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日米転生   作者: 照山
第4章 国際会議編
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4-13 決断

4月15日。この日国際同盟安全保障会議が開催された。20カ国が出席し、自由国への領海侵犯事件のことについて話し合った。


「自由国の発言を許可します。」議長のオルダが言った。


「我が国はアズール社会主義共和国の領海侵犯を強く非難します。またこの事件で死者も出ています。これは我が国からの宣戦布告も可能ということになります!」


自由国発言者のグレサが興奮気味に言う。しかしアズール社会主義共和国の発言者のレゲエが挙手をした。


「言語道断だ!あそこは我が国の領海だ!領海侵犯をしたのは自由国の方だ。そちらがその気なら我が国からも宣戦布告を布告するぞ!いいか!期限は5月3日だ。」


「(アズール社会主義共和国は地球でいう中国みたいなもんか。どこの世界にもこういう国はいるんだなぁ)」


日本からの出席者は近藤国同大使はそのように考えた。


「一つよろしいでしょうか」


「日本国国同大使近藤さん。発言を許可します」


「我が国からの見た貴国らは非常によろしくありません。それにあの辺の領海は自由国の領海です。侵犯をしているのはアズール社会主義共和国です。これは紛れもない事実です。そして貴国は5月3日までに期限がなかったら自由国に宣戦布告をすると言いましたね?宣戦した場合、我が国は自由国側で参戦するつもりですがどうしますか?」


「好き勝手にしろ!エルヴィス帝国にまぐれで勝ったくそ転移国家!」


「発言を撤回しなさい!」


「嫌だね。日本やらなにやら知らんが我が国は貴国に負ける気はない。」


日本側はかなり怒りを溜めていた。ここで争っては意味がないと分かったのか深い深呼吸をして我慢した。


「(もう無理だ。本国に連絡して指示を仰ごう)」


何かを決意した顔であった。一方のアズール社会主義共和国の大使は日本を侮辱したあとほくそ笑んでいた


「(やっぱ大したことないな。エルヴィス帝国に勝てたのは帝国軍が弱かったそれともまぐれだったのか知らんが面白いなこれは。楽しませてくれそうだぁ)」


その後自由国と社会主義共和国の発言者たちは話し合いを行うも進展がなくその日の会議が終了した。次回の会議は未定である。それは戦争が起きるということを議長は感じていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


日本国 首相官邸


日本が国同安全保障会議でアズール社会主義共和国に侮辱発言を受けたことが伝えられ大島総理は激怒した


「くそ転移国家とは何という最悪の国だ!自衛隊に待機命令を!」


「総理落ち着いてください。」 「落ち着いていられるか。いいか?日本が侮辱されたのだぞ?それを黙っていられるか!」


総理はこの45年間で一番怒ったのである。


「しかし総理,,,」 


「我が国はアズール社会主義共和国が自由国に宣戦布告したとき自衛隊に戦闘行動命令を出す。」


この事はアメリカにも伝えられ米軍も待機命令が出たのであった。

久しぶりの投稿です。次話から第5章開幕です。よろしくお願いします

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