94.そういう仲
『ヤマフジのおじさんの手下もやってるどこぞの親子は、お殿下さまの手下にもなったのかな?お殿下さまによると、フユーが留学してきて間の国の第一王子として出てきた間の国の第三王子殿下は、マツリカ商会で専属契約してるって言われたのに直売的に売っていないのかとしつこくして追い払われたからどこぞの親子の娘の方が顔を覚えているはずなんだ、って。でも、丸太にされた別人中バンラームを見て、どこぞの親子の娘の方は頷いてた‥‥‥』
『‥‥‥お殿下さまによると、丸太にされたのも第三王子殿下なの?』
『バンラームがずっと別人やってるのに、別人ずっとやってるのは間の国の第三王子殿下だって言うから、じゃあってことで、ドンチッキ連れてきて、こいつ、バンラーム、って言ってみると、あなたが!となって、それまでの出来事だそうなものを語っていく‥‥‥三番に報告済みな内容なので、何があったのか私からみーんなに教えてやれ、って‥‥‥覚えられないからノートに書いて?って言ってみると、持ったままでいいからこの通りにやれ、って‥‥‥上演する必要ある?って聞いたら、食事中の余興なんですって‥‥‥』
『‥‥‥え‥‥‥っと?‥‥‥お殿下さまは、バンラームさんのことを間の国の第‥‥‥何か王子殿下だとしているから、別人に?胸糞‥‥‥』
『バンラームのことをそう使おうと思っていたんだと思えるよね‥‥‥別人中バンラームを拘束して、間の国の第三王子殿下の行いを語ってやると、別人中バンラームが、俺じゃない!ってなって、誰をやりたいんだ?って聞いてやると、バンラームだって言って、ドンチッキが代わってやってた』
『代わって‥‥‥も、ドンチッキさんが間の国の第三王子殿下なの?』
『そうだった。ドンチッキが、フユーが留学すると第一王子として出てきた第三王子で、第一王子中お殿下さまやったり第二王子中お殿下さまやったりする人物だって。どんちきババアにむしゃぶりつかれるのは俺だ!』
『ってことだと思っていたいわね‥‥‥』
『どんちきババアは、どうせ、ヤマフジのおじさんには、同じような偽名を使うくらいゼンマイどばか娘ととんでも仲良しだからゼンマイどばか娘の分もどんちきババアから渡しておいてあげる、とでも言って二つ与えさせるようになっていただろう。ヤマフジのおじさんから、どんちきババアがそのように言っているんだよ、ゼンマイどばか娘の分はもう与えないね、と言われてしまったようでいて、私がゼンマイどばか娘を押し付けようとなんてしてるからゼンマイどばか娘を蹴落とそうと躍起になっているんだろう?と言ってもらえれば、三女はどんちきババアの下書きそのままに清書することもしていただろうが、どんちきババアをぎったぎたにけなしているものもシアとして住所無しで送りつけていただろうし、そこには、清書させられた!ということも書いていただろう』
『三女としては、出してやったぜ!とね‥‥‥』
『三女はどばかに、絶対同じ字だから!清書させられてるからわかる!と交換ノートを警察に持っていく度に主張するようになっていた‥‥‥』
『‥‥‥わかりやすい』
『そこはね‥‥‥第二王子中お殿下さまによると、フユーが留学してきてしばらくするとフユーも第一王子殿下と一緒に東部に移動したそうで、そこではお殿下さまが第二王子としてパピポプと仲良くしていたそうだ。訪ねてきたパパさんがちょーっと宿の部屋を出た際に、残っていていいよとやったパピポプをベッドルームに連れ込んで、どんちきババアとゼンマイどばか娘からの手紙の相違点探しをして楽しんでいただけで、ベッドルームを出てすぐのところに護衛さん達がいたのに何が起きてるっていうんだ?』
『‥‥‥おまえがパピポプを抱いてるよ?』
『パパさんに娘もどうぞって言ったら娘も連れてこられて、娘とそういう仲だと思われては困るので、お殿下さまの泊まっている部屋に通しただけだろ?』
『胸糞ぴーぎゃーさま‥‥‥』
四人で顔を見合わせ頷いてしまう。
『それだけなのに、第二王子はパピポプと結婚しろなんて私は‥‥‥どうして二人からの手紙に相違点があるんだろうな?』
『結婚する気になってる!』
『そう!ダイジババアの王さまは内縁と言ってた!こいつ、が!結婚なんて言い出した!どんちきババアと盛り上がる気満々!さっさとどんちきババアにむしゃぶりつきに行け!って言ったら、従者も、行け!って言ってあげたのに‥‥‥』
『どんちきババアにしてよ‥‥‥』
