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走り屋の妹(全年齢版)  作者: 浅野 武一
36/81

第三十六話 百合ちゃんはダンプドライバー?

百合ちゃんが転職?

スーパーの後任はいったい誰が?

レースはどうなる?

「雅子は大型か?それもよしだな。総輪駆動はパワーじゃないから」


「さすが。じゃあ、明日取りに行ってくるよ」


中型2軸総輪駆動(U-FT3HGAA)をいじる場所は借りるぜ。総輪駆動の大型2台はまずはエンジン整備だな」


「その通りだな」


「よし。それなら今週も張り切って仕事しよう。俺は社長の移動事務所(BD50改)仕上げだな」


「僕は中型ノンステロング(JP250NAN改)だな。公認は楽だ」


僕らは新たに車を仕上げるべく仕事に励んでいた。


「ねえねえ、大変。百合リンが自分ちに転職だって、長野さんから連絡きてる」


「ええ?あ、ほんとだ。移動販売車の面倒は誰が見るの?」


「そうだよね、百合ちゃんの代わり居るの?」


隆弘が言うと


「聞いてみる。だれかな?」


雅子が百合ちゃん本人に聞いていた。


小笠原(おがさわら) 愛里沙(ありさ)ってしってるよね。あたし達のいっこ下の後輩が引き継ぐんだって」


電話が終わると雅子が言う


「へぇ、小笠原 愛里沙?あ、あの?雅子の高校の後輩の?結構やんちゃだよな。ド派手なコスとメイクで」


「そうよ、春名レディースの元総長。高校卒業と同時に出産して引退。その()が一昨年スーパーにパートで入ってきて半年もしないうちに正社員の店舗スタッフに昇格してたの」


「そうか。スゲーなー。パートから正社員かあ」


「そうよ、だって既に愛理沙は2児のママでそれにシングルよ。しっかりするわよ。仕事に対する覚悟が違うって課長が本社に引っ張ったの」


「そうか。それは。ってことは小笠原さんが移動販売車に乗るの?」


「そう。聞いたら愛里沙も大型持っているんだもん。移動販売車のドライバーをやるって。ドリ車でアルテッツ〇で参戦してたのがいたでしょ。それが愛里沙のお兄ちゃん。応援に来てたよ。レディースクラスにドリ車のアルテッツ〇借りてでてたじゃん」


「そうか、なんだかんだ言っても世間は狭いなあ」


と言ってると、ドリュドリュドリュドリュとV8エンジン+フルデュアルマフラーの排気音を響かせ百合ちゃんがラムちゃん(P-RA52M)で来た


「雅子。ごめんね。転職の件、いうに言えなくて」


プッシューとドアが開いて降りてくると開口一番言う


「長野さんに聞いたわよ。あの愛理沙が後任ね。あたしたちと同じ商業の出身だもんね」


「うん、高3に上がるやいなや愛理沙はレディースの総長だよ。そのまま、卒業を前にして愛理沙のお兄ちゃんの友達と出来婚っていうか妊娠6ヶ月結婚してレディース引退。学校卒業してからは専業主婦+パートしてたんだけど二人目を妊娠中に旦那が事故で亡くなったの」


「あれか。クロカン4WDが落石の直撃受けてがけから落ちた事故」


「そう。急な大雨で帰れなくなった仲間を救援に向かっていた時に崩れてきた落石に当たってそのまま飛ばされて」


「確かにそうなのよ。それから仕方なく実家に帰ってスーパーの本社とは別の店舗にパートで入ってその働きぶりにうちの課の課長が目をつけて正社員のスタッフにして本社に引っ張ったの。実はあたしも家業が追いつかなくて。また一つ建設会社が廃業しちゃたところが出て、その分の仕事がうちに来て増えちゃってあたしもパパの会社に入らないと人がいなくて追いつかないの」


「ところで百合リンはお家でお仕事何するの?」


「今は完全に雑用。車はなんでも運転。今日はお休みもらってって言うかここにお願いがあって来たの。ラムちゃん(P-RA52M)にリターダー追加してほしくて。このところ山岳路に行くこと増えちゃって」


「そうだよね。松尾社長にはこのバスは平坦専用で山岳行かないからリターダー二連装は要らないっていうんでつけてないよね。百合リン、いいよ。おいていきな。ええと代車は悪いけど。パパのケーテン君(K-102H)乗って。今はそれしか空いて無いの」


