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観察者の優雅な暇潰し~とある転移者の日常~  作者: 水島 香
転移します………マジで!?
7/25

初めての………

グレイは無事町に着くのだろうか?

この世界に来て四時間程。

初めて見る町は山、海、森に面している様で、馬車を引くものが多く,武器を所持する者も多い。木やレンガ等の建物もあり道も舗装されている。異世界の町はそこそこ発展している様だ。ちなみにスキル【観し者】で遠見している。

現在地は入門場所が一番近いようで、30分~45分で着くと予想している。地図は消滅してしまったため、ゆっくりと魔法の練習をしてスキルに慣れようと思う。


「モンスターに素通りされてたから、魔法は使ってないんだよなー。何となく、使い方は分かるけどモンスターに効くか分かんなかったし。」


スキル【観し者】で相手の種族名と耐久だけは分かったものの、他の欄は文字化けしていて見れなかったのだ。恐らくLvが低いからだろう。


「ギーギャ!ギャギャグッガ!」


「………」


ゴブリンに素通りされた。

ゴブリンは背中を向けている。

ここは森ではない。

しっかり舗装されている道だ。

これは………チャンス?


「魔法はイメージが大切だ。魔法名はイメージ補助だ。」


魔力を消費して………

【火球】を槍にするイメージ。

砂を舞い上がらせ、ゴブリンの目に飛ばす【風】のイメージ。


「グギゲ!!」


ゴブリンの動きが止まった!【火槍】発射!


「グッグギゲ!!ガガ……ギ…ギャ………」


ゴブリンが燃えて倒れた。近寄って剣でつついて動かないことを確認する。それから魔石を取りだし【ボックス】にしまう。

恐らくゴブリンを倒したことでLvが上がったからだろうか?身体が軽くなった気がする。Lvは4となっていた。


「………怖かった。でも…上手くいった。

勝てた。よかった………よかった…!」


生まれて初めての殺し。魔法を使ったからか,それとも魔物だったからか。それほど嫌悪感はなかった。それよりも、恐怖が勝っていた。


反撃されずに勝てたが、ゴブリンに殺られる可能性も有ったのだ。日本で平穏に慣れた自分には十分恐怖が有った。


「あぁ~。本当に平穏が欲しい。こののろ………祝福がなければ迷わず町に籠れる仕事を探すのに!!」


改めて倒したゴブリンをみて、手を合わす。

魔法の練習は後だ。スキルのフル活用で町に急ぐことにしよう。そこでゆっくりと魔法の練習をしよう。


───20分後───


「はぁはぁ…ついた!走ったかいがあった…

え~と?消滅した地図によるとここは

『三大重町』なんて呼ばれてる一つで商人の町

『クリム』だったか?」


取り敢えず、人が並んでるし俺も並ぶか。


「にしても………疲れたな」


やっと町に入れるんだ。やっと安全圏にこれたんだ。ゆっくりとしたいもんだ。

町にまだハイレナイ。


次回はギルドに行く!………といいなー

出来るだけ文字数を増やして、話を進めれるようにします!


したいです…。

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