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日米転生   作者: 照山
第2章 国家交流編
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3-8 上陸作戦 終 ~市街地戦闘~

ゼーラ市 帝国陸軍駐屯地


「敵の侵攻の際、火炎銃を使え。奴等はこれが苦手だ必ず混乱するだろう。それでは諸君。所定の位置につけ。」


「了解。」


そして帝国兵は各々戦闘配置についた。そして


「見えた。敵だ。物陰に隠れろ。敵が近づいてきたとき発砲しろ。」


「了解。」


コツコツと足をたてながら迫ってくる敵に帝国兵は心臓をばくばくさせながらも敵に発砲した。


「打て打て打て!」


市街地は死体がごろごろ転がっている中、激しい戦闘が夜も続いた。時には日米軍が照明弾を使って敵を攻撃したりなど一進一退の攻防が続いていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


日米連合部隊 第2分隊


「市街地に侵入。敵の位置を炙り出せ。」


『了解。警戒に入る共に敵の位置を把握し殲滅する。』


その後、ゆっくりと歩きながらもコツコツと音が多少出てしまう。しかし、敵を掃討しようという心構えから変な汗が出てきた。


「敵発見!打て,,, うわぁぁぁ!」


『大丈夫か!聞こえるか山口?聞こえるか?』


バンバンーんという音が無線に聞こえてくる。どうやら味方が撃っているようだ。


「こちら第2分隊近藤です。残念ですが山口さんは帝国兵に撃たれました。。その他福田・大谷・前田・上杉・斎藤・中野・後藤隊員が敵の火炎銃にやられました。その他米兵も敵にやられています。今言ったのが顔が残っているものです。」


『他にもいるのか?』


「はい。他にも顔の残っていない死体が数多くいました。第2分隊はかなりの人員が減りました。援軍を求めます」


『分かった。第3分隊から1000人程度と航空機を派遣する。それまで持ちこたえてくれ。』


「分かりました。この近藤必ず生きて帰ります。」


その後、戦闘が少なくなってきた頃日米の死傷者を確認したところ1500人以上いた。また、近藤は諦めずに戦うことを誓い、夜での戦闘作戦を決行した。そして、敵の火炎銃に混乱しながらもその日の夜を乗りきった。


「照明弾により敵兵発見!総員制圧射撃!」


到着したヘリコプター14機のドアから顔を出した日米隊員は照明弾によって発見された敵を容赦なく撃ちまくった。


「丘の敵兵の殲滅完了。基地に帰投する」


『了解。』


しかしこの夜間戦闘により500名の命が失われた。理由は夜であるため夜間スコープをつけていても見づらいため相討ちをする事が多くあった。しかし、日米連合部隊は敵の必死の抵抗に遭いながらも持ちこたえることが出来、ゼーラ市の戦闘が終了。日米連合部隊が沿岸部を占領し生き残った帝国兵は殺されたか捕虜となったのかのどちらかである。その後、港や森から移動した第1・第3分隊は市街地へと移動した。



帝国の沿岸部への上陸作戦が成功しました。次回からますます戦闘が激化していきます。今後もよろしくお願いします。

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