなみに普通のゴーレム兵は四メートルだ。


「はぁー、でかいなぁ」


「うわぁー」


と、二人はただただ圧巻といった様子だった。


「さぁ、こいつを起動するわよ」


と、エリカやほかの兵たちが三体のゴーレム兵を起動しようとしたとたん、


“ドオォォォォン”


という地鳴りのような音が響いた。誰もが頭に浮かんだのはあの魔女の衝撃波のことだった。また、兵が仲間が死んだ。何人もの、何人もの血がまたあの海をつくる。


「………」


皆、黙り込んでしまった。


“ゴウゥゥン”


ゴーレム兵が起動する。エリカは暗い表情でゴーレム兵に指示をだす。


「ゴーレム兵、城壁前に行け。そして、この国を侵攻してくる魔目の者から守れ…」


『リョウカイシマシタ』


と言って新型ゴーレム兵は急ぎ城壁に行った。


第二防衛線。ヴァルトが指示をだす。


「第二防衛失敗。全員第三防衛線に引けぇー!」


第二防衛線には血の海がまた広がる。

圧倒的力の前にこの国は終わってしまうのかもしれない…………

最後まで読んでくださってありがとうございます!よければ感想・指摘・評価をお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