『おまえの使用済みであるどんちきババアのことは、見た目と名が一致していないってことにしてるんだろ?おまえとどんちきババアの同居の永続を願っているから、さっさと帰宅しろ、おまえのような出させてもらってすっきりなお座り専門どべぐちゃ野郎は、パピポプとなら!とか思ってるんだろうが、お座りどべぐちゃも性行為なんだってパピポプは知ってると思う、おまえに記憶操作させてくれたパピポプは、ダイジババアの謎の青年集団の中にちゃーんと記憶操作しようとしないお相手がいるだろうから、おっきれーなおまえはパピポプを自称するどんちきババアにむしゃぶりついてもらおうとお座り専門ぴーぎゃーさまになってこい、って言ったら、従者がげはげは笑って、もう座っていいって言ってもらえたから、お座り専門ぴーぎゃーさまになってこい!って言ってあげたのに、お殿下さまは、左の国の第二王子殿下からの指示書をババアが受け取ってたんだ!って‥‥‥戦時下に立たされてたんだろ?もう座ってこいよ、って言ったら、立たされてたのは第一王子!って‥‥‥』
『同じねー‥‥‥』
『間の国にある、空位説って知ってる?』
『何だっけ‥‥‥昔は王子?王太子?さまが生まれた時に生まれたってやってなかったから、実際の誕生日に一人と、公にした日にも一人生まれたことにしていた、みたいなやつよね?』
『そういうの。それを正式なものだとして間の国から出されてしまえば、お殿下さまが第一王子も第二王子もやっていることを説明されてしまう』
『‥‥‥三人いる王子を一人減らされてしまって、さらに残すのがお殿下さま?』
『王子の再編を提案したい。第一王子がジョルム、第二王子がドンチッキ、第三王子がムオリット、王太子がティファカさま』
『‥‥‥言うの?』
『もしも今代王太子殿下であるケイオスさまが出てきてくれたなら、即位して、第一王子がジョルム、第二王子がドンチッキ、第三王子がムオリット、王太子がティファカさま』
ミラナサーラは、すい、すい、とフリュージとジモルルの方も見たのだが、二人は、にこっと笑顔を返している。
今代王太子が名を踏み荒らされただけではないのだと知っている。
ジーオにとって私は外敵だったのだと知っている。
私が見つける、それを刻限としていたのだろうか。
◇◆◇◆◇◆◇
『バビボブを誕生させて間の国から戻ると、交換ノートが更新されまくっていた。交換ノートによると、どんちきババアの祖父母の自宅で、バンラームという名だそうな長男さまとのどべぐちゃ同居が始まっていたそうだ』
『‥‥‥祖父母は?』
『祖父母は、室長を気遣って、そのような状況になっていない、と言っているそうだ。すっかり心をやられていたバンラームが、私が持ち帰ってきたあっちっちゲームをやりたがったので、やった。どべちゃこらを開始しないのは相手が私だからじゃない!と荒れていた‥‥‥』
『そんなものに名を使われてしまっているのではね‥‥‥』
『そんなバンラームのために作られたのが、あっちっちゲームのクローバー王国編。魔法少女バームちゃんにおいちゃこらを感知されると、参加者は結婚しなければならない』
『ゲーム?』
『参加者は二人で結婚式の準備をしていき、おいちゃこらを感知されると、現実のものとされる。バンラームを連れてアフタヌーンティーに行き、野郎二人でどんな結婚式をするのか報告して、バンラームが出席すると言えば実現されるという、あっちっちゲームをやってるんだかやってないんだかな日々を過ごしたバンラームは、どべちゃこらなんてものを実行できる人はそうそう存在しないものなんだ、と心を落ち着けることに成功していた』
『どんちき騒いでもいたの?』
『どんちきババアは、スオウの領境の門番に止められると、長男さまと待ち合わせをしているんだから通せと騒いだ。どれほど節度ある仲良しなのか、みーなさんに見てもらって構わない関係なんだと行動で示すそうだ』
『どべぐちゃ同居しているのはゼンマイどばか娘だってことにしたの?』
『いいですか?と、こーれほどまでになどべぐちゃ同居をしているのはゼンマイどばか娘とバンラームと三女であり、どんちきババアと長男さまはどれだけでもおっきれーな関係なんだとご高説‥‥‥』
『交換ノートを書いてるのはゼンマイどばか娘だってことにしてるんだものね‥‥‥』
『連行されていった』
『次男さまは?』
『またやってきたどんちきババアは、スオウの領境の門番の前を素通りして、ひらり‥‥‥』
『‥‥‥ハンカチとか?』
『ケイルガって刺繍されてて、門番は何も言っていないのにどんちきババアは振り返り、ああ、シアに渡しておいてくれればよかったのに、と落としたハンカチの前に移動して、ハンカチを見下ろすことを始めた』
『‥‥‥門番が拾いなさいよ?』
『次男さまの従者から送られてきたハンカチだそうで、選定人が次男さまのお相手候補に選んだ女の子に渡すという用途だそうだ』
『拾ってしまっては、どんちきババアが勝手に次男さまのお相手候補になったことになってしまうので拾わない?』
