0 地名と登場人物 (ネタバレあります。本文を読んでからの方がいいです。関係がわからなくなった時用)
あらすじを読んだ時点でほとんどの人は挫折すると思うので、それでも読もうとする勇者は、ここを見る必要はないような気がします。
100話過ぎても出てこない人が、まだ沢山いるわけで・・・。
150話過ぎても出てこない人も、かなりの数いるわけで・・・。
何より一話や数話限りで、その後出てこない人もいるわけで・・・。
ジンネル大陸:人間が多く住む。
ギバティ王国:その聖山の頂に聖神殿があり、そこに女神シアラスティネルが暮らしていた。
ギバティール:ギバティ王国の首都。王宮と大神殿もある。
大神殿:ギバティ王国にある、女神を崇める神殿の総本山。
ティネル:聖山すぐ傍の大きな街。首都ギバティールの中にあってかなり発展している。優理が最初に身を隠した。王宮や大神殿とは少し離れている。
第7神殿:硫黄ガスが噴き出る山の中にあり、打ち捨てられていた。
ドリエータ:第7神殿から歩いて4時間ほどの所にある街。そこの3階建ての建物の2階を借りて遥佳と真琴が住み始める。
リンレイ:ドリエータよりもギバティール寄りの大きな街。国王直轄地の一つ。
ジェルン:第7神殿に一番近い街。温暖な気候のせいか、面倒見のいい人が多い。
アッソーネ:ジェルンよりもギバティール寄りの地域。小さな村が点在している。
ドレシア:ギバティ王国内で一番大きな港町。
ミザンガ王国:ギバティ王国の隣国。
ザンガ:ミザンガ王国の首都。
キマリー国:王政ではあるが、王室のことはあまり外に知らされない閉鎖的なところがある。しかし国の政策的にはかなりオープン。貿易などにも熱心。
ロードニア島:キマリー国内の島。青い洞窟となる鍾乳洞の島。
ドモロール王国:軍事大国。新興国。
パッパルート王国:古くから続くが、ルート砂漠を擁しており、貧乏。もしかしたら一番古い国。
ルートフェン国:かつてパッパルートの弟王子が国王となって始まった国。直系王族が絶えると、常にパッパルート王国から国王をもらっていた。つまり、かつてはパッパルートの属国。パッパルート王国の隣国でもある。今はそこまで血縁も濃くないが、立場上は格が落ちる。
ケベリック王国:
ディリライト諸島:13の島からなる諸島。一番大きい中心の島はディリライト島。一番小さい島はロリン島。ディリライト島の隣は、ミシジェン島。
ゲヨネル大陸:幻獣や妖精が多く住む。
マジュネル大陸:魔物や魔獣、獣人が多く住む。
ミナト:マジュネル大陸にある、港町。
変な山:通称。大きな湖のある山。なぜか人がいつかない。
蜘蛛の魔物達の集落:木々の合間には彼らの織った布がかけられている。仕立て職人が多い。
お肉を愛する村:色々な肉が食べ頃で売られている。肉食の獣人が多い。
野菜大好き村:草食の獣人が多い。
心うきうき村:入り口で花をもらって、自分も次の人に花を渡す村。
隠れ里:うっかり川の上流にある。
水浴び村:数多くの洞窟と小川、そして池や湖がある。
ただし、種族による諍いはない。混血は生まれにくいができないわけではない。
人物設定
シアラスティネル:女神。髪の色は月の光を紡いだようと言われ、金糸とも銀糸ともつかぬ色。瞳は夕焼けのような印象的な強い橙色。
タイガ:人間。夜の闇のような黒い髪に、大地のような濃い茶色の瞳。ディリライト島で生まれ育ち、ロリン島でシアラスティネルに出会う。
真琴、遥佳、優理:三つ子の姉妹。タイガとシアラスティネルの娘。物心ついた時に地球に移されて、普通の日本人として暮らしていた。黒髪に焦げ茶の瞳。→ ゴールデンイエローの髪(赤みがかった金髪)、セピア色の瞳(暗さのある黄色を帯びた赤)。
