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日米転生   作者: 照山
第3章 帝国戦争編
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4-9 新たなる敵

国際会議が終了して数日が経った。総理は帰国した外交官を執務室に招待しそれらの話を聞いていたが15,6年ほど前にこの世界で世界戦争や大地震があったことを。その事を聞いて不安になった。


「ほう。大地震と世界戦争か。15年前に起きた世界戦争はどれくらい続き、何ヵ国が参加したんだ?」


「聞いたところによると数十カ国が参加し、7年前程度続いたようです。その戦争は数千万人の死者を出したようなのです。」


「そうなのかぁ。それで今年起きそうだと言うのだな?」


大島総理はまた戦争かぁとため息をついていた


「必ずしも今月再来月開戦てことはないかもですが注意した方が良いと思います。」


「分かった。国民を守るのが私の仕事だ。」


明日外交官が執務室退室後、大島総理は仮想敵国を想定した。


「やはりこの国とこの国かなぁ」


この仮想敵国文書は総理だけしかしらない秘密文書である。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アズール社会主義共和国 国防部 軍事会議室


「ここに集まっているのは俺から指名されたもの達だけだ。世界戦争誘導会議を開催する。よろしく頼む。」


と国防部長官のウェポンが言った。彼らは深々と礼をした。そしてこの場所に集まったものたちは彼の部下である。



「これは秘密裏に行うものである。外に情報を漏らすとどうなるか分かるな?」


「はっ!決してウェポン国防長官様の顔に泥を塗るようなことは絶対に致しません」


他のものも 「おっしゃる通りです。」


彼には頭が上がらなかった。そうウェポン国防長官は帝国皇帝を兼任している。


「よろしい。では話を始める。カレンダーを持ってこい」


側近がカレンダーを持ってきた


「まず偽装作戦を開始するのは今年の5月。今から4ヶ月後だ。そして正式に宣戦布告するのは未定だが6月だと私は考えている。何か意見のあるものはいるか?いるならとことん言ってくれ」


「一つよろしいでしょうか。」


「うむ何だ?」


「私からすると7月・8月が最適かと思います」


「その理由は?」


「理由はこの季節が暑く判断力が鈍くなるため敵国に攻撃を仕掛けて混乱したところを狙うのはどうでしょうか。」


ウェポン皇帝兼国防長官は考えていた。発言したザンクは気を悪くしたのかと冷や汗を出していた。


「ふむぅそれも悪くない。今日のところはこの辺にしよう。次回は来月の18日だ。他のものも意見があったらどんどん言っていってくれ。」


「分かりました」


ウェポンは軍事会議室を退室した。彼の部下も部屋を後にした。


帝国による世界戦争の企て。皇帝は世界をどこへ導くのか。

まもなく第5章開幕です。よろしくお願いします

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