嫁入りの日(前日の夜)
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「明日か。」ベットの中でそう呟いた。眠れないので、ベットから抜け出して窓を少しだけ開ける。少し肌寒いが気持ちいい、ベットに横になるが、眠くならなかった。
私はやっぱり、 ・・・嫁に、行くのが 嫌なのだろうか。
いや、違う。私は怖いのだ。 何が、起こるか全くわからないのだ。
新しい親戚とは、親しくなれるだろうか?。 夫になる男性とは、どんな人なのか?。
「もう少し、社交的になればよかった。」
もしそうだったら。噂話でも、なんでも知れたかもしれない。けど、
私は、人と会話をするよりも。本を読んだり、勉強をした方が楽しいけどなあ。
・・・七つ、九つ、の頃が一番社交的だった気がする。
唯一、知っているのは。歳と名前だけ、歳は私より五つ上の二十三才で。たしか名前は、
「ゼルリア、だっけ」
『お前は、ルゼ・ブラリア家の三男ゼルリアのところに嫁ぐ。 式は三日後だ、わかったかミルア。』
ふと、父に言われた。言葉が脳裏に浮かんだ、 ・・・・・別に、ああ言わなくてもいいのに。
父は昔から、仕事が上手くならない時。私達家族に当たる、もう慣れたけどそろそろ本当にやめてほしい。けど、姉のように嫁げば愚痴を聞かないですむ。
そう思うと、何か楽になった。 怖くなかった。
考え込んでいると、足先がかなり冷えていた。私は起き上がり窓を閉めると、
少し眠くなっていた。ベットに潜り目をつむる、遅めな就寝になった。
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