表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕と君  作者: 桜野パン子
1/1

僕は男だああ

※ベーコンレタスです。今回はそんなにそういう雰囲気はないのですがそれでも苦手な方は見ない方がいいと思います。


※女装があります。こちらも苦手な方は見ない方がいいと思います



僕は男だ。確かに声は普通の男の子より高くてよく女の子にまちがえられることもあった。それでもちゃんと男なんだ・・・なのにどうして僕は女の子の格好をさせられてるんだろう。

「おねぇちゃん・・・お店手伝ってくれってこうゆうことだったのぉ」

夏休み初日、姉に今バイトしてる店の人手が足りないから今日だけ手伝って欲しいと言われて喫茶店に来たらいきなり更衣室につけていかれ女の子用の制服を着せられてしまった・・・

「うん!だってゆうちゃんかわいいのに全然そんな格好してくれないんだもんーあ、人手が足りないのはほんとだよっ」

と言ってきた。昔からそうだった、姉の言うことは絶対でよくおままごとやそれこそ女の子の服を着せられたものだ。

しかし、高校生にもなってこの仕打ち。いくら姉のためとはいえこれはない。

「おねぇちゃん、やっぱり僕できないよお。恥ずかしいし足スースーするし久しぶりに目をだしたから眩しいよお」

「男でしょ!我慢しなさい!店長にはもう話しちゃってるし面白がっ・・・それに、この夏休みの間忙しくなるのに2人でやれっていうの?おねぇちゃんを過労死される気!?」

怖い・・・それに店長は面白がってるらしい。タチが悪いな。

おねぇちゃんと同じタイプなんだきっと。

「そ、それは・・・」

「ゆうちゃん優しいからそんなことしないよねぇ、おねぇちゃん思いのいい子だもんねえ」

「・・・わかったよ、今日だけだよ。」

こう言わなきゃどうなるか分かったもんじゃない。この制服を無理やりでも着せられた時点でもう決まっていたんだ。こういう運命なんだなあ僕は。

「嬉しい!ゆうちゃん、大好き!じゃあさっそく今日からやろう!ね!」

「うん、わかった分かった」

やけくそだ。こうなったらどうにでもなれ。ここは同じ高校の人たちはあまり入らないタイプの喫茶店だろうし僕はウィッグもかぶってだいぶ雰囲気がちがうからもしきたとしてもぱれないだろうしな!

とタカをくくっていたのが間違いだったのかもしれない

レジ打ちや接客の基本を教えて貰っている最中だった。カランとドアにつけてあるベルがなって下を向いていた僕は顔を上げて

「いらっしゃ・・・いませ・・・」

なぜ歯切れが悪くなったのか、それは目の前にいるお客さんが僕のクラスメイトの寺坂くんだったからだ。喋ったことはなかったがいわゆるイケメンという類いの人で教室でも目立っていたので覚えていた。

どうして僕はこんなに運がないものか、最初のお客がクラスメイトなんて・・・

固まっている僕を見て姉はすかさず

「お一人様ですか?」

「あ、はい。」

「かしこまりました、お好きな席にどうぞ」

すると、寺坂はテーブル席に座った。

そうしているうちに僕の意識も戻ってきてやっと状況が読み込めた。

姉に伝えて彼の接客は姉にやってもらおう。

「お、おねぇちゃん。今の人僕のクラスメイトなんだ・・・バレたら嫌だから接客は避けたいんだけど・・・」

「何言ってるの、忙しくなったらそんな事言ってらんないわよ。それに髪型だって服装だって違うのにバレるわけないでしょ」

そうだ、バレるわけないんだ。さっき自分が言ったこともあまりにもショックでわすれちゃったや。

店長さんがお冷をお出ししてくれと言ったのでお盆にお冷を乗せて彼の元に行った。

席についてすぐ本を読みだしたけど僕がお冷をテーブルに置くと僕を方を見て

「望月・・・?」

「え?」

今、何と言った?たしかに僕の苗字を言ったよね?いや、まさかたまたま知り合いに僕と同じ苗字の奴がいたんだそうに違いない!

「同じクラスの望月裕次郎だろ?何してるんだ?」

・・・バレた。誰だよぉバレないって言ったのはー僕とおねえちゃんだよぉ。

どうしよう・・・女装姿、クラスメイトに見られてしまいました。

望月裕次郎、絶体絶命です

続く



初めまして桜野パン子です。この度は僕と君を読んでくださりありがとうございます。


まだまだ文章がおかしいところがあるかと思いますが楽しんでいただけたらと思います!


それではまた続きを書いた時に会いましょう

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