11話 悪夢と小悪魔の衰弱
どうもおおおおおこんにちは縁側です!最近自信がかなりついてます!(評価ゼ~ろ~)
11話 悪夢と小悪魔の衰弱
「湯田!湯田!湯田!―――
何だろう……体が動かせない中、明るいどこかに寝ている俺を懐かしい声が呼んでいる。
なんだ……?
目が開けられない。
「記憶が戻りかけてる……ごめん……湯田。
魔力消費が激しいし、痛むかもだけどもう一回‥‥‥ぐッ――」
その懐かしい声は、俺の名前を呼びただごめんと謝った。
何のことかと考えていると、
『がッ⁉な、なんだこの痛みは――⁉声も出ない……⁉』
俺は突然な疲労と痛みに襲われる。だが頭を抱えられないし、声を出すこともできない。
『まず……誰か……た……す……け……』
俺の意識は少しづつ耐え難い苦痛と疲労に蝕まれる。
「あああああッ‼」
苦痛に襲われる中、夜明け前の少し蒼暗い森に叫び声が響き、カラスが一斉に羽ばたく。
まるで洞窟のコウモリのように。
「うわっ大丈夫!?めっちゃうなされてたけど……」
そういいながら木に寄りかかる汗だくの俺を見下げるレスト。
「クソッまだ頭が……それに疲労で体が動かない……」
「ほんとに大丈夫!?ほらこれ水!」
「ああ……ありがとう」
「湯田がこんなにうなされるなんて……何があったの?」
俺は水を受け取りながら夢であったことを話す。
「―――というわけだ。」
「いやというわけだって言われてもわかんないよ⁉それが通用するのは小説ぐらいだからね!?」
話すのが面倒くさいので行けるかと思ったがいけなかったらしい。
「はぁ、じゃあ話すよ……
まず、俺は眠りについた後、どこかのベットに寝ていて、何か懐かしい声が聞こえた。
そいつは俺の名前を知っていて、体が動かせなくて、目を開けられなかった。
そしてそいつはごめんと謝ってきて、何かと思ったら急に頭が悶絶するくらい痛くなって、
飛び起きた」
と、かいつまんで話した。
「ふ~ん。不思議なこともあるもんだね」
「他人事だと思って……」
「実際そうじゃん」
「ぐ……」
と、他愛もない会話をしていると、
「お……おはよう……」
と数本先の木の裏からかなり疲労した世理が出てきた。
「うおっ!大丈夫か――って、まずい倒れた……っておい!まじで大丈夫か⁉」
そう言い俺の疲労した足を踏ん張りながら駆け寄る。
かなり顔が赤いし汗が出ている……
「解析魔法」
俺がそう呟き、世理の状態を確認する。
【状態 極度の衰弱】
「やっぱりか……重い風邪だな」
「風邪⁉」
こんなとこに放置したら確実に死ぬので木陰に運ぶ。
そうしていると日もすっかり上っていた――
「うっ……」
川から水を汲んできたとき、世理が目を覚ました。
「世理!大丈夫か⁉」
すぐさま駆け寄り、状態を見るが風邪は変わらない。
「湯田君……」
そう小さな声で俺を呼ぶ。
「俺はここにいる。衰弱してるなら喋るな。水持ってきたから飲めるか?」
世理がこくりとうなずく。
「わかった。ほらこれ」
俺は小さな銀色のコップに入れた水を世理を補助しながら飲ませる。
『気道をふさがないようにしないといけないから難しいな……』
そうして少しこぼしたが飲ませ終えた後、口パクで
『ありがとう!』
と笑顔で伝えてくる世理。
「どういたしまして。さっさと寝てろ」
ただ……何かこいつのことを忘れているような気が……
特にこれ以上することもないのでレストが顔洗いから戻ってきたら背負ってもう少し安全そうな場所に行こう。
まあ安全そうならほかの奴らもいるかもしれないが……
すると世理が震える手で魔法を使い何か書きだした。
「おい!こんな状態で魔法なんか使うなって‥‥」
『まんざらでもない感じ?』
「黙れ」
本気で黙れ。
そう考えていたとき、またなにか書き始める。
「ふっ‥‥‥‥だから黙れって」
それを見て、苦笑しか出てこない俺であった――
とくに報告はないです!あ、明日から学校なんで投稿頻度少なくなるかもです!それじゃ!




