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屋上

「まー君!」



屋上に先に来ていた正弘にミヨリは声をかけた。



正弘は、焼きそばパンを食べてボーッとしていた。「また、焼きそばパン食べてるの?わたしが作ったお弁当あるのに!」



「あーごめん…。っで咲の様子はどうだった?」



「うん、好きな人はいるみたいだよ。」



「やっぱり、朝、咲の部屋から変な声が聞こえたんだ。彼氏と電話で話してたのか…。」



焼きそばパンを食べてからミヨリの弁当を食べ始めた。



「それは、どうかな?」



「え?」



「咲ってガードが固いし、好きな人、学校にはいないと思うよ。」



「バイト先の牧場かな?」



「そうかもね。放課後行ってみようよ。」



「うん。」



咲に好きな人か…何故か胸騒ぎが正弘はした。




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