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その46〜その50
季節外れの花火が打ち上がって散ったのと同時に、街中の明かりがフッと消えた。
「本当の事を言うと、あなたは実は……」と言われたのは覚えているが、気がつけば相手は何処にもおらず、話の内容も思い出せない。
仲間内で撮った写真にいる筈のない彼女が写っているのを見て、私達はまだ許されていないのだと思い知った。
「おなかがすいた、あれが食べたい」と泣き叫ぶ幼児の指差す先には、食べる物など何も持っていない自分がいる。
紅色に染まった雲に入って行った鳥達が、次々と地面に落下して行く。




