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防具装着しないと意味がない。此処で装着していくかい。

マルカさんからアンケート用紙が渡される。

エルミィは女性用、俺は男性用だ。


「若いって羨ましい。底なしだもの。正に売るほどあるから、使用感に協力してくれ」

態々薬局まで買いに行かなくてもいいんだから、幸せだよな……。


「防具は装着しないと意味がない。ここで装着していくかい?」

冗談めかしてマルカさんが笑う。


エルミィは熱心に筆を動かしている。

提供元に協力は惜しまないが、身内に知られるとなると話は別だよな……。


俺もすべての項目を埋め、マルカさんに手渡した。

だがマルカさんは目も通さず、「マーク・ワン」に預けてしまう。


腑に落ちない俺は、思わず尋ねた。

「俺のアンケート用紙、目を通さないんですか?」

「身内だからって個人情報を見るわけにはいかんだろう。私が見ても意味がないしな」


マルカさんは、公私混同をしない人だ。

……だが、マーク・ワンに再現CGを作らせて公開するのは、どうなんだろう。

さすがにリテラシーがないようにも思えるが――


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