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日米転生   作者: 照山
第4章に向けて
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4-2 外交競争の始まり

日本国 首相官邸


大島総理は召喚されたこの世界の地図を見ていた。日本の位置はグレーシス共和国の西にある。そしてアメリカ合衆国の位置は東側に位置している。またエルヴィス民主主義共和国はグレーシス共和国と隣接している。さらに武蔵連邦国は北側に位置している。


「まだこの世界には多くの国家があるのだなぁ。」


「そうですね総理。あと、武蔵連邦国に派遣した大野外交官からによると国際会議が数年に一度開催されるようです。」


「ほぉ国際会議か。地球世界で言う国連みたいなもんか?」


「そうですね。総理も一度出席なさってはいかがですか?」


「開催はいつだ?」


「来年の1月と聞いています。」


「そうか。まだ10月だし3ヶ月後といったところか。」


この会議はこの世界の全ての国家が参加する大きな国際会議である。前回の会議は日本でいう2024年だったらしい。また、2026年の1月に開催されることがわかった。そしてアメリカも参加の姿勢を示していることから日本も参加することになった。


「場所はどこになる?」


「それが日本を開催場所にしたいという声が上がっているようです。」


「我が国にか?とうとう日本も名の知れた国家になったか。」


大島総理はにやけながら呟いた。国際会議は2026年の1月。そして日本と米国が参加することになった。総理はこれをチャンスと見ている。非常に楽しみになってきている。


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武蔵連邦国と同盟を結ぶことになった日本は相互安全保障を結び、自衛隊を駐留させた。規模は約2万人である。武蔵連邦軍の軍事力はアメリカに次ぐ軍事力であるため心配は要らなかったが念のため駐留させた。


自衛隊武蔵連邦派遣部隊


陸自7000人


海自7000人


空自6000人


これらの人員が派遣される。自衛隊に与えられた基地の数は25個である。そして一部は武蔵連邦軍と共同で基地を共有する。


「日本の皆さん!これからよろしくお願いします。私たちは武蔵連邦軍第1防衛師団のヤナーギタと言います。よろしくお願いします。」


「よろしくお願いします。私は陸自派遣部隊の桑原です。」


武蔵連邦にもお辞儀があるようだ。何から何まで日本に似ている。これから関わっていくのが非常に楽しみである。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アメリカ合衆国 ホワイトハウス


「大統領、日本から国際会議の参加の打診を受けました。参加しますか?」


「もちろんだとも。他国と友好的関係を保つにはそれに参加するのが手っ取り早い。しかし、敵対する国家には容赦しないがな。ハッハッハッハ!」


「では参加の件を日本に伝えますね。」


「分かった。」


「それと合衆国の北東にフローラル人民皇国があるのですがどうしますか?友好関係を築きますか?」


「そうだな。そこに外交官を派遣しよう。もし敵対するなら開戦だ。」


「分かりました」


アメリカは北東にあるフローラル人民皇国と接触する。しかしその国のことは何も知らないため米軍100人を派遣するつもりである。果たしてフローラル人民皇国はアメリカと友好を築くのかそれとも敵対していくのか。大統領はそう考えていた。

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