優理・ユーリ:髪はロング。占い師兼何でも屋として潜伏する。分野を問わず、知ることができる。
遥佳・ハールカ:前髪は瞳が隠れる程に伸ばし、後ろ髪は肩につく程度。人の心を読むことができる。
真琴・マーコット:少年のようなショートカット。様々な生き物の姿に化けることができる。
人物設定:魔物・獣人(マジュネル大陸)
カイト:シルバータイガーの獣人。くすんだ銀の髪。薄い水色の瞳。見た目は人間と一緒だが、必要とあれば白銀の毛に灰色の縞模様の虎に変身できる。運び屋稼業。真琴と出会い、男の子と思いこむ。
リリア:緑蛇の一族。あまりに濃すぎて黒にしか見えない緑の髪に、底知れぬ闇の瞳。切れ長の瞳と薄い唇がどこか薄幸な雰囲気を漂わせている。
ルイス:緑蛇の一族。リリアの弟。新聞社も経営している。
ジェド:青蛇の一族。濃すぎて黒にしか見えない青の髪に、闇の瞳。
メイリー:少し年配な蜘蛛の魔物。白い髪、黒い瞳。女性の仕立て職人達の監督をしている。
ジローラル:長命な鳥の魔物。ただし、翼を怪我してもう飛べない。
アイラーネ:お肉を愛する村に住むライオンの獣人。ジローラルを我が子のように可愛がっていた。
ケイン:マジュネル新聞社(ケイン新聞社)の社長。ヤギのような角のある魔物。青光りする黒っぽい髪。ダークグリーンの瞳。褐色の肌。妻は、ローゼリー。
ローゼリー:蝶の魔物。普段は背中に仕舞ってあるが、瑠璃色に輝く翅をもつ。透き通るような水色の髪に、黒い瞳。
グラード:編集長。鳥の魔物。茶色と焦げ茶色の混じった髪に羽も混じっている。背中にある大きな翼は仕舞えるが、服を着ていたら羽が出せないので、背中に切りこみの入った服を着ることが多い。翼は薄茶色から焦げ茶色の斑で、少しオレンジが入っている。翼と髪がなければ人間っぽい。業務連絡(遥佳は「指令書」と呼ぶ)を常に空から落としていく。
メリッサ:熊の魔物。その魔物としての姿を遥佳は見たことがない。
トール:狼の獣人。恋人はダイアナ。
ダリウス: 地平線の青色牛の獣人。淡い水色の髪と青い瞳。牛の姿になると淡い水色の牛。水色ウサギのエルヴィラを口説き中
カーラ:オレンジ鹿の獣人。オレンジ色の髪に、キャロットオレンジ色の瞳。かなり身軽でフットワークも軽い。
ドリース:黒髪に銀色の瞳を持つ魔物。寡黙。
エスタ:カラフル・バーズ新聞社の社長。カラカラの獣人。灰色がかった黒髪に黒い瞳で人懐っこい性格。黒い羽毛に、嘴の付け根と足は黄色。嘴は銀色。
カサンドラ:エスタの最初の恋人。光沢のある紫や青の羽をして、小柄なのにとても存在感があるハチドリの獣人。
エレン:エスタの二番目の恋人。全身が燃え立つような真っ赤な羽で、炎すら霞む程に赤く情熱的なトキの獣人。
フラン:エスタの三番目の恋人。孔雀ならではの不思議な緑色の羽毛を持つ獣人。
ベティーナ:エスタの四番目の恋人。印象的な橙色と藍色、青緑の羽を持ってるオシドリの獣人。柿を思わせる橙色の髪、濃い藍色の瞳。
ティオドル:少しくすんだ緑色の髪に、赤い瞳。緑ウサギの獣人。
人物設定:妖精・幻獣(ゲヨネル大陸)
ケンタウロス:上半身は人間、下半身は馬の姿。男は弓矢を上手に使う上、馬の速さを持つだけあって戦上手な一族。長老になると賢者の一面も持つ。女は反対に大人しく、戦には出ない。
デンダー:ケンタウロス族長老の一人。
クミト:ケンタウロス族。イスマルクの友人。淡い茶色の髪。馬部分も淡い茶色。
ジガル:ケンタウロス族。クミトの幼馴染。クミトより濃い焦げ茶の髪。馬部分も焦げ茶色。
ヴィゴラス:グリフォン(頭と前脚と翼は白い大鷲、胴体と後ろ脚は茶色い獅子)。全体的に濃淡の茶色。黄緑色の瞳。人になった姿は、褐色の肌、黄土色に近い白や赤を内包した茶髪、黄緑の瞳。特に名を持たぬ為、遥佳によって、名づけられる。
