逃げるだけ
短いですがどうぞ!
走る,走る,とにかく走る。
石が飛んでこようと,石が足に当たろうと。
とにかく走る。
「ギャギャ…………ギャ……ャ…」
ゴブリンの声が遠ざかり、木の陰に隠れた俺は急いでステータスのスキル欄を見た。
────────ステータス─────────
スキル
生活魔法・初級魔法(全)
固有スキル
言語理解・ボックス
特有スキル
孤空・弱者の一撃・借りる狂者・観し者・冒険する宿命
──────────────────────
結果
「戦闘向きなのがほとんど無い!!これでどうしろと?」
取り敢えず、ざっと説明を読んで認識阻害系だった【孤空】を使い息を潜め、【ボックス】(アイテムボックス)内に何か入ってることを願い開く。
ちなみに、スキルの使い方は頭にぶち込まれてた
────────ボックス内─────────
子供用の真剣(鞘付き)・女性用の防具(上)・手紙(使用上限一回)
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………手紙?
「剣と防具は(女性用だったり子供用なのに目を瞑る)ありがたい。でも、手紙?なんで?」
取り敢えず武器の装備だけして手紙を読む。
『町までの地図(自動ナビゲート)を入れといたよ。後、このお金は然るべき時に使ってね!異世界生活を楽しんでね!
追伸,君の新しい名前は〈グレイ〉だよ』
「…ありがたい。でも、こんな世界なら戦闘向きのスキルをあと二つ位は欲しかった。」
俺は、地図を開いてゆっくりと移動を始めた。
*手紙は消滅した。使用上限ってそう言う事か!
主人公のスキルと名前が出ました!
詳しくは設定を投稿するときにします。
では、サヨウナラ