「ありがと。あ、そうかあ。移動販売車の中型ノンステロング(JP250NAN改)仕上がり迄もうチョイだよね」


工場の外でエンジンを回しっぱなしにしている移動販売車の中型ノンステロング(JP250NAN改)を見て


「うん、お兄ちゃん。ターボ付いたから燃調取って納車だよね」


「そう。うまくいったよ。狙った通り330psでトルクは112キロ。そこそこ走るよ」


「よかった。愛理沙も運転はうまいからね。愛理沙はこの販売車をメイン運転してイベントの時にはサブでお弁当の移動販売車運転の予定だって」


「そうか。百合ちゃん。とにかくラムちゃん(P-RA52M)のリターダー追加引き受けたよ」


「よろしくお願いいたします。明日はあたしは隣の県迄いってダンプ運転よ、雅子。うちのパパの移動事務所(BD50改)が完成したら6×4ダンプにターボつけるのよろしくね」


「そうだな。終わったら。キャブオーバーバス(BF30)とダンプのターボだね」


「そうそう、リアエンジンショートのドライブ君(DR15)もお願いいたします。というか先にドライブ君(DR15)を仕上げてほしいの。送迎車の稼働率高くてギリなんで。マキちゃん(U-LV270H)なんて毎日フル稼働よ」


「あ、そうだ、百合リン。マキちゃん(U-LV270H)そろそろオイル交換の時期よ。今週の何処かで持ってきて。その時へラムちゃん(P-RA52M)使って。ラムちゃん(P-RA52M)にはデフロック付いてるから多少のぬかるみでもそこそこ行けるよ」


「そうか。ママに持ってくるようにいっておくよ。マキちゃん(U-LV270H)の燃料はBDFだからそんなに汚れてないと思うけど」


「百合ちゃん。そうなんだけど、噴射した燃料がオイルに混じってブロック内の蓄積したスラッジを剥がしちゃうから結構オイルに混じるんだよ。落ち切っちゃえば良いんだけどね。後2年は掛かりそうだよ」


「そうなの?そうかあ。それなら交換するよ。ところで武蔵君(P-RU636BB)は?なんかあんまり換えてないよ」


「ああ。それはね、武蔵君(P-RU636BB)はエンジンをF17Dに換装したでしょ。そのエンジンはうちの在庫のエンジンなんで組み立て前に湯垢とかスラッジを落とす洗浄してあったんだよ。ところがマキちゃん(U-LV270H)は積んでるエンジンにターボ付けたから湯垢落としはかけたけど、内部のスラッジ落としまでやってないんだよ」


「そうなのね。それならオイル交換必要ね。そうだ、ラムちゃん(P-RA52M)は?洗浄してないの?」


「うん、マキちゃん(U-LV270H)と同じ。エンジン換装しないとやらないよ。V8エンジンのボンネットダンプ(K-TW53LD)はエンジン換装したからクリーニングしてあるエンジンを積んだ」


「そうかあ。ラムちゃん(P-RA52M)リングちゃん(P-RU192AA)も同じね。リターダー付けるついでにオイル交換お願いします。リングちゃん(P-RU192AA)もオイル交換とリターダー追加お願いします。後で持ってくるんで」


「はいよ」


僕らはラムちゃん(P-RA52M)にリターダー追加を引き受けた。

そのラムちゃん(P-RA52M)をリフトに入れてミッションをおろして在庫にある液体リターダー付ける準備していた。


「悟瑠。丸松建設の社長の移動事務所(BD50改)仕上がったぞ。移動販売車の中型ノンステロング(JP250NAN改)も仕上がったんだな」


「ありがと。わるいが、隆文に移動販売車の中型ノンステロング(JP250NAN改)の漏れ確認するよう言っててくれ。隆弘と僕でラムちゃん(P-RA52M)にリターダーつけて仕上げちゃおう」


「OK、任せろ。隆文。漏れ確認頼む」


「お兄さん、すみませんが急いであたしのラムちゃん(P-RA52M)にリターダーつけて下さいね。再来週山岳路に行くんで。今は山岳路に行く仕事多くなったんで武蔵君(P-RU636BB)マキちゃん(U-LV270H)がフル稼働中。狭いところに行けるの1台なんです」