レオン:カイトが見つけたグリフォン。鷲部分は茶色く、黒に近い焦げ茶の下半身。人の姿になった時は、褐色の肌に黒い髪、青い瞳。
ペガサス
ガーネット:人の姿の時は白髪に赤い瞳。サフィルスと双子だが、父親が違う。物腰は大人びていて、人あたりも柔らかい。
サフィルス:人の姿の時は白髪に青い瞳。言動も雰囲気も全て子供っぽいところがある。
ドラゴン:暗紫色を帯びた深い青色の鱗で覆われ、黒い瞳。4メートル前後。人の姿の時は、青紫色を帯びた黒髪に黒い瞳。
ラーナ:肩に届くかどうか程度のボブカットだが、後ろよりも前に来るほど少し長めになるという前下がりボブスタイル。
リリアン:背中の半分まで届く巻き毛で女性らしい優しさがある。
ルーシー:軽い癖のついた肩よりも長い髪を後ろで一つに括っていることが多い。
サテュロス:山羊の角と山羊の足をもった精悍な男の一族。音楽とダンスが得意。好色。
ジーン:男くささが漂う、イスマルクのいい友人。
サイクロプス:一つ目の巨人。鍛冶が得意な一族。
ドワーフ:匠の小人族。建築関係のエキスパート。
マーマン、マーメイド:海にすむ人魚。
シルフ:風の妖精。男と女の妖精がいる。
ウンディーネ:水の妖精。女の妖精だけで構成される。透明な体で、水と一体化しているが、自分の意思で色々な色に染めることができる。気分次第で髪や肌や瞳の色を変えている。
エレオノーラ:瞳の色は、光を透かした木々の葉のような緑。柔らかな陰影を持つ銅色の髪。
サラマンダー:火の妖精。性別を持たない。
ノーム:地の妖精。
ドライアド:樹木の妖精。葉のような緑色の髪を持ち、柔らかな褐色の肌を持つ女の妖精。
ユーフロシュエ:山の中の小屋に暮らし、妖精らしからぬ生活をしている。色々なものを作るのが好き。緑の髪に、濃い緑の瞳。柔らかな褐色の肌。言葉づかいは男らしい。
マンティコア:蠍尾の獅子。ライオンの体に蠍の尻尾を持ち、その尻尾から鋭い毒矢を放つ。
ベヌウ:青みがかった白い大きな鳥だが、後頭部に二つのとても長い羽がある。青い瞳。まるでアオサギのように優雅な外見をしているが、フェニックスと同じ種族。ただし、フェニックスが炎を纏うのに対し、こちらは炎を纏わない為、ただの大きな鳥と思われることも多い。
ラーク:腰まである青みがかった白い髪。青い瞳。ルーシーよりもかなり年上。のんびりとした性格で、最近ルーシーが来ないなと思っていたら真琴の世話をしていたと、半年後に気づいたりもしていた。
人物設定:人間(ジンネル大陸)
貸し馬屋の店主:子供嫌いだが、真琴と遥佳にはそれなりに親切。
ハミト:ぼさぼさの黒髪に緑の瞳。ドリエータの治療院で働く医師。遥佳と真琴がドリエータで暮らし始めた建物の3階に住む。大家の孫。
レイノー:赤毛に緑の瞳。ハミトと同じ治療院で働いている医者。
ドレイク:ミザンガ王国のザンガを根城としているが、ギバティ王国へ出てきている。黒髪(褐色と黒色との間)に焦げ茶の瞳。基本的にお調子者。
レイス:殺人を中心に行う武闘系。それなりに体格もいい。日に晒されて乾ききった砂のような金髪で前髪は少し長め。赤茶けた瞳。姓はバスティア。
マイルート:体を損ない、人身売買の担当をしている。
カイネ:怪我の為、マイルートと同じ人身売買買いつけ担当に移った。左手が少し不自由。コルクのような薄い茶色の髪に、くすんだ青の瞳。
ロドゲス:人身売買の教育係。槍の使い手。
ヴィオルト:人身売買の教育係。丁寧に話すタイプ。くすんだ金髪に琥珀色の瞳。実は二刀流。
ニルス:芸術品の目利き。
ドーレン:宝石の目利き。
