表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/252

if 暑い夜

リゼリナさん

リゼリナは、薄い布を一枚、すっと床に落としてうつむいた。


「本当に、綺麗だ」


リゼリナ

「……本当に?」


「君に嘘をついたことがあったかい?」


リゼリナ

「今、ついてる」


「そんなことはないよ」


リぜリナ

「どうかしら」


私はそっと、キスをしようとリゼリナの首の後ろに手を回した。

その髪には、わずかに湿り気が残っていた。


「また髪をちゃんと乾かさずに、お風呂から出てきたな」


リゼリナ

「だって、貴方が“髪が長い方が可愛い”って言ったから、伸ばしてるのよ」


「……そんなこと言ったっけ?」


「でも、君を奥さんにする約束は守っただろう。

君の両親はともかく、ハモンドには絶対反対されると思っていたんだ。

『ベッド』って言いかけた途端に賛成されたけど……どういう意味だったんだ?」


リゼリナ

「今は恥ずかしいから……今度、実践してあげる」


「それは楽しみだな。でも……」


「もし僕たちに男の子ができたら、やるなよ?」


リゼリナ

「……どっちを?」


「ベッドの下、の方」


リゼリナ

「ねぇエリウス、今のあなたのベッドの下って……何があるの?」


「君が“エドモンドのベッドの下”を今、実践してくれたら教えるよ」


リゼリナ

「だめよ。寝室が臭くなるじゃない」


「一つ……頼みがある」


リゼリナ

「なに?」


「エドモンドの名誉のために、その話は――忘れてくれ

リゼリナ

「イヤ」

「何で」

リザリナ

「私が14歳からの夢っだったの」「結婚したら一緒に楽しむんだからって」

「だからこれは」

私はこれ以上彼女にしゃべらせない様に私の唇で彼女の口をふさいだ。




ブラックウッド家は性に奔放。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