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2話


2話

「小松さん。おはよー」

挨拶してくる人にみんなに無視する。

一言も喋りたくないから私は、口を開けない。

「玲奈ーおはーー」

めんどくさい陽キャラのギャルが馴れ馴れしく挨拶をしてくる。

誰とも関わりたくないから何も喋らないのに、なんでみんな私によってくるんだろう。


私に一言でもなにか喋って欲しいからかな?

私は、あのことがあってから一切話さないことに決めた。


今日も、私じゃない私が自分の中にいる。

本当の私は、こんな無口じゃなかった。

あの日までは、色んな人といっぱい話していた。

あの日、喋るのが好きな私が自分で選択したことは間違っていたのだろうな。

「あの、小松さん。これ」

クラスの誰かさんがある封筒を私に渡してきた。

「これ、読んでください」

コクリ。

「それじゃ、バイバイ」


あの人、中学一緒だった人かも。

ちゃんと覚えてはいないけど、中学の時に私に優しくしてくれた人っぽい。

今日は、意外な人に会った。

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