ジラルド:美術品の目利き。
ウォーレン:ドレイクのカフェを任されている。
フォルナー:ザンガをドレイクが留守にする時の代行。艶のない茶色の髪に緑の瞳。
エスティス:線も細く、中性的。20才にしか見えず、言葉づかいも柔らかい。艶のある黒髪、黒い瞳。ハスキーな声。実は皆より年上。暗殺系。
オールグ:エスティスとコンビを組み、フォルナーの下にいる。がっしりした体格の持ち主。焦げ茶色の髪。水色の瞳。
フェイロック:荒事専門。黒髪に茶色の瞳。
ニコラス:フェイロックの下にいる。薄い金髪に焦げ茶の瞳。
シャレール:フェイロックの下にいる。濃い茶色の髪に青い瞳。
シュザーク:フェイロックの下にいる。黒髪に赤い瞳。
リック:フォルナーの下にいる下っ端
デリー:ミンデと共にフォルナー達を裏切る。
ミンデ:フォルナーが目をかけていた。ドレイクに造反する。
キースヘルム:ギバティ王国を根城とするドレイク達の同業者。金髪に黄緑の瞳。体格もいい。
フレドルク:金髪に茶色の瞳。優理と共にキマリー国を脱出する筈ができなかった。
グンター:金髪に、茶色の瞳。
テオフィル:茶色の髪に灰色の瞳。
ジルヴェスター:金髪に青い瞳。
アロイス:黒髪に水色の瞳。
ゲルト:焦げ茶の髪に青い瞳。
ベルント:淡い栗色の髪に、黄を帯びた薄茶色の瞳。
ホルガー:くすんだ金髪に、暗い緑の瞳。
ローマン:焦げ茶色の髪に、くすんだ青色の瞳。
ブラージュ:ギバティ国王。黒髪に灰色がかった青い瞳。神経質そうな顔つき。王女二人、王子一人。
ベレンガリア:王妃。茶色の髪に青い瞳。ケベリック王国から嫁いできた。かなり控えめな性格。
第一王女エステル:第一子。焦げ茶色の髪に青い瞳。
第一王子パトリス:第二子。黒髪に青い瞳。
第二王女オリヴィア:第三子。茶色の髪に青い瞳。
王弟ラルース:国王ブラージュより年が離れている末の王子。黒髪に青い瞳。
ミネルタ:王太后。末子のラルースを一番可愛がっている。茶色の髪に青い瞳。
レスティエ公爵:白髪になった金髪と、青い瞳。若い妻をミネルタの周りに差し向けていた。
レスティエ公爵夫人:茶色い髪に薄茶色の瞳の美人。
アルセニオ・レイモン侯爵:赤みがかった金髪と、緑の瞳。かなり軽妙な話し方で皆の中心にいるタイプ。金払いもよい。
ハリーシュ:レイモン侯爵の一つ年上の乳兄弟。茶色の髪に薄茶色の瞳。
ジェイン:レイモン侯爵の愛人。黒髪、赤い瞳。夫は事故死、病気の姑と幼い子がいる。
ティシリ伯爵:マホガニー色(赤褐色)の髪、緑の瞳。
デンアル伯爵:金の巻き毛に、青い瞳。
マレック:デンアル伯爵の使用人。金髪に茶色い瞳。
モサペーチ男爵:艶のない赤毛に青の瞳。
ゲイツ男爵:癖のある黒髪に、黒に近い青の瞳。
ラグトア伯爵:艶のない薄茶色の髪と灰色がかった青い瞳。厳つい顔つきに鷲鼻、そして見た目もずんぐりとしている。目つきも鋭い。しかし、性格は穏やかで温厚。
キニエス:ラグトア伯爵の次男。薄い金髪と青い瞳。かなり真面目。
レンドルフ:貴族の息子。市場で占い師をしていた優理と一緒につるんでいた少年の一人。
ブルッカー伯爵:ブラージュとラルースのお守り役として爺を務めていた。
デングラー男爵夫人:名はルシア。明るい栗色の髪と緑の瞳。
ローラン:デングラー男爵邸の家令。
イスマルク:第5等神官。黒髪に暗い蒼の瞳。勘が鋭く、特異な能力がある。僻地にある第25神殿を任されている。
イエルハルド:第1等神官(既に死亡)。
ファミルイード:第1等神官。
ジアラヒム:第1等神官。白髪にくすんだ青い瞳。
ゲラン:第1等神官。
ドリエス:第1等神官。
ディオルグラード:第1等神官
ウーカシュ:第1等神官。
レンネル:第2等神官。
