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日米転生   作者: 照山
第3章 帝国戦争編
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4-11 国際同盟 後編

「それでは挨拶をお願いします。まずは日本国の代表から」


壇上に乃木国同派遣外交官が上がった。


「皆さんこんにちは。日本国から参りました乃木と申します。この度は国際同盟に加盟できたことを心から感謝いたします。手伝えることがありましたら是非ともよろしくお願いします。」


拍手が大きかった。乃木は内心緊張していたがこの拍手によって自信を得た。


「ありがとうございます。次にアメリカ合衆国の代表の方よろしくお願いします。」


「こんにちは。アメリカ合衆国から来ましたヤーコンと申します。この度は我が国と日本国を国際同盟に加入させてもらえたことを大変嬉しく思います。これからよろしくお願いします。」


こちらも大きな拍手が起きた。聞いていた他国の代表は


「(礼儀正しい国で良かった)」 「(2国とも良い国だな。)」


など各国の代表から好感を得た。つまり信頼されたのである。


「日本国とアメリカ合衆国の皆さん、挨拶ありがとうございました。そして今ここに国際同盟加盟の宣言をします。大きな拍手を!」


大きな拍手と共に日本国とアメリカ合衆国が国際同盟加盟が正式に決まった。。これで180カ国目である。式典終了後自国の旗が立てられる。


その後、国際同盟の役割や決まり後となどの話が行われ、式典が終了した。終了後、旗掲揚場に日の丸と星条旗が掲げられた。他国の外交官は日米の国旗を見て


「素晴らしい模様、綺麗な色だ!我が国は貴国が国際同盟に加盟したことよいと思うぞ!これからもよろしく頼む!」


「「はい!よろしくお願いします!」」


国際同盟加盟式典は順調に行われ、日米の滑り出しは成功した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


日本国 首相官邸 会見場


「我が国は国際同盟加盟を正式に発表します。国際同盟は地球圈でいう国際連合のようなものです。我々は今後他国と協力関係にあるわけであります。何か質問はありますでしょうか」


数人挙手をした。


「総理、国際同盟に加盟し若し仮に他国で戦争が起きた場合はどうするのですか?」


と新聞社の記者が聞いた。


「我が国としましてはあくまでも中立ですが一方的な略奪および力による現状変更は許さない観点から自衛隊を派兵する意思を自民党内で決定しています。」


「分かりました。」


「他に質問はありますか?ないようでしたら終わらせていただきます。」


外交官から総理へと国際同盟の加盟報告が伝えられ、記者会見が行われた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アメリカ合衆国 ホワイトハウス


アメリカでも大統領による国際同盟の加盟が発表された。大統領も記者会見を行い終了後、


「いやぁやっとだな。この時を待っていたよ」


「そうですね大統領。今後も他国と相互協力を行っていきたいものですね。」


「うむ。」


「それで大統領。若し若しですよ?この世界で世界を巻き込む戦争が起きたとき大統領はどうしますか?」


「もちろん参戦する。君はどうなんだい?」


「私も賛成です。合衆国民の生命と自由を守るために。」


大統領秘書は決意した顔で言った。


「それで君はなぜ世界で戦争が起きると思ってるのかな?」


「実は現在世界戦争を企む国家が多数存在してまして,,,それで我が国はどうするのかということを聞きました。」


「そうか。その戦争を企む国を特定し、米軍による掃討を行う。」


大統領は覚悟の表情であった。まだアメリカは戦争を企む国を特定できていないが必ず見つけ出すと言わんばかりであった。

第4章いよいよ終わりとなります。よろしくお願いします。

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