表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カミサマなオレとボクっ娘な天使  作者: 神無月(カンナヅキ) 運命(サダメ)
5/9

えっと……オレの存在がメタ過ぎて世界がヤバい

暇だ………。

どうしよう、何しよう?

何かしよう。何かしたい。

今オレがいるこの世界って、ココから見れば現実だし……。

ゲームでもするか!!


という訳で、【ブラッドゲート】という人気ゲームをすることにした…けど、カミサマの素質故か、すぐに攻略法が浮かんじまうんだよ………。


当然、素質を自覚した分


「全っ然楽しくねぇ」


こうなっちまう訳で。


【ブラッドゲート】は、中学生の主人公がとある町に迷い込み、出られなくなってしまう。ループする時間の中、ヒロインと共に、異形とかした町人《ドリーマー》から逃げながら、活路を見つけるホラーゲームだ。最近、映画化が決定したらしい。あまりの難易度の高さから、通称『初見殺人鬼』と呼ばれている


今度、カミサマの力を使う機会があれば、あの世界へ行ってみよう。


あ、一つだけ生活に変化があった。あの天界の子(天使らしい)が、オレの家に住み着いた。

オレの親は二人揃って他界してるし、丁度いい。家事スキルも天使の力でどうにでもなるらしい。


暇なので部屋に入ろうとドアを開けると………。


なんということでしょう!!


あんな暗くて不衛生だった部屋が、匠の掃除によって明くるくて清潔感あふれる部屋に早変わり!!


おっと、なんか電波が入ったぽい。


部屋の明るさまで変えるとは、マジで何したんだよアイツ…………。


ハァ、とため息をついた俺の耳に、不安とは程遠い声が聞こえた。

あの天使(自称)の声だった。


「夕飯できましたよー」


マジか、神か、あの子


「いえ、神はあなたですけど」


いちいち突っ込むんじゃありません!


あ、コイツ学校とかどうすんだろ?


疑問点だったので、少し質問する。


「オマエ、学校とかどうすんの?」


返答は、すぐに・・・返ってきた。


「あ、学校ですか?今まで考えてませんでしたけど、もちろん行きますよ?一応、ボクはお義兄さんのクラスにですが」


今、オレのクラスにとか言わなかったか?コイツ?

まぁいいや、それより今のコイツの言葉に、鋭い人なら気づいただろう。


コイツが(現)オレの義妹で、ボクっ娘ということに!!


いや、ねぇ。コイツが家に住みたいっていうから、ちょっと話をしてたんだが、その時コイツがボクっ娘だという重大な点に気づき、こちらからお願いしたんだよ。


まぁ、この話はここまでにして、と。


この世界でチート能力を使おうと思う。


いや、『負加価値』ってよく考えたら、うまく使えばチートじゃね?って思ったんだ。

まぁもっとも、平和の二文字は宇宙の彼方に隠れちまうだろうけど。


つー訳で、この世界でチート(カミサマの力含む)能力を使って、世界を敵に回すことにしました!!


今更気付いたが、えっと……オレの存在がメタすぎて世界がヤバい。

はぁぁぁ(´Д`)ハァ…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