『そうなんですって‥‥‥次男さまの従者からの指示ということは次男さまの意向でもあるんだろうが、どんちきババアから、他にも候補者を選んでねと選定人に渡させるなんて酷じゃないか?』
『どんちきババアはもう選ばれてるってことは、どんちきババアの分もあるの?』
『きちんと取り出してみせた‥‥‥どんちきババアの手にあるハンカチにも、ケイルガと刺繍されているそうだ‥‥‥次男さまがどんちきババアのために奔走してくれていることはわかっているそうだ‥‥‥でも候補者の枠を一つ潰せるからって、長男さまのお相手候補者も次男さまのお相手候補に入れるなんて、だそうだ‥‥‥こんなことやる意味あるんでしょうか!選定人が弄んでいるのはどんちきババアの恋心だけじゃない!次男さまのことをもっと!いいえ!いいの!次男さまをとんでも大切にできるのはどんちきババアだけだもの!だからって長男さまを蔑ろにしたりしない!長男さまはどんちきババアに、店をやったらどうかって言ってくれてるの‥‥‥レンギョウ商会の店‥‥‥連行』
『‥‥‥どんちきババアは、寮を使うことになるから学問所には、ってことにしていたの?』
『どんちきババアは医師になることを宮廷にとんでも待たれているんだが、医師を目指そうとは思わずに自宅にある医学書を読んでるだけなのよねー、と語りまくっていて、祖父母の自宅へ移ったそうなとなると?』
『長男さまの奥さんみたいに過ごしているのよねー?』
『そんな毎日を過ごしていると、長男さまがママさんと一緒に店でもやってはどうかと言ってくれたので、長男さまの通勤経路である祖父母の自宅から宮廷までのどこかに引っ越してはどうか?長男さまはレンギョウ商会の店を任せてもらうのもいいのではないかと言っているので、まずはレンギョウ商会と話をしてくれ、と室長に話したいので宮廷に入れろ、入れてくれないってことは門番もどべぐちゃ同居なんてものをしているのがどんちきババアと長男さまだと思っているな?どべぐちゃ同居をしているのはバンラームと三女とゼンマイどばか娘!と騒ぐこともしていた』
『‥‥‥長男さまの奥さんになれよ、とやってくれてるけど、どんちきババアは見向きもせずに医師になるわ!次男さまが待っているんですもの!』
『って展開だったね。学問所の周囲でどんちき騒いだどんちきババアは、警察に連行されると、え?ゼンマイどばか娘がそんなことしたんですか?どんちきババアは確かに医師になることを熱望されていますが、学問所に所属したいと思っていないんです、でもゼンマイどばか娘は、と語りまくった』
『ゼンマイどばか娘に嫌がらせされてる被害者?』
『どんちきババアが医師になるのを待っている次男さまと仲良しなゼンマイどばか娘がそんなに医師にならせたいのでは、なってあげるわよ!ゼンマイどばか娘ってそういう立ち位置で次男さまと仲良しなのよね!お節介!大迷惑!どんちきババアは次男さまとそれはそれは仲良くやっているんだから、放っておいてもらいたいのよね!』
『‥‥‥所属してあげるわよ?』
『というところまで語ると、必要なものは全部用意してあるわよね?どんちきババアは通勤する長男さまに送ってもらうから、迎えは必要ないわ』
『寮のこと知らない‥‥‥?』
『知らないのか、特別扱いしろって言ってるんだか、わからないのがどんちきババア‥‥‥』
『そんなところも同じ‥‥‥』
『ヒイラギの次男が迎えに来ると、ボロニアだ!どんちきババアが誰なのか特定できないだろ!と騒いだ‥‥‥』
『‥‥‥留置所に入れろ?』
『交換ノートでは、どんちきババアは、以前の名を警察に名乗ったのでという理由で留置所暮らしを開始したそうだ』
『何をするつもりかって、ゼンマイどばか娘として大活躍‥‥‥?』
『ゼンマイどばか娘を自称するどんちきババアは、室長達は教えてくれないんだが、どんちきババアがどこに引っ越したのか知っているか、と室長の元自宅のご近所さんを訪ねてまわり、夜中になれば、空き家となっている物件の門の前から、どんちきババアー!教育係の女性を隠れ暮らさせてるって本当ー?どんなこと教えてもらってるのー?御曹司さまって誰なのー?レンギョウ商会のお嬢が知らない御曹司さまなんていないから言ってみてよー!だのと叫んでいた』
『どんちきババアは留置所にいますんで、ってことね‥‥‥警察?』
『見回りを増やすといったことはしていたんだが、どんちきババアはどこでも通ってやってきて、どこでも通って逃げていき、捕まえることができても、ゼンマイどばか娘だとして供述し、ヒイラギの次男が迎えに来ると、ゼンマイどばか娘だ!二番を呼べ!二番だからな!二番はゼンマイどばか娘を溺愛していてー!と語りまくった‥‥‥』
『魔界‥‥‥?』