「承知。承りました」


百合ちゃんはケーテン君(K-MK102H)のババババというマニ割の音を響かせて帰って行った。

僕と隆弘はラムちゃん(P-RA52M)にリターダーをつける準備していた。


「お兄ちゃん。2台仕上がったなら走行テストするでしょ?」


「ああ、明日だな。隆弘と隆文も連れて4人で行くよ。明日の仕事の段取り組むから」


「そうね。あたしは今日のうちに計測器積むね。隆文。手伝ってよって言うか社長の移動事務所(BD50改)に計測器つけてよ。排気センサーと水温と油温よ」


「はいよ」


雅子と隆文はセンサーをつけて明日の準備していた。

僕と隆弘はラムちゃん(P-RA52M)に液体式リターダーを付けるので水路を検討と同時に次の日は僕らが居ないので仕事の段取りを検討していた。

次の日、僕と雅子、隆弘と隆文はいつもの坂道で仕上がった車のテストしていた。

僕と雅子は僕の運転で移動販売車の中型ノンステロング(JP250NAN改)全開でサミットまで行ってそこのチェーンベースで折り返して下りの試験もして帰ってくるのだ。

隆弘たちは社長の移動事務所(BD50改)に乗って全開で試験する。

エンジンパワーでは260psでトルク95キロの社長の移動事務所(BD50改)は僕らの乗っている移動販売車の中型ノンステロング(JP250NAN改)の軽快なふけを見せるエンジンで出力は330ps、トルク112キロより小さく不利のように見えるが、移動販売車の中型ノンステロング(JP250NAN改)は試験のため重量をフルに積んでいるので大凡12.5トンと社長の移動事務所(BD50改)より2トン強重いのでいい勝負かもしれない


「お兄ちゃん。なかなかいい勝負ね」


「ああ。そうか。トラック用のミッションだからギヤ比がオープンだからその分社長の移動事務所(BD50改)はつながりで不利か?レブリミットはこっちの方が高い」


「そうよね。このエンジンさすがね。ガンガン回るよね」


「うん、最高出力超えても回るよう設定しただけあるよ」


「330psは実力だよね」


「そう、リミットの2500迄5psのダウンで抑えてる。電制ポンプは楽だよ。バス用の6速だから意外にクロスしてていいよ」


「へえ。あれ?やっぱり社長の移動事務所(BD50改)は高回転苦しいのかな?高回転になるとかな?この車に離される」


「そうだねえ。エンジンが古いから仕方ないかもしれない。元からターボ付きが有っても。タービンは容量大きくしたけど不足かな?」


「そうよね。隆弘さん相当必死に踏んでるね。ちょっと黒煙出てるわね。テレメのデータだと2000超えるとイエローに入っちゃうね。高回転は空気はいらないのかな?」


「そうだな。黒煙試験用で軽油使ってるから出るよね。メカだと高回転濃くなるのかな?電制にしなと駄目かな?ちょっと水温上がり気味?」


「うん、電制かもね。あらら、水温が高めになってる。良いことにこっちは水温も油温も問題なし。スモークもOK。お兄ちゃんセッティング上手いよね」


そう言ながら移動販売車の中型ノンステロング(JP250NAN改)の各データを見ている妹の佐野(さの) 雅子(まさこ)

峠のバトラーからスタートして、チーム戦では負け無しのままバトラーを卒業。

その後はドリフト競技に参加して対戦クラスで3回も優勝してそれも卒業。

やっぱり自分にはレースの方が自分に向いていると言って、TSカーを作ってTSカップのレースデビューしてしまった24歳。

そこでも既に2勝あげていた。

雅子がレースデビューしているTSカーは会社のPRとして効果ありということでTSカーの車体に会社オリジナルステッカーを張ってスポンサーしている。

このところ雅子はオフロードに嵌ってしまって大型の総輪駆動に興味を示して自分で車を買ってきて走るためにいじるべく準備している。

この総輪駆動に嵌ってしまってドリフト競技を辞めると決めてドリ車を売ってしまったのだ。

買って来た総輪駆動もエンジンからサスペンションまで自分好みにいじってしまうのだろう。

うちの会社にはオフロードに詳しい隆弘がいるのでサスペンションのセッティングも勉強できてしまいそうだ。

ちなみに雅子の運転はとてもスムーズで隣に乗るとついつい寝てしまうくらいだ。

普段は車を労って走らせているのがよく分かる。

かつては大型バスを使ったスムーズドライブ競争でもバスドライバーや、トラックドライバーのプロに勝ってしまうほどのスムーズさなのだ。

今は親が経営している中古車販売店兼整備工場で働いていて、経理、整備の段取り担当の副社長している。

雅子は家業についてから大型2種免許と牽引免許を取って、整備士の資格も取っているので仕事で必要ならトレーラーや増トンの積載車を運転して買い付けた車の引き取りもできるし、時には整備工場に来て納車前のお客さんの車をメンテすることもある。

雅子は地元の商業高校を断トツの1番の成績で卒業して、在学中に商業簿記2級、電卓検定初段、キーボード早打ち選手権全国準優勝、エクセル1級、アクセス1級、ビジュアルベーシック1級を取っている。

高校卒業後学校推薦で入社したスーパーではわずか4年チョイという異例の速さで係長まで出世して、同期からは初の高卒30代女性役員誕生かとうわさされが雅子はいろんな車に乗る仕事したいと言ってあっさりスーパーを退職してしまった。

