男の娘は悪党となって革命者になるようです
短いですが……本来はこういうアイデア集のつもりだったんです。
伝わりゃいいんです。
悪党とはなにも悪人のみを指す単語ではない。ヒッピーなんて馬鹿げたことを真面目にやっている連中もいる。
異世界ではどうだろう。中世ヨーロッパ風味異世界。宗教家が闊歩しているか? 王が絶対権力を振るっているか? 神が存在するのか?
「本当にこんな格好で大丈夫かな?」
「大丈夫! 貴方は私にとって自慢の妹よ」
「・・・・」
異世界テンプレライアにて、姉弟が起こすのは革命。権力に対する戦いだ。その先頭に立つのは一人。誰がどう見ても美少女。彼は神だった。新たな宗教を創りだす、旋風の先駆けだった。男の娘だったのだ。禁欲的な宗教に真っ向から喧嘩を売る、新たな扉を開かせる鍵である少年は、不安げに俯いている。
とても様になっていた。
私は男の娘があんまり好きじゃないですが、ジャンルとしては確かに可能性を感じる。エッセイか何かやってれば絶対言ってることとして、まだまだ異世界転移による日本文化の移植諸々は可能である。で、その一つとして男の娘を提案した訳(?)です。昔考えたのに異世界転生男⇒女でTSによって擬似的に両性具有を達成したとみなし、神になるってのがありますが。ライトなTSも全然構わないけれど、どうせTSするなら何らかの理由づけが欲しいです。くだらないことでいいんで。以上新年一発目の投稿でした、ごめんなさい。