『どんちきババアがやってるゼンマイどばか娘の魔界だね‥‥‥交換ノートには、二番が間の国の王城で間の国の第二王子殿下のご機嫌取りをやってゼンマイどばか娘ときれいにお別れすると言い出したんだ、と書かれていた‥‥‥ご機嫌取りだそうな催しの台本も‥‥‥ゼンマイどばか娘から聞いた三番は、二番は絶対にゼンマイどばか娘と別れない!』
『そういう回避法‥‥‥あれ?三番の世界?』
『何だか苛っとしたそうな一番が三番の自室を捜索してやると、ルガさまおまとめノート‥‥‥二番とゼンマイどばか娘のだとされている魔界おまとめノート‥‥‥二番をやる気満々!って思ってやれる?』
『ゼンマイどばか娘だってことにしておこー!』
『そういうことなんじゃないのか?と聞いてみると、そういう仲なんだ、ですって!』
『苛っとする‥‥‥』
『どんちきババアはゼンマイどばか娘に、あんたのところに招待状来てないの?』
『‥‥‥ご機嫌取りへの?』
『次男さまの側近からは、二番とゼンマイどばか娘を招待して舞踏会をやる予定だ、と聞いてるそうだ。どんちきババアは、ゼンマイどばか娘が恥ずかしくない格好をして行けるのか心配だそうだ。そういう理由で二番はゼンマイどばか娘に招待状が来ていることを言わないのではないか、だそうだ』
『ゼンマイどばか娘が二番に?』
『絶対お別れしないんでしょ!連れてって!‥‥‥二番は、左の国の城でやろう!‥‥‥すると、ゼンマイどばか娘は、お姫さまがいないのでは違う‥‥‥二番は、いるいる!バームちゃんがいる!‥‥‥ゼンマイどばか娘は、魔法少女いるの?!本当にいるの?!招待して!‥‥‥そうして左の国の城で舞踏会なるものが開催されることになった‥‥‥』
『バームちゃん?』
『バンラームに、あっちっちゲームやろう!って言われたので、三番にオルゴールピアノを買わせてやった。舞踏会を始めるには曲が必要だ。バンラームがオルゴールピアノの前に私を座らせると、一生懸命曲を弾かせようとする三番‥‥‥私は魔法少女シアリーとして、ゼンマイどばか娘に、三番を愛猫家にしてやった、と言ってやった。魔法‥‥‥?ってなったが解説する気なんて起きない‥‥‥三番に、もう二番やっていいよ、と言ってやると、何て言いやがったと思う?』
『踊れない‥‥‥』
『言いやがった!パミザにオルゴールピアノを任せて、私はナナセの妹の手を取った。私達が曲に合わせてくるくるしているだけをやっていると、心優しいゼンマイどばか娘がお姉さん風というものを吹かせてくれたので、二番とゼンマイどばか娘もくるくる。ゼンマイどばか娘がとりあえず満足すると、本物演奏家達が演奏を始めて、ゼンマイどばか娘はパミザにピアノを教えてもらい、二番は一番に踊りを教えてもらっていた。ゼンマイどばか娘は、オルゴールはオルゴール、ピアノはピアノがいい、と言いやがり、ピアノを習い始め、パミザが弾いてくれた曲をオルゴールにした。三番はオルゴールピアノをもう用済みだとして引き取らせてくれやがり、三女の勤め先に配置されることに‥‥‥間の国の第二王子殿下の従者が来た‥‥‥』
『‥‥‥招待状?』
『間の国の第二王子殿下に王城の大階段から逆さ吊りにしてもらい、頭皮べろーんさせてもらって、ちゃーんと持ってないとくっつかないな?とやってもらったお殿下さまが、元気にご機嫌取りだそうな催しについてぴーぎゃー語ったかと思えば、招待状はもう送ってあると言いやがったので、ダイジババアの王さまもお殿下さまと同じにされそうになって、ぜひとも開催したいんだって』
『別物‥‥‥?』
『どんちきババアが語っていたのは、ゼンマイどばか娘を溺愛する二番がゼンマイどばか娘の言っていることを丸ごと信じてやっているので、長男さまとのどべぐちゃ同居なんてことになっているとされているどんちきババアをいつになってもお嬢さまとして差し出してもらえない間の国の第二王子殿下が、どうなってるんだ?!とやったところ、どべぐちゃ同居をしているのはどんちきババアではないことが判明し、二番とゼンマイどばか娘が間の国の第二王子殿下のご機嫌取りでもしないことには、間の国の第二王子殿下はどんちきババアを連れ去ってしまいそうなので、二番とゼンマイどばか娘に選定人を連れてこさせて、どのような状況なのかと報告させるための舞踏会への招待状』
『どんちきババアのご機嫌取りね‥‥‥』
『お殿下さまのご機嫌取りは、間の国の第二王子殿下は三男坊気取りで第三王子の分だそうな女の子さん達をベッドで愛でまくっているのに、年齢に合わせたいちゃつきであって性行為ではないとしていて、責任取ってくれよなおじさん達がお殿下さまのところに押しかけてきていて、お殿下さまにできるのは、そのおじさん達の娘に出会いの場を用意してやることしかない、よって第二王子殿下の分の女の子さんを決めるための夜会を開き、別室に連れ込んでちゃーんと第三王子として抱かせることにしたので、出席している女の子達全員と三男坊らしく性行為をするように、という内容』