なぜなら雅子はとにかく車好き、運転好きなので1日中事務所で仕事するのは性に合わないというのだ。

家業なら買い付けとか、売却、納車でいろいろな車に乗れるのでそれが楽しみと転職した。

雅子はGHATGTPやロボタイズのようなプログラム組むのにも嵌っていて、自分のドリ車のエンジンの制御コンピューターも自分でプログラム組んでいた。

また、最新の点検整備機器も扱えるので整備の面でも助かっている

他には実家の規模に合わせたいろんな経理システムを自分で組んでいて、両親も大助かりといっている。

その効果はお店の財務状況がわかるように管理しているので、今までのように確定申告のときにバタバタだった準備作業がすべてデータとして蓄積されていて簡単にネット上で簡単に確定申告できるようになっていらなくなった。

ほかには部品の発注も整備の受注もネット上でできるようにしてあるので電話での対応も減っていてその分営業に時間がさけると営業担当の父親と母親は喜んでいるし、僕もネットで事前に不具合の状況を画像等でもらっているので修理箇所の予測がつけやすくなって仕事が早く進むと喜んでいる。

雅子は僕といっしょに仲間内からアジトと呼ばれている祖父母が経営していたもと製材所に併設の家に住んでいる。

そこから市内のお店に通っているが、使う車は大型9メートルカテゴリーのニジュちゃんと呼んでいるバスを改造した貨物車のU-RP210GAN改275ps仕様か、エムエム君と呼んでいる、大型9メートルカテゴリーのバスを改造した貨物車の○アロスターMMのU-MM618J改の300ps仕様だ。

この2台には以前勤めていたスーパーから買っている使用済みの食用油をリサイクルして作ったバイオ燃料を使って環境に配慮している。

その燃料はしばらく雅子の車で使ってみて全く問題が出ないことがわかったので、今は会社で使ってるトラクターやバス達、積載車にもつかっていて環境にやさしいBDFとステッカーを貼っている。

僕:佐野 悟瑠(さとる)は妹より4学年上の3月生まれの27歳。

地元の大学を卒業して家業の中古車屋に就職して6年目、大学の頃は自動車部でラリーやジムカーナをやっていた。

今は家業の中古車販売店、整備工場で中古車の納車前整備や車検、修理、一般整備もしていて、時には中古車の買い取り査定もする。

大学のころから家業の手伝い=バイトしていてMIG溶接機、レーザー溶接機、フレーム修正機はバッチり使えるようになったし、板金もできるようになった。

また、○ントリペアも勉強して資格もとった。

加えて、カラスリペアと危険物の免許も取って玉掛けも資格を取っているので入社4年目の4月から整備工場の工場長兼副社長をしている。

大型免許は大学在学中にとってさらに就職してから直ぐにけん引免許もとっているので、オークションに買い付けに行く時には自分でキャリアトレーラーを運転していく。

使っているキャリアトレーラーも中古車で買ったものでもある。

在学中に2級整備士の資格も取っていて、バスの管理士になれるのもあり、大型バスも持ちたい放題だ。

それを良いことに中古だが、大型観光バス4台と大型路線バス5台もってしまった。

ほかには丸松建設のバスの管理者にもなっている

僕と雅子がメインで使っている大型車は全部ターボにしてパワーアップと同時に黒煙対策している。

特に唯一のKL-規制対応のゴーゴーくん(RA552RBM改)にはDPDが付いているのでエンジン本体での黒煙を減らしておきたかったのだ。

所有している11台のバスにはパワーアップに対応して止まる方も強化としてリターダーを追加している。

僕らの両親はどちらも車大好きでそれが高じて中古車屋兼整備工場を経営している。

この整備工場は大型車の整備もするようになった関係で場所がいる。

そのために小型車のオイル交換等の軽整備は元々隆弘の親が経営していた整備工場に機器を移していてそっちでやることにした。

他に整備する場所としては僕と雅子が住んでいるアジトのガレージがあるのでそこでやることになったのだ。

アジトの車両をいじる設備はすべて中古ではあるが、大型車対応のボードオンリフトが2機、大型エアーコンプレッサー、スポット溶接機、MIG溶接機、プロパン+酸素バーナー、レーザー溶接機、板金道具一式、定盤、2000トン油圧プレス、油圧けん引機、油圧ベンダー&カッター、ボール盤、旋盤、フライス盤、20トン対応天井クレーン、3トン対応のリフター、ワゴンしき工具箱、タイヤチェンジャー、バランサーまでそろっているので、メンテどころか改造迄できてしまう。

事実、ドリ車とTSカーはここでどんガラの状態から作り上げたのだ。

そこで大型の総輪駆動の改造もそこでやろうとしている。

もっとも、スポット溶接機、レーザー溶接機、タイヤチェンジャー以外は祖父が現役の頃、林業で使う道具や木材運搬車等が壊れると、そこで修理していたのでそれを受け継いだのだ。

