おどろいた俺
学生生活って良いですよね。作者の私も甘い恋愛とかしてみたかったです。今度は男の子の主体でのお話です。それでは2話スタート!
かっわいい〜
高校生になって、はや二年。周りはこの学校に可愛い子なんていねぇじゃんなんて言うバカも、いざ女の子を前にすると鼻の下伸ばしてどもってやがる。俺も傍から見たら同類だと思われるかもしれないが、それは違う。ちゃんと可愛いと思う子は素直に可愛いと思う。ただ、目を見て喋れないだけであって恥ずかしいからではないよ。と言うがつまり、彼はシャイボーイだ。
女子軍団の一軍を気取っているタイプの人たちをみると、「あー、どうせ悪口言ってるんだろうな」とか思ってしまう。実際には言ってないだろうし、俺のことなんか気にも留めないけれど、ほんの少しだけ気になってしまう。
俺は中学の頃から吹奏楽をやっていて、今も高校で部活を続けている。上手くなりたいのはもちろんだが、おまけに楽器を吹いている姿はモテるかなと淡い期待を胸に持って日々練習をしている。ちなみに、楽器はテナーサックスである。よく男子から「何の楽器やってるの?」って言われて答えるが「え、下ネタ?」と言われる一連のやり取りがこの学校に来て昨日で7回目なんだけど、そんなにエロいことを常に考えている男が多いのかと思うと呆れてくる。
目が合った女の子がいた。その子はとっても驚いていた。“かわいいな”少しそう思ったけど、話す話題もないし、話し始めてキモいと思われたくない。そもそも周りの目が気になる。というド陰キャかまして目を逸らしてしまった。
黒板消しをしていたその子は黙々と日直の仕事を終わらせていた。部活に行かなきゃとふと我に返ってその日、一日はその子が頭から離れなかった。
夜になって、どうやって話しかけるかとかも考えたけど非現実的で妄想に近い案がたくさん浮かんだけれどやっぱりキモいと思われる覚悟で話しかけた方がいいかなと勉強も手付かずのまま机で考えていた。「君かわいいね4組だっけ?」いや、キモいな。「その髪いいね、どこで切ってるの?」いや、いきなり聞くことじゃないか。などと考えているうちに、あれ?話しかけるのってそもそもどうやるんだっけ?とゲシュタルト崩壊していく。その次の日、俺は課題が1/2しか終わっていないことに授業開始前で焦るのであった。
放課後、俺は部活に行く時になり、友達との話もひとしきり終えてリュックを背負って廊下に出た。すると「そのストラップ!」というお気に入りのカエルのゲロコのストラップを指さしたあの子がいた!
ドキッとして心臓バクバクの俺は上手く話せることができるか!?
次回へつづく
今、ガチャガチャにハマっていまして昔のキャラ達がこぞって人気になって再登場している中、その時代の波にしっかり乗っています。あの某カエルの宇宙人が大好きです!!
次回もお楽しみに!




