表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/252

マーク ワン

エリウス

「さすが、マルカ工房謹製・マークワンだ」

「対精霊・土木工事用人形としての性能は抜群だな」

「工期も人員も半分以下で済む」

「これで、雨季の川の氾濫による犠牲者も出なくなるだろう」


マルカ

「どう? 私が手がけた人形の成果は」

「今度の予算編成で、正式に採用が決まったのよ」


エリウス

「これで……リゼリナと結婚できる」


マルカ

「私に感謝しなさいよ」


エリウス

「もちろん。神様、仏様、マルカ様」


マルカ

「よろしい♪」


エリウス

「ところで、マルカ――」


マルカ

「できるわよ。汎用だし」


エリウス

「……できるのか?」


マルカ

「特別に試作機、まわしてあげるけど。いる?」


エリウス

「うーん……迷うな。リゼリナに怒られそうだし」


マルカ

「リゼリナは、別に気にしないわよ?」


エリウス

「やっぱり、いらない」


マルカ

「ふふ、気が変わったら、いつでも言ってね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