整備や改造にも活躍する2000トン油圧プレスは材木が反ってしまったときの修正用兼圧縮用でかなり大きいのだ。

これがあるおかげで改造が楽なのは言うまでもない

油圧牽引機は木材で変形した運搬用トレーラーを直すためのものでその能力は200トンと聞いた。

祖父も大型免許と牽引免許を持っていて自分でトラックをもって運搬していたのだった。

それにアジトの敷地は木材搬送のために大型トレーラーが20台くらい悠々と停められる広さがあり、父親がこの場所を借りて中古車版売店、整備工場を始めた場所でもある。

ここもお店の整備工場として登録してある。

社長である父親は元は大型車整備メインのディーラーにいたが、結婚を機に独立してこの店を立ち上げた。

このところ僕と雅子のバスコレクション趣味に感化されたのか中古のバスを3台も買ってきて全部をマニ割仕様して、それに乗ってどこどこ音をさせて営業に行ってしまっている。

それに会社の生エンジンのトラクターも若いころやっていた技術を使ってマニ割り+左右の煙突デュアルマフラーに自分で改造してしまうほどのマニ割マニアっぷりを発揮している。

エギマニは自分でマニ割仕様をステンレスパイプをベンダーを使って手曲げで作ってしまうほどの腕を持っている。

若いころに大型車メインの整備工場に勤めていた時にはマニ割車を100台以上作ってはお客さんに収めていた。

トータルでマニ割車を何台作ったか覚えていないというマニ割マエストロでもある。

その業界ではいまだに名の知れた存在で旧車のマニ割作って欲しいという発注がいまだに来る。

もとから大型車好きの父親なので、整備工場では僕が工場長になったのを良いことに、運送会社をやっている隆弘の親が経営していた整備工場を買い取り本格的に大型車も整備するようになった。

加えて父親は雅子の親友の百合ちゃんの父親が経営する建設会社の重機の整備も引き受けた。

建設会社の重機の整備は別の会社がやっていたが、整備をやっていた会社が廃業してしまい、重機の整備が出来ないと困っていた話を聞いてその会社の重機の整備も請け負った。

親父は困った人見ると黙っていられないらしい。

母親の独身の頃はドリフト競技、ラリーに出ていたという位の運転好きだ。

かなり上手く何回か入賞する位の腕を持っていたらしい。

ドリフト競技に出ていたころ、ドリ車の整備と改造を当時大型車メインの整備工場に務めていた父親に依頼したのが馴れ初めで結婚したのだ。

乗用車の整備工場では見てくれなかったが、大型車メインの工場なのにうちの父親が仕事を引き受けていたのだ

この両親を見れば僕と雅子が車大好き、運転大好き、競技に出たいとなってしまうのは当然だろう。

雅子の親友で高校の同級生の松尾(まつお) 百合(ゆり)ちゃんも同じく車好きでもある

百合ちゃんは雅子と同じ地元の商業高校を2番目の成績で卒業して雅子と同じスーパーに入った。

販売部に配属されて仕事していたが、雅子が辞めたので後任に引き継いだがやり切れずその主任として経理部に兼務で来たらしい。

販売部にいたときに提案した買い物難民救済用の移動販売車の成果が認められて主任になって今はキッチンカーの担当もしていたが、家業の人手不足もあってやむなく退職して家業についている。

このところ百合ちゃんは大型バスにも嵌って2台自分で買ってしまった。

V8エンジンの排気音が好きというから筋金入りかもしれない。

百合ちゃんの一家も車好きで車を探してくれと頼まれ仕入れた車を納車前に修理、整備して納車していた

それに親の整備工場を拡張した時に百合ちゃんの親が経営している建設会社に工事をやってもらった。

その会社で使っている建設用の大型重機やトラックをメンテナンス出来るようにしてあって建機のメンテも受けているのだ

社長の百合ちゃんの父親は旧車好きだが速い車が好きでもある。

先代から受け継いだバスとボンネットダンプにターボをつけて速くしてくれと依頼してきたくらいだ。

社長の奥さんで副社長の百合ちゃんのお母さんも大型車好きでしかも旧車好きのオリジナル好き。

これまた50年位前に作られたレアなリアエンジンバスとボンネットバスを買ってうちの工場にレストアを頼んできた。

それに百合ちゃんの兄も旧車好きで、元送迎車のフロントエンジンキャブオーバーバスを見つけてきててそのレストアも頼まれている状態だ。

この百合ちゃんのお兄さんはマニ割好きで出力よりもマニ割を優先してほしいというのだ。

もう一つ、新たな仕事として百合ちゃんが勤めていたスーパーで使っているリース車両のメンテをうちに依頼され引き受けた。

百合ちゃんが経理に来るまではリース車を各店舗で管理してメンテするようにしていたが、その方法ではメンテがおろそかになるのがわかって、本社で一括管理することにしてそのメンテナンスをうちの会社にお願いしてきたのだ。

