PR 掌編小説集2 (51話~100話) ながら 作者: 蹴沢缶九郎 掲載日:2016/02/07 大人から子供、老若男女、街を行く人皆が何かに取り憑かれた様にスマホを見ながら歩いている。 そんな中、やはりスマホとにらめっこをしながら歩いている一人の男。交差点の歩行者信号が赤になった事に気づかず、走ってきた車に跳ねられてしまった。すぐさま救急車が呼ばれ、病院へと搬送される。 男は手術を受けるが不幸にも手術は失敗し、亡くなってしまった。手術を担当した執刀医は男の遺族に、 「最善を尽くしたのですが…。」 とスマホを見ながら詫びた。