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ぼくの詩集

超現実

作者: 桜井あんじ

深くふかく 潜ったところで

そこにあるのは闇ばかり


星の光ひとつ瞬かぬ

そこにあるのは真の闇


およしなさい およしさなさい

そちらにゆくのは お止しなさい



高く高く 登ったところで

そこにあるのは空虚さばかり


手を伸ばしてもまだ遠く

遥か頭上から嘲笑う


およしなさい およしさなさい

そちらにゆくのは お止しなさい



遠く遠く 向かったところで

そこにあるのは寂しさばかり


すれ違うに過ぎぬ 人々と

流れゆくばかりの 景色


およしなさい およしさなさい

そちらにゆくのは お止しなさい



それよりは


虚夢を超え

妄想を超え

幻想を超え


超現実へ

ゆきましょう

ぼくと


今 ここ を 超える

新しき 今 ここ へ

それが 超現実


ぼくといっしょに ゆきませんか

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― 新着の感想 ―
[一言] 詩の流れと流れる語感が音楽のメロディーのようですね。超現実が現実だったらちょっと怖いかもしれませんけど・・・私は臆病なので。でもあなた(誰か)と一緒なら飛んでも(いっても)いいかもしれません…
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