その仕事も請け負ったので人員も増強したがそれを上回る仕事量で嬉しい悲鳴を上げている状態だ。

バスの試験をしていた僕らはサミットについて向きを変えると下ってお店に向かうために隆弘たちと話していた。


社長の移動事務所(BD50改)はちょっと高回転絞った方がいいか。そうすると全体的に噴射量落ちるんだよなあ」


「電制入れる?それなら自由度上がるよ」


雅子が言う


「今はこのまま行こう。雅子、ポンプと制御器を準備して1日で交換しよう」


「ところで、悟瑠のほうは?」


「こっちはデータ上もフィーリングも全く問題ない。乗った感じ車両とエンジンのバランスもいいよ。一旦戻って重量おろして燃料抜き変えて納車だな」


「お兄ちゃんさすがね。ところでこの急坂下りはどうすんの」


中型ノンステロング(JP250NAN改)にはリターダー付いて無いから排気とジェイクを効かせて3速で降りるのがいいよ。ゆっくりだな。そうすれば降り切れる」


「そうだな、社長の移動事務所(BD50改)はリターダー付いてるし、排気量大きいから4速でも行けるか確認してみるよ。良いことにメカミッションだから何とかなりそうだ」


「ああ、隆弘。無視しない程度に」


「もちろんだ。気をつける。ブレーキのデータ取ってるから」


「じゃあ、先に行ってくれ。こっちは排気とジェイクだからゆっくり行くよ」


「気をつけて」


隆弘たちは移動事務所になっていると言っても僕らのバスよりも2トン以上軽く排気量が2000cc大きいうえに圧縮比も大きくリターダー付いているので結構速く下っていった。


「隆文は全輪のブレーキに熱電対つけて温度見てるんだよ。もしかしてそれで限界まで見るってこと?」


「違うよ。余裕のあるうちにブレーキで減速して3速でゆっくり下るんだよ。リターダーと排気で減速する。多分前輪と後輪のどっちに余裕が出るか見てるよ。後は前後軸の温度の左右差見て効きの調整もするんだよ」


「なるほどね」


「TSカーなら僕もやるけどほとんどリターダーで対策したらそこまでしなくてもって思うけどね。特にこれみたいにABSついてるのは」


「そうね」


僕と雅子は排気とジェイクブレーキのみで下ってお店につくと隆弘たちは社長の移動事務所(BD50改)の燃料の抜き変えをやっていた。

僕らも移動販売車の中型ノンステロング(JP250NAN改)の重量おろして燃料の抜き変えすると4人で発注先に納めて次の仕事にとりかかっていた。

工場に戻ってリアエンジンショートのドライブ君(DR15)をやっている職人に声をかけた


「すみませんが、ドライブ君(DR15)はいかがですか?フレームやモノコックにひどい腐りとか無いですか?」


「ええ、なかなかお面かかれない良い個体ですよ。表面の錆が来てて交換がいりますがモノコックの骨にに錆がなくてしっかりしてて、しかも電子防錆器とあちこちに貼ってあった亜鉛版がいい仕事してたようです。リベットどうしようかですね。再現いるか」


「そうか、よかったよ。百合ちゃんに聞くかな?」


僕は百合ちゃんに連絡していた。

すると今日は内勤なのですぐに来るという。


「丸松建設から見に来るそうです。どうするかは話しします。それまでに亜鉛版と電子防錆よろしくお願いいたします。」


「はい、丸松建設に行ったらほとんど毎日動くからバッテリー上がりはないだろうな。リベット再生いらないなら後2週間で板金終わるからその後は色塗り替えて1週間。その間に内装やるから3週間で納車できますよ。エンジンとミッション、足回りが別で直してくれてたすかりました。エアサスのダイヤフラム置き場の補強も終わりましたから」


