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日米転生   作者: 照山
第3章 帝国戦争編
64/527

3-16 目標

「もう一度確認する!我々の目標はあの皇城に星条旗と日の丸を立てることである。しかし現在泥沼の戦闘が続いている。短期的に終わらせるために帝国軍のあらゆる抵抗にも耐えるために電撃的に占領する!敵を見つけ次第殲滅せよ!」


「おう!」


日米連合軍は援軍を含めた結果22万人を越えた。そして現在帝都内の帝国軍残存兵力は5万人以下となった。帝都外から援軍を呼ぼうにも帝都から遠いところにいる。また、移動したとしても1週間はかかるとされその間にも帝都が陥落する可能性があることから皇帝は慎重な姿勢を見せている。


「一時の方向に敵兵発見!殲滅を開始する。」


小銃の音が鳴り響くと共に敵も発砲し、双方に被害が出た。


「敵の殲滅を確認!撃ち方やめ!」


戦闘していた隊員たちが銃を降ろした


「このまま進め!」


4部隊に分かれている日米連合軍は敵の攻撃に耐え、皇城の制圧と帝国関係者の逮捕を目標として進軍中だった。


「グレーシス共和国から通達がありました。《2時間後に空爆を開始する。場所は秘密とする。》」


「共和国の空爆かぁ。確か共和国には多くの爆撃機と爆弾があったな。どんな威力か楽しみだ。」


2時間後、西側からグレーシス共和国空軍の爆撃機が12機で飛行してきた。爆撃機内にて


「帝都上空に差し掛かった。これより爆弾を投下する。目標接近中」


「爆弾投下!」


爆撃機から多数の爆弾が投下された。


「目標に命中!帰投する」


この空爆によって帝国軍の司令部が破壊された。それを見ていた日米連合軍は


「隊長!共和国の爆撃によって帝国軍の司令部が破棄されたことを今ドローンで確認しました。」


おぉという声があがった。連合軍隊員の士気はどんどん上がっていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


エルヴィス帝国 皇城


「あの飛行機は共和国の爆撃機です。何をするんだ!」 


「敵爆撃機、爆弾を司令部に投下!」


「何!?」


「報告!敵の爆撃により軍司令部が崩壊しました。帝国軍の指揮が取れません!」


「フーガ司令官は大丈夫なのか?」


「それが....フーガ司令官はあの建物内にいて、先程の空爆で亡くなられたかと」


その言葉を聞いて皇帝は怒った。


「どうするんだ!帝国の今後は?帝国軍の援軍もない!降伏みたいなもんじゃないか!」


「それはわかっています。現在帝都付近の帝国軍に援軍要請を出していますが反応が無くて..」


「もうよい。今後の帝国軍の指揮は私が採る。」


「はっ!」


帝都の陥落、帝国の降伏が近いことに気づいた皇帝は怒りに震えていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


東側帝都駐屯地を占領した連合軍は自走砲による皇城攻撃を行った。また、クラスター爆弾を使って短期制圧を試みた。


「105mm自走砲部隊、多連装ロケット部隊に告ぐ。目標を皇城周辺に定めろ。敵の中心部に威嚇攻撃をし、戦意を損失させるのだ」


「了解!目標を定めた。いつでも発射OK」


「撃て!」


自走砲と多連装ロケットが発射され皇城周辺に爆音が響いた。


「目標に命中!敵の戦意が落ちたことを祈る」


劣勢となった帝国は追い込まれていた。日米連合軍は東西南北の帝都の主要地を占領し有利にたつのであった。

帝都攻略戦まもなく終わりとなります。よろしくお願いします

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