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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3ヶ月以上の間、更新されていません。

世捨て人は旅に出る。

作者:あそび
世捨て人、ノウマは森で暮らしている、そんな彼の朝は早い、
そして今日は珍しくいつもより起床時間が遅かった。

ノウマは床から起き上がる。

(なんかそこら中痛い、そしてなんかいつもと違う感じがしたな・・・?)

覚醒しない脳と身体は水と外の空気を摂取しに歩を進める。

森暮らしで幸い外の空気は澄んでいるし、井戸の水は冷たく覚醒を促すにはうってつけだ。

しかし思考に霧が掛かっていても大きい違和感は起きて数秒で分かるものだ。

(・・・なんで床に寝ていた・・・?)

ノウマの寝相は悪くない、どんなところで寝ても落ちることはなかった。

後ろを振り返りベッドを数秒見て再度外に出ようと歩き出す。

(まぁ・・・な)

いつもと変わらない日常に幸せを噛みしめる。

食料を三食しっかり食べるし、狩りに出れば一人で困らないぐらいの食料を取る、疲れをお風呂で癒し、古いが決して質素ではない、大きいベッドに身体を預け深い眠りにつく。

細かいことは省いても、大体こんな感じなノウマのルーティン

朝食替わりに携帯食をもって外にでたノウマは深呼吸をしたあと、井戸水をコップに入れ、椅子に座り携帯食を食べ、井戸水も飲み干す。

空は雲一つない晴れ、心地よい風が吹き木々はざわめき、聞いていて心地がいい。

(うん、今日もいい天気だ・・・)

たまにはこういうのもいいかもしれない、そんなことも考えていた。

そして頭の片隅に、ベッドで寝ていた二人の女性・・・

(・・・誰だ・・・?)
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