「早いですね。それでお願いいたします。僕らは2台のバスにリターダー追加します。このバスにも念のためリターダー追加してますので」


「エアコンプレッサーは大型にしたんですね」


「はい、ドアとサスに使います。クラッチとブレーキのアシストにも。ミッションは社長の希望でロッドそのままです」


「社長らしいな。承知いたしました。後3週間。これやるぞ。次はボンネットバス(DB100)キャブオーバーバス(BF30)やるぞ」


直ぐ百合ちゃんが来てリベットは無しと決めて依頼してきた。

僕らはその週も忙しく仕事して週末の土日は僕と雅子、隆弘、隆文とアルバイト君3名は北関東のサーキットに来ていた。

TSカーレースの開催日だった。

その日は時々突風が吹いている天候だった。


「お兄ちゃん、コンディション悪いわね」


「まあな。明日からは風がやむ予報なんでそれまで上手くやるだな」


「そうよね」


その日は研究したミッションのギヤ比がばっちり決まった雅子の車がダントツに速くポールポジションを取って隆文は3番手からのスタートだった。

今度のエントリーにはサロンカーになっているゴーゴーくん(RA552RBM改)ロザン君(KC-RU3FPCB)で来ていた。

アルバイト君は土曜と日曜で交代来るのだった。

僕はTSカーと予備部品を積んだ積載車を乗って、雅子がゴーゴーくん(RA552RBM改)、隆弘がロザン君(KC-RU3FPCB)、隆文は買い物用のロックン(KC-VGY61)で来ていた。

次の日、レース決勝開催日、天候の回復が予報よりも遅れ、午前中の前座レースが終わっても時折強風が吹くというコンディションだった。


「まあ、どんなコンディションでも全力で行くよ」


「俺もだ。いくぞ」


午後に始まったレースはポールポジションから飛び出した雅子が順調に周回を重ね始めた。

最終コーナーを立ち上がって雅子がホームストレッチに戻ってきたときまた、突風が吹いて観客席からパンプレットが舞い上がってコース上に落ちてきた。

すぐさま第一コーナーで黄旗が振られた。

雅子の車が躱しきれずにパンフレットの飛んでいる中を通過していた。

スローダウンして第一コーナーを通過した雅子がペースを上げて周回を開始したところ第二ヘアピン前で”ヒューンヒューン”とテレメトリーの警報が鳴った。


「あ、ヤベえ。油温120度超えてる。雅子。直ぐにピットに入れ」


僕が無線で雅子にピットに入るように言う。


『うん、なんか張り付いたかも』


「水温100ラジエターがやばい」


『一周、水温見ながら走るね』


「OK。パンフレットが張り付いた。剥がすぞ」


「はいよ。ジャッキは要らんか?」


また”ピーン、ピーンと警報が鳴る


「左フロント、空気圧低下?雅子の車のタイヤ準備」


「はい」


僕らのピットが慌ただしくなった。


『入るよ』


雅子の車が入って来た。

すぐさまタイヤ交換と張り付いていたパンフレットを剥がしてコースに復帰した。


「え?全コース黄旗?」


ペースカーが準備されすぐさまトップの車の前に入った。

雅子はその時既に後半の13位まで下がっていた。


「まあ、よかったよ。え?清掃車が入ったぞ。砂が乗ったんだ。ピット待機で整備はしんがり落ちか」


「隆文の車はOKか?」


『兄貴。大丈夫。雅子が速かったのが災いしたよ』


「そのままピットロードで待機だな」


「雅子は大丈夫か?」


『うん、ばっちり』


「今は13位だから今日は無理せず行けよ」


『こんな時もあるよね』


「それなら安心だ」


路面清掃が終わってレース再開だった


「悟瑠、よかったな。5周目だからコース清掃で済んだな」


「そうだな。残り5周切っていたらそのまま終了だったな」


「ああ」


そう言ってるとペースカーがピットに入ってレース再開だった。

そこからの雅子の走りは鬼神の如くだった。

なんと再開と同時に第一コーナーでアウトから2台纏めてクリア、11番手に上がる

7番手あたりまではクラスが違っているので立ち上がりのパワー差で抜き去っていく

とはいっても遅い車に引っかかって思うように抜きされないフラストレーションはあるのだろうが雅子は一台一台処理していく。

15周目ようやく雅子は7番手に追いついた。

残り6周、ここからは雅子のクラスなのでパワー差が小さく簡単には抜けない。

とはいっても7番手から3番手迄ほとんど差がなくテールツーノーズの争いになっている

トップと2番手の争いも白熱していて隆文が2番手でパワー差よりも重量が軽いのを生かしてプッシュ続けている

そのせいかトップも抑え込むラインを取らざるを得ずタイムが伸びない

トップ2台と3番手以下の差も1秒とすくない


「ここまでくると雅子のトップの可能性はあるか」


「ああ、そうだな。隆文がどこで抜くか考えてるな。早く抜いてはストレートで抜かれることもあるからファイナルラップの最終コーナーか」


「そうだな。おおお、雅子がインからあっさり2台躱して6番手か」


雅子はその週のバックストレッチで立ち上がり重視のラインを取ってさらに一台躱して5番手に上がった


「残り5周。厳しいなあ。上位はベテランだろ。2台でブロックされたら」


隆文が言う


「ああ、ブロックでぶつけると次回出禁だ。やり方も難しいな。失敗すると2台纏めて抜かれる」


「そうか、下手にブロックして2台纏めて抜かれたらヤベえだろ」


「それ言ったらトップもベテランだろ」


「そうか。どうかな」


雅子は巧みなブロックに阻まれて抜きあぐねていた残り2週になったところ最終コーナーを立ち上がってすぐ、あろうことか3番手を走っていたK〇61がボンネットから白煙が上がってアウトに寄った。