エイドリクス:第2等神官。ホワイトグレイの髪。薄茶色の瞳。
ニコラス:第2等神官。黒髪に緑の瞳。
フェリオ:第6等神官。オレンジがかった赤毛に青い瞳。
オリバート:第3等神官。赤毛に茶色の瞳。
ウルシーク:第2等神官。姓はアボルト。白髪交じりのロマンスグレイ、緑の瞳。
テオドール:第4等神官。ウルシークの娘婿。茶色の髪、青い瞳。
ランドット:第5等神官。ウルシークに仕えている。
ガントーク:第6等神官。ウルシークに仕えている。
ルドヘルム:第6等神官。ウルシークに仕えている。
フィオゼル:第7等神官。ウルシークに仕えている。
キアラン:第7等神官。ウルシークに仕えている。
第9神殿長ロムダール:白髪の第6等神官。
イルカン:第4等神官。神官の試験を行う部署の最高責任者。
ヴォルミット:イルカンの部下。
シャリール:イルカンの部下。
ファロン:第3神殿の第6等神官。古語もできる。歴史に詳しい。
トラルード:第27神殿長。第6等神官。高齢の白髪、青い瞳。
デルート:第30神殿の神官。
カイン:第30神殿の神官。
ランディ:第7等神官(既に死亡)。茶色の髪、青い瞳。一人息子は、テオドール。
アレクシア:ランディの妻(既に死亡)。薄い金髪、赤茶けた瞳。
キャサリン:ウルシークの一人娘。黒い髪、緑の瞳。長男アルド、次男リシャール、長女エリーネの三子を儲ける。
リシャール:第6等神官。茶色の髪、青の瞳。姓はアボルト。
エリーネ:黒い髪、緑の瞳。
コデルロス:(既に死亡)アボルト家の使用人。
タマラ:アボルト家の使用人。黒髪に茶色い瞳。
エドウィーナ:ウルシークの妹。夫に先立たれているが、息子と娘が一人ずついる。
グレン:繊細な意匠を得意とする陶磁器ブランド「アレグレード」の社長。
ルルド:ギバティ王国軍の将軍。一番偉いが、名誉職。貴族出身。何故ならギバティ王国は平和な歴史がある為。
ハーン:ギバティ王国軍の軍団長。王国軍を実質的に束ねる初老の男。白髪がほとんどの灰色の髪。黄土色に近い茶色の瞳。強く重い剣を使う。「まだまだ若い者には負けん」が口癖。
ケイドトス:ジンネル大陸、マジュネル大陸、ゲヨネル大陸を結ぶ帆船の船長。
ディリライト諸島:南にある島々。
コウヤ:首長。ディリライト諸島の中でも一番大きなディリライト島に住んでいる。
カリン:コウヤの妻。
タイキ:コウヤの長男(第一子)。肩より長い黒髪を一つに括っている。物静かで笑顔を忘れないタイプ。一通りの武芸は身につけている。
カシマ:コウヤの次男(第二子)。短髪。体を動かすのが好きで、かなり腕白系。
ケイト:コウヤの長女(第三子)。さっぱりした性格。遥佳には面倒見のいい姉みたいな存在。優理とは遊び友達。真琴は父と兄に持っていかれたので、諦めて首輪係。
キマリー国
ネムソフィア王妃:軍事大国ドモロール王国から嫁いできた(正妃・黒髪に灰色の瞳)。
第二妃グラディーネ:パスティス公爵家から嫁いだ。
第一王子ケイファスト:黒髪に灰色の瞳。ネムソフィア王妃が産んだ。幼少時に毒を盛られていた為、体が弱い。
第二王子ウルティード:焦げ茶の髪に灰色の瞳。ネムソフィア王妃が産んだが、隠されて育った。
第三王子ミファレーン:茶の髪に青い瞳。グラディーネ妃が産んだ。
シンクエン:キマリー国先王弟の孫息子。金髪に青の瞳。つまりウルティードとシンクエンの祖父同士が兄弟。
エルルーカ姫:茶色の巻き毛に青い瞳。王弟の娘。ウルティードの従妹。
ミリエラ:シンクエンの母方の縁戚にあたるルーフェン伯爵令嬢。シンクエンの母と、ミリエラの母が従姉妹同士。金髪に緑の瞳。
デミール・ホムルト男爵:白髪に薄い茶色の瞳。実は王宮の侍従の一人。
