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日米転生   作者: 照山
第1章 日米転移編
56/534

3-11 空挺 1

8月18日 エルヴィス帝国 作戦会議室


「侵攻状況は今どうなっている!」と皇帝は苛立ちを隠し通せていなかった


「現在帝国軍の侵攻は滞っているどころかかなり厳しい状況にあります。いずれここも落ちる可能性もあります。」


「ふざけるな!帝国が負けるわけがない。今後あらゆる攻撃にも備えるぞ!」


「分かりました。最善を尽くします。」


「頼んだぞ。そしてもしここが仮に敵の手に落ちた場合私は逃げない。」


「陛下が逃げないのなら私も逃げません。」


「うむ。では自分のやるべき位置に戻れ!敵のあらゆる攻撃にも耐えるぞ!」


「「「「「はい!」」」」」


皇帝を含めたすべての大臣は敵のどんな攻撃にも怯まない姿勢を示した。しかし、2日後に日米軍がすることを把握していなかった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


空挺作戦開始まで後2日


「山田ぁ!走れ!敵が目の前にいると思え!秦もだ!」


「「はい!」」


空挺隊員達は作戦2日前ということもあって体に負担のかかる訓練をした。また、昼2時間の休息が与えられた後、第3分隊の倉田との隊で合同で演習した。また、第1分隊のドミンゴ班、第2の福島班、第4のグラシアス班が合同で演習した。


「よーし!一旦休憩!この休憩はただの休憩ではない!真面目にやれ!」


どんな休憩時間なんだと隊員は興味深かった。しかしドーン!という音が聞こえ休憩中の隊員に空砲が向かっていった。


「休憩中の隊員に告げる。この休憩訓練は敵が発砲してきたときにいかに対応できるか。それを見極めていく。どんどん撃っていくからな。しっかり動け!」


休憩時間は対空砲訓練を行った。隊員は休めたものの空砲から逃れながらしていたため休んだ感じがしなかった。その後夕方6時まで着陸訓練や着水訓練を行った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


翌日8月19日 朝の点呼が行われ、明日の予定確認と今日の開始時間が空挺師団長の浅村から告げられた。


「今日は午後から訓練を始める。午前中は各自好きにしろ。しかし常識のある行動をするように。ないやつには罰走を与える。いいな!では今日の点呼を終わる。」


点呼の時間は6時。空挺隊員達は13時から始まる訓練のために体を休めるものがいた。


「安達さん!遊びましょう!」


「午後から訓練。明日から死ぬかもしれないからな。よし!遊ぶとしよう秦。で何をするんだ?」


「そうですね~野球しましょう」


その後、空挺隊員達は午後の訓練に備えるため野球をして体を暖めた。


「昼飯食ったら広場に集合!」


「了解!」


お昼御飯食べた後空挺隊員は指定された広場へと向かい集合した。


「これより降下射撃訓練を行う。あそこから飛び降りて目標に当たるまで撃つ。命中したら次のステップへ行く。失敗したら失敗したところでやり直す。そういう訓練だ。では始め!」


訓練が開始し失敗したものや成功したものがいる。特に第4ステップがかなり難しいらしい。しかしこの訓練がいずれ役に立つことを彼ら彼女らは知らなかった。終了後


「今日の訓練は終了!宿舎に戻り次第、風呂・飯が終わった後各自睡眠をとるように!明日は実践だ。気合い入れていくぞ!」


「はい!」


空挺作戦前日の訓練が終了し明日への作戦に備えて早めに寝た。秦達は明日のことを考えてしっかりと飯を食べ、しっかりと睡眠を取り当日を迎えることになる

次回空挺降下が行われます。よろしくお願いします

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― 新着の感想 ―
[気になる点]  エルヴィス帝国、結局は日米を過小評価していたと。 「数や兵器の性能は把握していたが、将兵の練度まで掴めていなかった」と見ていいのでしょうか?
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