「エンジンブローだ。うわあエンジンオイルが」


冷静に雅子ともう一台が躱していく


「うお。やったー、隙をついたぜ」


雅子が第一コーナーの立ち上がりでアウトから行くようにフェイントかけてアウトに誘うと空いたインから抜いていく。


「雅子が勝負に出た」


「いったあ、10500迄回してる」


「だな、高回転の伸びで抜いたぞ」


「ブロックしてた分、差が開いたな」


「雅子は表彰台は行けるか?」


「このままならな。こうなったらもう雷神だな。ベストラインで行ってる。」


「ってことは、バトルラインで走ってる2台に追いつくんじゃ?」


「おう。ギリだなあ。ペースの差から行くと。あ、隆文たちがラップ遅れに詰まった。クラスが違うからなあ。遅い、雅子チャンスだ」


「隆文達は第二ヘアピンまで前を抜かないと雅子に追いつかれる」


「と言っても、あっちも2台で争ってるからそう簡単にどかないだろ」


「そうだ。残り1周ちょっとじゃあフラッグも振りにくい」


「来たぞ。雅子がストレートで追いつく。それならファイナルラップは三つ巴だ」


ギャラリーの歓声も大きくなる


「その前にもラップ遅れがいるから処理が難しいぞ」


「すげえなあ。場が沸騰してる。隆文は完全にトップしか見てない雅子がすぐ後ろにいるって気付いてるかな?」


「熱くなると見えなくなるからなあ」


レースはストレートでトップと隆文がラップ遅れを躱していた。

雅子も同じくストレートでラップ遅れを躱してトップと隆文に追いついた。


「おわああ?雅子が?2台に宣戦布告だ」


あろうことか?最終コーナーを抜けた途端に前の2台に浴びせるパッシングライト、堂々の宣戦布告だ。

”うおおおおおっ”ギャラリーから上がる歓声

ファイナルラップは完全に3つ巴の争い


『ええええ?雅子?はえええよ。いっくぞー』


無線から聞こえる隆文の声、追いつかれるとは全く思っていなかったのだろう


「トップはハイビームだ。ラップ遅れは邪魔すんなと言ってるな」


「隆文もパッシングだ。完全にトップに宣戦布告だ」


コースではブルーフラッグが切れろとばかりに振っている。

3台の争いに邪魔するなということだろう


「うわあ。アウトから?」


立ち上がり重視のラインを取った雅子が直角コーナを抜けた先の大Rでアウトから隆文を躱しに行く

いけー、そこだー モニターに映る争いを見ながらギャラリーが叫ぶ


『くっそー、ふけろー』


隆文の声、雅子が隆文を躱して2番手に上がる。

バックストレッチでは雅子につかれるのを嫌っているトップ


「ここもアウトからか?」


最終コーナーに並んで飛び込む雅子とトップ

ちょっと遅れて隆文が追う


「アウトはちょっと無理か」


いけー、ぬけー、逃げろーギャラリーの応援も白熱。

立ち上がりで雅子も全開で走るがボンネット半分及ばず2番手だった。


「残念、でも雅子は見せ場は作ったな」


『また雅子に抜かれたか』


無線から聞こえるのは3番手でゴールした隆文の声だった。

戻って来た雅子の車はタイヤは完全にボロボロで使い切っていた。


「あーん、悔しい。後ちょっとだったのに」


「雅子、よくやったよ。あの遅れをよく取り戻したよ」


「路面清掃がラッキーといえばそうよね。そうじゃなかったら表彰台乗れなかったかな?」


「やられたぜ。雅子、もうちょっとで逃げ切れたんだがなあ」


「あたしも正直タイヤもうずるずるだからね、トップもそうだったみたいだけどね」


「そうか。次の耐久で勝負だ」


「ふふふ、いいよ」


僕らは近くの大型が停められるところでご飯を食べて帰って来た。


「お兄ちゃん、良い車ありがと。レースだからこんな時もあるよね。言い訳なしね」


「おう。明日からバリバリやるぞー。今日はいいリフレッシュだ」


「うん」


僕らはアジトに帰ると爆睡だったのだ。

順調に車仕上げる悟瑠達

雅子はTSカーもハプニングあったけど好調で


いつも読んで頂き、どうもありがとうございます。

今回はここで更新します。

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