『目印?』
『入れていいって言われたけど、成長すると何て入れてあるんだかわからなくなりそうだから、他に何か無いか、って。ドンチギー家の次男にしたい、って言ってみると、第二希望も聞いておくって‥‥‥軍のマスコットキャラにしよう!一生最も下っ端として雑用だけ、って言ってみると、第三希望も聞くって‥‥‥お殿下さまの他国への入国方法を陸路だけにしたい、って言ってみると、帰っていった‥‥‥今回左の国に来るための船で、第二王子中お殿下さまがぴーぎゃーしだしたので、どこの港からなら入国できるのか聞いてみると、間の国の北部の港が見えてる辺りで、船からぽちゃんって降りた!従者も護衛さん達も見送ってて、いいんだ‥‥‥』
『宮廷にいたの?』
『ドンチギー家にいたようだね。どんちきババアはお殿下さまには、まずゼンマイどばか娘だって言ってみてから、三番にはそういうことにしておいて、とやっておき、それぞれ父親に反対されているそうなナナセとどんちきババアと私で三姉妹ってことにしていそう。上手くやるように言っておいたのに、私はまだ右の国へ辿り着いていないのね、いつになったらどんちきババアが出発できるのかしら‥‥‥』
『末っ子のお相手は右の国にいて、どんちきババアは次男さまで、ナナセさんは三番?』
『お殿下さまが来てくれたのでは、そんな内容で三番と交渉できた気になっていそう‥‥‥ダイジババアの王さまがこいつがバビボブだって言うからには、ダイジババアにお供えしておくための人材ってことですので、こいつは、ケイオスさまでもゼルガルさまでもメグノアードさまでもないんですが、見てくださいこれ‥‥‥お子さまを宝石なんてものでひれ伏せさせようという魂胆ですよ。ドンチギー家を丸ごと処刑されたくて今日まできゃっきゃきゃ楽しく遊びまくってきたんですから、これからはきちんと次男さまとして扱ってやりましょう。サンヤレッテが長男さまで、三番はギドリンコです。って言ったら、王太后さまが、いいな、って!』
『いいんだ‥‥‥』
皆で、にまにましてしまう。
どうか、そう願い続けて、どれだけ経っただろうか。
『間の国の第二王子殿下の従者が戻ると、お殿下さまが王女さまを人質にして、第二王子殿下に同行させて右の国へ‥‥‥』
『え‥‥‥?!』
『第二王子中だそうなお殿下さまは、子猫ちゃんがいなくなったのは第二王子殿下の浮気を疑っているからに違いない!確かに第二王子殿下というのは年相応のいちゃつきだと言って!と、ぴーぎゃー語りまくってから左の国へ向かう船へ。第二王子殿下によって人面魚にしてもらえたお殿下さまは、元気に左の国に上陸し、留置所でぴーぎゃー語りまくった。すると、どんちきババアもどんちき騒ぎ始めた』
『まあ、どうせ、繋がってるんでしょうね‥‥‥』
『どんちきババアによると、お殿下さまはドンチギー家で暮らしながら、どんちきババアと一緒にゼンマイどばか娘を探し歩いていたそうだ』
『これは‥‥‥ゼンマイどばか娘が?』
『そうなった‥‥‥どばかに二番を引き連れ向かうと、間の国の西部にある温泉お宿で待っていたそうなお殿下さまが、温泉お宿を城だと言ったそうだ‥‥‥』
『温泉お宿に入れてくれ?』
『レンギョウ商会を愛する気持ちはあるんだが、ゼンマイどばか娘は、は?となり、二番は、あんな利用お断りになってる奴より二番にしておけ!‥‥‥第二王子中お殿下さまは、別れるんだろ!お茶席さんやっていけよ!‥‥‥ゼンマイどばか娘と二番は予定通り温泉お宿に宿泊することにした‥‥‥』
『煩そう‥‥‥』
『お殿下さまは、絶対帰らせないとお宿の門前に居座り、用意している台本を覚えろと語りまくる‥‥‥馬車に乗っているだけなのに、別のだれかが選定人をやるのではだめだそうだ‥‥‥一番が迎えに来た‥‥‥嫌だ‥‥‥』
『そうね‥‥‥』
『本物第二王子殿下が第二王子をやることになり、お殿下さまはがっちがちに丸太にされて、二番とゼンマイどばか娘が持ち帰った。実在回転木馬野郎を見事に演じないことには間の国に入国させられないと言ってみると、偶然出会ったそうなどんちきババアに、引いてくれ!と頼み込む毎日となり、構築されたぴーぎゃー世界が、あの、ご機嫌取り‥‥‥』
『そういうね‥‥‥』
『三番とゼンマイどばか娘のだそうなはずの交換ノートには、ご機嫌取りの一部始終だそうなものが書かれ、実はゼンマイどばか娘はシアとしてのゼンマイどばか娘と間の国の王妃さまで友情を築いたので、シアとして間の国の王妃さまと文通を始めたそうだが、間の国の王妃さまは王子さま、ゼンマイどばか娘は姫という設定での文通なので、ミッタ・ハイドランジアとプクリ・カスタードという差出人名を使用しているそうだ』
