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日米転生   作者: 照山
第3章 帝国戦争編
59/500

3-12 空挺 2

日米駐留空挺部隊 フュン基地


8月20日朝7時、空挺隊員4500人が飛行場に集まり搭乗を待った。この日は空挺部隊による帝都攻略が行われようとしていた。


「全員しっかり聞け!輸送機搭乗時間は一時間後の8時だ!全員は乗れないから分けて出発するぞ!気を引き締めて行け!」


「はい!」と全隊員が返事をした。


「いい返事だ!気合い入れていくぞ!」


おーーー!という返事の後各々搭乗する準備をした。第1陣は空挺隊員450、輸送機は5機、一機に90人乗る。。このままのペースだと第10陣まで行く。これはスピードが求められる。また、降下ポイントは帝都周辺に降下する。その後、日米地上部隊とグレーシス共和国陸軍と合流し帝都を占領しエルヴィス帝国を降伏させる作戦だ。これは重要な作戦であることは間違いない。


「第1陣90名。輸送機に搭乗!」


ぞろぞろと乗っていく。そして全員に訓示が流れた。


「全空挺隊員に告ぐ。この戦いは帝国による一方的な侵攻により多くの命が失われた。そして同胞のみならず新たな平和を生み出すために今回の作戦が発動した。胸にあるバッチが君たちの誇りだ。以上を訓示とす。」


そしてC130輸送機が5機出発した。第2陣以降は30分おきに出発する。


「隊長。降下ポイント確認。」


「了解。全員降下準備!」


「よーい。よーい。よーい。降下降下降下!」


ジリリリリという音ともに空挺隊員たちが飛び降りていく。パラーシュートが開くと隊員たちが地上に降りる。


「こちら第1空挺分隊。全員降下ポイントに着陸。準備ができ次第出発する。」


「了解!」


その後450人全隊員が準備完了の合図をだし進軍した。


「まずは帝都の周辺を制圧する。敵がいる可能性がある。全員銃を構えろ!」


450人全員が銃を構え警戒のまま帝都入り口まで進行した。


「敵兵発見!射撃を許可する!」


ババババババッという音が鳴り響いた。


「ぐわぁ!」


「大丈夫か加藤!」


「隊長!負傷者多数!」


「総員撃ちまくれ!」


「隊長!第2陣が来ました!」


「おぉやっと来てくれた。」


しかし敵が火炎誘導ミサイルを放ち、C130輸送機2機を落とし180人が脱出できず全員死亡した。また、270人が無事降下してきた。


「我々は第2空挺分隊の隊長のメルセデスだ。よろしく。全員敵に攻撃せよ!撃ちまくれ!」


バンバンっという銃音が響いた。周辺を警備していた敵は殲滅することができた。


「第1分隊。お前らは北門へ。俺らはこの西門から行く。」


「分かりました。」


第1空挺分隊が北門へ、第2空挺分隊が西門から突入する作戦となった。その後、第3空挺分隊~第10空挺分隊が30分おきに到着し、東西南北の門からそれぞれ振り分けられた。


東門

・第3空挺分隊

・第7空挺分隊

・第8空挺分隊

・第4戦車部隊

・第1航空部隊


西門

・第2空挺分隊

・第9空挺分隊

・第1戦車部隊

・第2航空部隊



南門

・第4空挺分隊

・第6空挺分隊

・第2戦車部隊

・第3航空部隊


北門

・第1空挺分隊

・第5空挺分隊

・第3戦車部隊

・第4航空部隊


「準備が完了次第門を爆破する。」


『『『『了解!』』』』


その後、完了の合図があったため、到着した日米戦車部隊100両が門を爆破した。


「突入!各自重要施設を占領せよ」


「「「了解!」」」


門爆破後、4500人の空挺隊員と100両(各地点に25両)の戦車部隊、120機(各地点に30機)のヘリコプター部隊が進入した。


「帝都内に潜伏中の敵は炙り出して殲滅せよ!」


「了解!」


帝都の周辺を制圧した空挺部隊は帝都内に進入し、中心の皇城を目標とした。広大な帝都内で繰り広げられる戦闘がどうなるかまだ日米軍とこれから合流するグレーシス軍と、交戦していく帝国軍は知らない。

次回空挺部隊と地上部隊はどのような戦いをするのか注目です。よろしくお願いします

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