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女の戦い

ミリウスはエルミィの姿を探した。エルミィに何と言って謝れば良いのか分からないままに。無策過ぎです。リゼリナとマルカは好きな男の姿をその息子に投影する倒錯した感情をどうしたら良いか。しまったマーク ワンが護衛にいない。マルカは首筋に冷たい感触が伝わるのが。背後にクナイを持ったエルミィが。マーク ワンが活動していない千載一遇のチャンスを私が逃すと思いますが。マルカは首筋に冷たい汗が流れるのを感じた。

マルカは両手を上げて降参の合図を送る。エルミィに静かに語りかける。エルミィそんなに自分に自身が持てないの。エルミィはお兄様は何度も私を求めたは。マルカは笑い出しそうになりながら、でも此処で笑ったら自分の死刑執行に自らサインをするのも同じ事だと思い留まった。エルミィは勝者であり私は敗者。なんで敗者の私が勝者に塩を送らなければならないのだろう。マーク ワンはエルミィの背後に取り付いている。マルカは勝利を感じるのだった。エルミィは殺意のこもった軌道でマルカの頸動脈を狙うのだった。



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