『‥‥‥見せてみなさいよ?』
『そうなって‥‥‥ゼンマイどばか娘は言ってやった‥‥‥間の国の王子さまと文通できるなんてことにしてるのどんちきババアだけだよ!』
『真実を述べてやったわね!』
『見せてよ!封筒だけならいいよね?どんちきババアがそんな名を使って送ってるから、見せられないんじゃないの?‥‥‥』
『どうせもう送りやがったのよ‥‥‥』
『どんちきババアは配達の人員を待ち構えるようになったが、そんなものは三女がすぐに警察と配達事業に相談したので届くことはなく、偽造消印お手紙が届いているようになったが、そんなものも三女がすぐに警察に持っていったので、逮捕‥‥‥』
『どうせお殿下さまが送ってこなかったから、なんでしょうけど‥‥‥』
『間の国の第二王子殿下のお相手なのよ?!と供述し、間の国の警察としても逮捕‥‥‥』
『お殿下さまに相当いい夢見させてもらったんでしょうね‥‥‥』
(夢ね‥‥‥)
生きていくのは客を選べない店をやっているようなものだと、ビュードノーアは言っていた。
ビュードノーアの毎日を崩壊させようとしている私がいなくなる、そうしてやっと、ビュードノーアは息をつくことができるのだろう。
◇◆◇◆◇◆◇
『三番によると、ゼンマイどばか娘はミッタさまとそれはそれは仲良く文通しているそうで、ご機嫌取りの時に第二王子殿下と仲良くなっていたので、実際には第二王子殿下がミッタさまをやっているに決まっている!だそうだ』
『‥‥‥どういう?』
『どうせ、おまえが二番としてゼンマイどばか娘とあっちっちゲームをしてるってお報告だろ?と言ってやると、三番は一旦退室して、白衣を着て戻ってきた‥‥‥』
『おホワイトさま?』
『始めたんだって‥‥‥願書を買おうとするの?って聞いてみると、もう医局に所属しているそうだ‥‥‥三番の従者に連行させてやって、王子である三番が勤務時間中に人格を偽るだけでなく、といった話をさせてやると、私はきゃんきゃん子犬だから、あんなの人格休憩中の雑談だそうだ‥‥‥』
『急に三番めいてきたわね』
『間の国の成人が今年から十八になった』
『そうなの?』
『お酒も十八から』
『えー?!飲めないのかよー!』
期待していたらしいフリュージは残念そうだ。
ミラナサーラは察しがついたらしく、小さく頷く。
『間の国の第一王子殿下が十五近くだったから、ナナセさんをお相手だと公表されてしまっては、ということだったのかしら?』
『三番は‥‥‥ど悪霊旅行を語った』
『間の国の第一王子殿下をど下劣野郎に‥‥‥お殿下さまはどんちきババアには第一王子?』
『今回もそうだったようだし、その時も第一王子をやっていたのではないだろうか』
『ゼンマイどばか娘が間の国へ出掛けてる間に、どんちきババアは本物第二王子殿下とって思わせてもらえる何かを?』
『ゼンマイどばか娘が間の国へ向かうと、どんちきババアが、宮廷の門前で室長に向けて、どんちきババアの祖父母の自宅とはどこなのか教えてー!』
『急にそこからやるの‥‥‥?ご機嫌取りでシアをやってたゼンマイどばか娘をやってたのはどんちきババアなのよー?』
『そういうのを出す予定だと思えるよねー‥‥‥』
どうにも遠い目になってしまう。
こんなものを聞かされている三人も疲れているだろう。
『ゼンマイどばか娘を自称するどんちきババアは、室長の元自宅のご近所さんを訪ねては、こまめに送ってくれていたどんちきババアからの手紙が来なくなったそうで、何かあったのか、って‥‥‥』
『間の国へ出掛けていますよ、と‥‥‥』
『次男さまがどんちきババアのことを心配しているんだからどんちきババアの祖父母の自宅を教えて!きっと次男さまとどんちきババアの間で何かあったのよ!次男さまがあんなにも心配しているのではゼンマイどばか娘がどんちきババアの近況を教えてあげなくっちゃ!と盛り上がってからいなくなる‥‥‥』
『送ったな‥‥‥』
『シアが間の国の第二王子殿下に押し付けたいのはゼンマイどばか娘であって!どんちきババアなんてのはお相手ぶってるだけ!あなたも数々の妨害を乗り越えてきたんでしょう?ゼンマイどばか娘と間の国の第二王子殿下のご成婚までの心の支えとなって!ゼンマイどばか娘のだよ?間の国の第二王子殿下に色目を使ったりしないでね?そーんなことしないよね?だって間の国の第一王子殿下とお相手というのはー!なものが、いろーんな差出人名から、間の国の第一王子殿下のお相手、なんて文字も宛名に添えられて送られてきた、と間の国の警察部門の頂点おじさんがやってきた‥‥‥ぴーぎゃー世界では、ポノレイさまが最高位お嬢さまとして君臨したままになっているそうだ‥‥‥』
