5-7 オペレーション【piece】second
「敵を補足次第撃墜・撃沈せよ。」
『了解!』
現在アズール社会主義共和国領海に7ヵ国の艦艇1500隻が航行中である。そして、航空機も多数いた。危険な作戦だが乗組員は必ず<作戦の成功の先は平和あり>と。
「敵戦艦・航空機を確認。その数・・・・5000。」
「5000か。全艦に通達!敵は約5000。あらゆる限りの武器で敵を殲滅せよ!」
オペレーション【piece】が本格的に始まった。また、敵の数を聞き、同盟国側は各国に援軍を要請、結果6ヵ国が作戦に参加することが決定した。これで13ヵ国となるが海上の地獄となる可能性がある。
「全戦闘機発艦!」
各国の艦艇から多くの戦闘機や攻撃ヘリが出撃した。
「数が多いな。」
「気を引き締めろ中原。ここは戦場だ。敵がどれくらいいようとも殲滅しなければならないのだ!」
「分かりました。」
『全兵員に通達。攻撃を開始せよ!あらゆる武器の使用も許可する。』
1000を超える戦闘機や攻撃ヘリから無数のミサイルが放たれ、敵連合艦隊へと向かっていった。
アズール海軍 司令室
「敵が攻撃を開始!火炎ミサイルで迎撃します!」
「了解。」
敵艦艇からも迎撃ミサイルや敵艦を航行不能にさせる原子力ミサイルを発射した。
海上自衛隊の護衛艦「ふじ」では
「全艦艇に警告!莫大な原子反応を検知!ミサイルと推測する。そして、全艦艇は回避行動を取れ!」
同盟国側が放ったミサイルは敵戦艦800隻を撃沈・航行不能にさせた。しかし敵艦隊から放たれたミサイルは同盟国の攻撃ヘリや艦艇に命中した。被害は味方どころか敵にまで原子力爆発を受けた。
「こちら護衛艦「あさひ」残存艦艇報告せよ!」
しかし、海上自衛隊の護衛艦は18隻のうち13隻が爆発によって応答が失くなった。その後、残存艦艇が敵味方同数であったため引き分けで海戦は休戦した。また、この戦闘が世界戦争の中でもかなりの死傷者数となる。
オペレーション【piece】引き分けで一時終了
海上自衛隊損失艦艇数→→13隻(1500人)
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フィックス自由国 陸軍第10戦車団
「いいか?音を立てるなよ?敵に見つかるからな。」
「了解。」
自由国軍第10戦車団は現在陸上自衛隊74式戦車部隊と共同作戦中である。後に米海兵隊と合流する。
「敵を補足。迫撃砲攻撃を行います。」
「迫撃砲装填用意!撃て!」
ドカーーンという音を立て敵の陣地へと向かっていく。
「弾着今!」
15発撃ったがどうなったか確認するためドローンを飛ばした。
「ドローン映像確認。敵陣地壊滅!占領を開始する。」
撃った陣地があるのはアズール社会主義共和国の小都市ドミの郊外で戦闘を行っていた。
「制圧完了!敵の生き残りがいないか探せ!」
数十分後、自由国陸軍兵士が40人のアズール兵を捕虜として連れてきた。
「敵の捕虜を確保した。どうしますかノムラさん。」
「我が国では捕虜の取り扱いについてはすべての人に丁重に扱うと決められている。アズール兵の捕虜は内情を吐かせたあと国際同盟に輸送します。」
「了解ですノムラさん。」
陣地の占領を完了した隊員たちは崩れた建物を修復し日本風の陣地を形成した。果たしてアズールは劣勢の道へと進むのか。
オペレーション【piece】thirdは後に描いていきます。よろしくお願いします。




