受験生Mちゃんの頭の中
あなたは何百、何千の中から私を見つけ、そして選んでくれた
それが私達の出会い。
「やばい。すんごく可愛い。ずっと大切にするから!」
そう言ってニコニコと私を大切にしてくれるあなたが大好き。
私はいつでもあなたの役に立てるようにがんばります。
「貸してやるよ」
あなたは優しいから私を人に貸す。
やめてほしいな。私はあなただけの私になりたいのに。
ある日私は体調をこわした。
「もう治らないのか。残念だな・・・」
あなたは私を捨てようとする。ごめんなさい。
私はもっとずっとあなたの役に立ちたかった。
がんばって結果が出て喜んでいるあなた。
思うようにいかなくて悔しがっているあなた。
どんなあなたも一番側で見ていた。
だからこそゴールまで共に行きたかった。
今まで大切にしてくれてありがとう。
また選んでね。。。
勉強中、シャーペンを見ながら思う、私の勝手な想像物語。