ラヴィニア:ケイファストの正妃。茶色の髪にくすんだ緑の瞳。辺境のミンザイル伯爵家令嬢。あまり知られていないが、ラヴィニアの母親はドモロールの貴族出身。
エミリール:濃い茶の髪。青い瞳。ミンザイル伯爵家令息。
ロルファン:金髪の巻き毛に青い瞳(本当は濃い茶の髪)。
エミリア:金髪の巻き毛に青い瞳。
ディッダス子爵:ユベール・フォン・ディッダス。社交界にあまり出ない偏屈老人。
アイリーネ:シンクエンの領地の屋敷のばあや。
ハムナムテ:かつてロードニア島で女神の伝説が生まれる原因となった青年。
ドモロール王国
フェネアテン国王:黒髪に灰色の瞳。ネムソフィアの父。
アクネトス王太子:黒髪に灰色の瞳。ネムソフィアの兄。
宰相:国王の腹心。
第一将軍ファレエスル:近衛関係。宰相をあまり快く思っていない。
第二将軍ミゲエラド:酒好きで女好き。全てにおいてざっくばらんに生きている。
第三将軍ルシエクス:信心深く真面目。四人の中で一番に真琴と剣を交えた。
第四将軍ハプティネト:明るく楽しいタイプだが、よく周囲を見ている。二番目に真琴と剣を交えた。
ドカートン小隊長:ディリライトに派遣されている。黒い髪に焦げ茶色の瞳。
パッパルート王国
国王ディッパ:ベージュ色の髪に黄土色の瞳。即位を知らない人には王太子と思われている。
デューレ:ディッパの弟。ベージュ色の髪に黄土色の瞳。
ニッカス:ディッパの乳兄弟。「侍従」兼「護衛」兼「相談役」兼「遊び相手」。ベージュ色の髪に黄土色の瞳。王族と血縁もある。
女官長:男しかいない王宮に是非、女王族をと熱望している王宮の裏方の主。ゆえにディッパとデューレの恋は全力で応援する。
リビーム:土木関係の役人。
ファリル:土木関係の役人。
エンセ:緑化計画の役人。
オーリム:緑化計画の役人。
カッティム:治安維持関係。
メッティ:治安維持関係。
ジュウカ:医療関係の役人。
オウル:医療関係の役人。
ルートフェン国:
第一王女カディミア:ベージュ色の髪に緑色の瞳。次期女王。
第二王女エルネー:ベージュ色の髪に緑色の瞳。姉と顔はよく似ている。
リヴィール王国:国王は女神の熱心な信者。
イネルヴァ:双子の王女。銀髪に緑の瞳。
イアトン:双子の王子。銀髪に緑の瞳。ロードニア島(鍾乳洞がほとんどを占める)行きの船で真琴と出会う。
ディアリーテ:イアトン及びイネルヴァの侍女。乳姉妹。銀髪に青の瞳。ルーシーに心酔。
ミザンガ王国:ちょくちょくと小さな入り江がある。首都はザンガ。
シャレール:王太子。金髪に青い瞳。
クリスティーナ:シャレールの妃。金髪にくすんだ緑の瞳。
フェリクス:シャレールの息子。金髪に、くすんだ緑の瞳。
フローラ:シャレールの娘。金髪に茶色い瞳。
アルマン:第二王子。金髪に黒っぽい青色の瞳。常に身なりはきっちりしている。
カティア:アルマンの妃。淡い金髪に青い瞳。
ヴァイオレット:アルマンの娘。金髪に紫色の瞳。
ゲオナルド:第三王子。金髪に青い瞳。不精髭がトレードマーク。
ボナパン:ザンガにある港を取り締まっている隊長。
ルドルフ:赤毛に青い瞳。
シューベル伯爵夫人:ゲオナルドの乳母だった。
セレスタン:フェリクスの護衛騎士隊長。
リオネル:セレスタンの部下。フェリクスの護衛騎士。
マルコ:セレスタンの部下。フェリクスの護衛騎士。
バティスト:エドワルドに仕える初老の騎士。腹心の一人。
シャンタル:銅色に輝く赤毛に緑の瞳。学業の成績は良かった。
カンディア王国:小さいがそれなりに歴史は古い。しきたりも多く、独自の文化がある。
第三王女アイナーティルディ:人参のような銅色の髪。赤い瞳。
ファルンリヒティー:王弟の次女。金髪に茶色の瞳。