『‥‥‥ポノレイさま宛てってこと?』
『そう‥‥‥木材かな?ってお手紙の束を持参していて、そこには、間の国の王妃さま、という宛名で、いろーんな差出人名から届いた同じような内容のものが含まれていたし、全領主のところに、いろーんな差出人名から届いた、シアが間の国の第二王子殿下に押し付けたいのはゼンマイどばか娘であって!どんちきババアなんてのはお相手ぶってるだけ!あなたもゼンマイどばか娘と間の国の第二王子殿下のご成婚が実現するように応援してくれているよね?あなたの娘は、間の国の第二王子殿下に色目を使ったりしてないよね?そーんなことさせないよね?だって間の国の第二王子殿下とゼンマイどばか娘というのはー!だってだって間の国の第二王子殿下とレンギョウ商会の会長というのはー!なものも含まれていた‥‥‥』
『どんちきがすごい‥‥‥何かあったそうなどんちきババアと間の国の次男さまの仲を引き裂いてやるわ!と、間の国へ出掛けているはずなのにこーんなにゼンマイどばか娘がご活躍!』
『さらに、間の国の第二王子殿下の子猫ちゃんというのがどんちきババアではないことを、間の国に証言させようとゼンマイどばか娘を連れてやってきて、間の国の第二王子殿下はベッドで子猫ちゃんを愛でまくっているのでと言われ逃亡したシアを探しています、な手紙が、ミッタ・ハイドランジアとプクリ・カスタードの連名で、間の国の全領主のところに届いていた』
『間の国の第二王子殿下の子猫ちゃんはゼンマイどばか娘なんだー?』
『なーんてことを思うのは、ご機嫌取りの台本を知ってる奴だけだよな?!と言っているお殿下さまは、犯行を否認しているそうだ‥‥‥お殿下さまの移動手段は荷馬車の荷台の中で誰にも見られないように、というのを提案すると、おじさんはどんちきババアの逮捕に向かったが、すでに左の国の警察に逮捕されていたね』
『どんちきババアは、ミッタ・ハイドランジアとプクリ・カスタードで文通することになったとしたんだからお殿下さまが三女の縛られている物件に送ってくれるものだとしていて、お殿下さまは‥‥‥嫌がらせ』
『間の国のどお嬢さま方と遊べない永続お殿下さまにしてくれたからには、ゼンマイどばか娘を押し付けてくれるんだよな?!』
『そんな感じね‥‥‥お殿下さまがドンチッキじゃないの?』
『ドンチッキというのは、第二王子中お殿下さまがそう呼ぶって決めて、ドンチッキと別行動となった。ので、ドンチッキって呼んでおいてる』
『別のにしよう?』
『じゃあ、ポギャッド。フユーが留学してくると、お殿下さまはフユーだとしてあちこちに送り付けるようになっていた。カイドウのじーさまが間の国の東部にあるお宿まで、左の国で回収できた分を持参してくれていたが、そのことを私に知らせようにもお殿下さまが邪魔だったので、知らせずにいた』
『フユーとして‥‥‥って、どう利用していたの?』
『第一王子お殿下さまがとんでもないので左の国は警察を派遣していたー、とか。ポギャッドに、お殿下さまとどんちきババアの世界での出来事について語っておいたから、そうだって言っておいて?』
『え?!現実だと‥‥‥?』
『お殿下さまの護衛さん達は、いつも部屋の外より遠くにいる』
『外より遠く‥‥‥?会話とかを把握されないため?』
『そうやって、一緒にいるという状況が実在することは把握させておいても、その場で起きた出来事や会話の詳細を把握させないようにしておいて、フユーとして送り付ける手紙では詳細に語っておく、という作業手順だと思えた。どうせ、三番やダイジババアの王さまにも送り付けていただろうし、そこには、フユーとして三番やゼンマイどばか娘について語っているものも含まれていただろう』
『どんちきババアにも送ってたんでしょうね‥‥‥』
『私は、どんちきババアはゼンマイどばか娘として、野心の塊だそうな人物についていきたいの!間の国の第二王子殿下も応援して!というものを送り付けていたのが、ヤマフジにカフェを用意できると、バンラームとして送り付けるようになった、と考えている』
『望む通りなカフェを用意してやったのにゼンマイどばか娘はどこに行ってしまったのかー、望む通りなカフェってこんなカフェだー、知っていることがあれば教えてくれー』
『そういうのだね。ゼンマイどばか娘によると、どんちきババアは交換ノートを私所有物件だそうな場に置いておくようになり、三番が書き込まなくなったということは、ここに来て読んでいるということなのよね?二人きりでこそこそ会っているなんて、どんちきババアもなのよ!でも誰なのかは教えてあげられないの!』
『お殿下さまからゼンマイどばか娘にだとして、そこに送らせるようになってそー‥‥‥』
