5-8 函館奪還作戦【序】
7月16日、オペレーション【piece】一時終了から2,3週間が経過した。日本では総裁選が9月に控えていたが世界戦争が始まったことにより翌年に延期となった。そして8月から始まる函館地方奪還に向けて準備を進めていく。
防衛省 第1会議室
「これより第2回函館奪還作戦の会議を開始します。よろしくお願いします。」
加藤防衛大臣が話を始める。
「では総理、函館奪還に向けて何か一言お願いします。」
「うむ。今回の作戦は最重要であり日本の未来そして歴史を大きく変えることになる。そして函館市は紛れもない日本のひとつの都市だ。どこも欠けてはいけない。」
大島総理の一言には毎回重みがある。
「では作戦の概要を伝えます。函館奪還に参戦する国は13ヵ国です。我が国やアメリカを含めています。」
函館奪還の際重要なのは制空権だ。航空戦力が主戦力となる。
「加藤君、空挺は使う?」
「もちろんです。第1、第2空挺師団を派遣します。そして、青函トンネルは自衛隊車両他同盟国車両以外の通行を禁止します。」
その後も会議が数時間続いた。アメリカ大統領もリモートで参加し、部隊の編成についての話をした。また、参加国には各国にある日本大使館に連絡した。
ーーーーーーーーーーーー函館奪還作戦に関する資料ーーーーーーーーーーーー
日米の戦力
日本国 陸上自衛隊第6師団
海上自衛隊第1・第3海上師団
航空自衛隊第第9航空団
アメリカ合衆国 陸軍第5~第8師団
海軍第9艦隊師団
空軍第15~第17航空師団
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アズール社会主義共和国 国防部
「計画はどうなっている?」
「申し訳ございませんが計画がかなりの遅れが生じています。」
「そうか。気を引き締めろ。お前には期待している。よろしく頼むよ。」
「はっ!了解であります。」
国防部の指導者は足早に部屋から退室した。指導者退室後数人はかなりの汗をかいていた。
「お前汗ヤバイよ?」
「それな。でも本当緊張するよな。計画を進めるぞ。」
「はい!」
アズール社会主義共和国の国防部は危険な計画を立てていたが果たしてどうなるのか
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アメリカ合衆国 ホワイトハウス
「大統領。失礼します。」
「うむ。では単刀直入に聞くけど核兵器の使用を検討してるんだけどどうかな?」
「えぇ!核を使う?それだけはダメです。緊急時以外はダメです。」
「そうだよなぁ」
大統領と国防長官は核の使用について話していたが果たして使用するのか否か
師団等現実とは少し違いますがよろしくお願いします。