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日常的な毎日  作者: マセノク
2/3

学校行事の準備

~入学式が終わってからの下校中~


「なぁ、お前先生の話聞いていたか?」

優は唐突に聞いてくる。一応首を縦に振る。

「どんな話か、聞かせてみろ。」

俺は固まった。それは優の目の奥に怒りが入っている感じがしたのだ。

「あ、あぁ~、頑張ろうとか言ってたな。」

「その前だ。もっっっと大事な事があったがなぁ~。」

ヤバイ!かなりムカついている!絶対俺が寝てたの怒ってる!何で!?

「さぁ、聞かせてみろ。」

ここで大抵は謝るだろうが、俺は違う!

「なぁ、優。」

「あ?」

俺はクラウチングの構えをした。

「怒ってますか?」

聞くと同時に腰をあげる。

「怒ってるぜ!」

俺はそこで走り始めるが、すぐに足と首を持たれてタワーブリッジを食らった。

「ごめんなさいは?」

「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなぁーー!」

そのあと、ボコボコにされてしっかりとご指導をうけた。


~ご指導の後~


「はぁ!?4月25日に遠足!?」

「遠足じゃねぇ~よ!」

ツッコミを入れられる・・・ちょっとボケただけなのに。

「今度、学年全体で遠くに行って親密を深めようとか小学生だと思うんだけど・・・」

「お前、親密ってのは大事だぞ?」

「わかるけど・・ねぇ・・・」

俺はあまり人と喋るのが苦手だ。俺は少し人見知りで上手くコミュニケーションがとれない。そんなこともあって友達は少ない。

「俺・・・休もうかな。」

「お前、友達を少しでも増やせよ。」

呆れる優ははぁ、と言いながら話を続ける。

「でも、1回ぐらい俺以外の人と喋ってみろよ。」

「喋ることがないんだが・・・」

「作れよ!」

カリカリしてるわ。そろそろ真面目にしよう。

「でも、来週にあるからまだ、準備とか班とか決めないとだから、まだ時間はあるね。」

「お前、再来週だぞ?」

そこで俺たちは、この謎の空気から逃げたいがために走って家に帰る事にした。


~翌日~

クラスでは、かわいい子と一緒に行きたいだとかかなり先に期待していたりしていた。

「・・・腹へったな。」

そう、言いながら俺は机に伏せて睡眠に入った。


「奏、起きろ。」

優に叩かれて起きる。

「何だ?班決めか?」

「違う。授業が始まるから起きろって。」

・・・悪魔め・・・

そうして優に監視されているため眠られなくなって真面目に勉強をした。ボコボコにされないために・・・


~五時間目~

「はい!再来週は学年で桜木町の新しくできた、デカイ公園にいくわけだが、その班決めをしようと思う。」

クラスがガヤガヤとし始め先生が静にと注意をする。

「さて、くじ引きで決めるぞ!」

箱を出してにこにこしながら言う。

名簿順に皆引いていく。そして、俺の番になった。

「じゃ、引け!」

俺はここで黒板を見た。

1班は、後、一人

2班は、後、三人

3班は、もう誰も入れない。

4班は、誰もいない・・・逆に凄いな

5班は、優がいる。

「どうした奏?」

「あっ、確実に入りたいところに入りたいんでどれがいいかきめてたんです。」

「ははっ!それはいいが皆が待ってるから早めにな!」

げ、元気いいな・・・今さらだが。だが、もうきめた!5班に行く!

勢いで適当に引いたくじは4班と書かれていた。

「おぉ、やっと4か!これからが楽しみだな!」

5班が・・・良かった。

ガッカリしてボーッとしていると後ろでガヤガヤとし始めた。気になり後ろを向くと、このクラスで一番かわいいと言われる、佐藤 いくみが4班

のくじを引いていた。

「えぇぇ!!」

俺は、声を出していた。そう、嬉しさではなく驚きでだった。

「ん、なんだ?そんなに嬉しかったのか?」

先生はそう言うと笑い始めた。だが、俺には最悪だった。

なぜなら、回りからの視線が痛いのだ。『何でお前なんだ』と言う、回りの視線が。

「せ、先生!もう1回やってみたらどうです!?その方がいいと思います!」

と、言うが駄目だと言われる。

そこで俺は、神のイタズラのせいだと思いながら

机に伏せた。

何で、何でなんだよ!最悪だ、何故ならば・・・

<かわいい子と一緒=クラスから恨まれる>

と、言うことなのだ。

イケメンならまだしも、俺みたいな何処にでもいるようなバカだと、どう思われるか・・・


俺は、神に怒り(心で)の言葉を言いまくったが神は俺をからかうように時間が進んで行くのだった・・・


眠たくなっていくのがわかる。


艦これ最高!(*・∀・*)


では、次のお話で!( v^-゜)

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