『思うー‥‥‥どうせ、それなのに、二番とゼンマイどばか娘でこそこそ会っていたそうなものは交換ノートに書いてあるんだよ‥‥‥』
『でしょうね‥‥‥』
『お殿下さまはどうせ、単独で左の国に来てどんちきババアと合流するつもりでいたと思うんだよ』
『シアのせいで単独で陸路から行くことになりましたー、と』
『私を警察乱用強烈嘘つきど糞餓鬼にしてやれたんだから、私が言ってたことなんてぜーんぶ大袈裟すぎる嘘だと思ってくれてるんだよね?違う違う!第一王子お殿下さまってこういうのだった!私のことをとんでも接待しまくってたことを三番だって知ってるんだよ?いいよね?もう間の国のどお嬢さま方と遊んでもいいよね?!今度はちゃーんと第三王子の分の女の子達と遊ぶから!ってやったのに、間の国へ呼び出してやった三番は、話を合わせてくれず、私に直接会うと言いやがった‥‥‥』
『どんちきババアからは、超絶利用させてくれる人物だとでも聞いていたんでしょうね‥‥‥』
『今度こそと、フユーから送られてきたそうな木材お手紙を左の国へ持参したんだが、三番に会ってもらうことさえできず、しかし警察でお殿下さまの要求を語りまくることはさせてもらえたので、どんちきババアのところへ行っても語りまくっただろう。そして、どんちきババアは、どんちきババアの作り上げたゼンマイどばか娘の歴史を書いた手紙に偽造消印を押したものを木材に‥‥‥』
『それを持たせてやって、一緒に行ってあげるわよ!』
『二番に会わせろとどんちきぴーぎゃー騒ぎまくって連行されると、偽造消印だったので警察は受け取ってくれたが、二人は二番を呼べと大盛り上がり‥‥‥』
『どうせ、三番を自称するどんちきババアとも文通してたんだろうなー』
『取り調べに応じずに二人でどんちきぴーぎゃー立ち去ったからには、お殿下さまも左の国から出国できない状態に。だが、どうせ、どんちきババアに間の国への入国を諦めさせないことには、とか思ってるんだよ‥‥‥』
『特化してるわね‥‥‥』
『お殿下さまが一時第一王子中お殿下さまになってから第二王子中お殿下さまとして戻ってきて、あんこパーティーについて聞きたいって言われた第二王子中お殿下さまが語ったのは、ご機嫌取りだった』
『そこに第二王子はいなかったので、語れるのはご機嫌取りについてですよ?と?』
『第二王子やってるのでと、第一王子をやっていた時のことについては知らないことにするのが、ぴーぎゃー世界だそうだ。さっきも、お殿下さまのやっていた第一王子の行いをポギャッドの行いだとして語っていた。お殿下さまが第二王子をやっていると、ポギャッドが第一王子、という勝手な入れ替えが成立するとしているようだ。ポギャッドをどんちきババアへ差し出させたいようだが、どうして私がお殿下さまの言うことを聞くと思われているのかとなると、どんちきババアがバンラームが同居していた長男さまだと言っているから?』
『そんなバンラームさんなんだと知っているシアが、ポギャッドさんをバンラームさんにしてやったから、ポギャッドさんを差し出したってことだ!という解釈をしていそうよね‥‥‥』
『お殿下さまによると、ぴーぎゃー世界ではゼンマイどばか娘はお殿下さまに出すお茶席さんをやっているので、年頃となるまでは仲良く過ごしてもお茶席さんやった仲というものだと捉えることが可能であり、年頃となってから仲良く過ごさなくなっても、自由に結婚してよ!というものだと捉えることも可能なんだそうだ』
ミラナサーラは、徐々に首を傾げていく。
『だからどんちきババアと同居しようとそんなものは、ってこと?安全な男性だとして本物ゼンマイどばか娘を押し付けてくれよ!ってこと?』
『ど下劣ぴーぎゃー野郎がパパさんもいる家に押しかけ同居三回目、と、ど下劣ぴーぎゃー野郎がパパさんが席を外した隙にベッドルームに連れ込んだ、ではどっちがより深い仲?って聞いたら、従者が、そんなもん三回目同居だ!って。そしたら、護衛をベッドルーム出てすぐに置いてたんだから王子として丁重に扱ったのはパピポプだろ!って!』
『王子?』
『偽物が王子ぶるな、間の国を戦場としたおまえを殺す。キリの御曹司さまの肩に腕を置いたおまえを殺す。私の所有物を利用したおまえを殺す』
『お子さまを苛つかせまくってくれたわね?』
『そうだよ‥‥‥右の国の国境にいたみーなさんに、こいつがお殿下さまだから、顔を覚えて二度と通すなって言っておいた。モクレン領もらった!』
『これでモクレン領にある国境も通してやらないことにできたわね!』
『同居永続おめでとう!』
私というのは、王が追い払うことのできない他所の猫なのだと知っている。
今しばらく、寛がせてもらおうか。




