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日米転生   作者: 照山
第1章に向けて
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2-8 使節団 最終日

使節派遣最終日 7月7日


両国の使節たちは帰国の準備を進めていた。日本の使節たちはデクスター飛行場に行く前にお土産を買っていた。研究員たちは日本にはないお菓子や食べ物をたくさん買っていた。


「今日が最終日だからな。昨日も言った通り家に帰るまでが使節派遣だ。」


「はい。飛行機何時でしたっけ?」


「そうだなぁ。確か共和国の使節たちが降りてきた1時間後に出発で、共和国の使節たちの日本発は13時、ここまで着くのに7時間程度かかるから今日の夜9時ここ出発だ。」


「じゃあまだ時間ありますね!」


「そうだな!たくさん遊ぼう。」


その後、日本の使節たちは出発まで時間があるためたくさん遊ぶことにしていた。また、政府専用機は共和国の使節たちを乗せた後デクスター飛行場到着後、その一時間後に日本使節を乗せていくスタイルをとることにした。一方その頃日本にいる共和国の使節たちは


「後どれくらい時間ある?」


「この国の時間だと今10時です」


「後3時間くらいです」


「よし!それまでに日本のお菓子たくさん買うぞ!」


そして11時を過ぎ、野村ガイドが


「そろそろ時間です皆さん。空港に行きましょう。」


「帰りは船じゃないくて飛行機なんだね。」


「はいそうですね。では行きましょう」


そして使節たちはバスに乗り込み成田空港に向かった。成田空港到着時刻12時35分、案外間に合った。そして政府専用機に乗り込んだ。


「シートベルトはこれです。」


「おぉ。日本の安全を考えた技術はとても素晴らしい!」


『当機はまもなく成田空港発デクスター飛行場行きでございます。シートベルトの確認をした上でお待ちください。また、共和国使節の皆様日本にお越しくださりありがとうございます。是非またお越しください。そしてお忘れものございませんようご注意ください。』


「これが飛行機のアナウンスか。初めて聞くな。」


「そうですね。我が国の航空機にも取り入れて見ようか。」


「それはいいですね。」


その後、滑走路へと移動し


『当機はこれより離陸します。シートベルトを装着してください。では出発します。またの来日を楽しみにしております。』


と言うように成田空港を出発した政府専用機は百里基地から出発したF2戦闘機に護衛されながら出発した。共和国の使節たちはまた日本に来よう。そう心に誓った。


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日本国 首相官邸


「総理、共和国の使節たちが戦闘機の護衛を受けて政府専用機が出発しました。」


「そうか。また来てほしいね。」


「そうですね。そして予想到着時刻は20時だと予想しています。」


「そうなると日本使節の帰国は夜中になるだろう?」


「大丈夫です。夜なので少し時間を遅らせています。」


「そっかぁ。じゃあ着くのは明日の8時くらい?」


「はい。その辺りかと」


そして、大島総理は総理部屋で作業をした。

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デクスター飛行場近辺


「あの光は共和国の街明かりかな」


「そうだな。着くの船より早いな。」


ポーン

『まもなく当機はデクスター飛行場に着陸します。着陸の際衝撃がありますのでシートベルトの着用をお願いします。それでは着陸します。』


専用機に乗った使節たちは半分が寝てしまっている。そう機内食がとても美味かったのだ。使節たちはこれ以上幸せなことはないと言いながら寝てしまった。そして政府専用機は着陸した。


『皆様長旅お疲れさまでした。デクスター飛行場に到着です。またの来日を楽しみにしております。ありがとうございました。』


「着いたな。」


「着きましたね。これから資料の整理や研究したことなどをまとめていくぞ!しかし2.3日くらい休むか。」


「そうですね。いきなりやってもダメなので休みましょう。」


そして共和国国民に出迎えられた使節たちはそれぞれの場所へと帰っていった。そして


「今度は俺たちが帰る番か」


「そうですね。到着は明日の朝だと聞いています。そしてF2戦闘機が護衛を担当するようです。」


「わかった。では乗ろう」


そして日本使節15人が乗った政府専用機は共和国の国民に見送られ離陸した。そして日本使節たちはまた来ようと言う意思を持って帰国した。


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日本国 成田空港


「今、政府専用機に乗った15人の使節たちが日本に帰国してきました。到着後、インタビューしてみましょう」


7月8日8時に日本に到着した使節たちは成田空港で記者たちの質問に答えた。


「共和国はどうでしたか?」


「とても楽しかったですよ。歴史ある町を見たりととても良い使節派遣となりました。」


「そうでしたか!ありがとうございます。」


その後、使節たちは記者の取材後、それぞれの帰路に着いた。


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エルヴィス帝国 戦闘戦略室


「日本と共和国の使節派遣が終了したようです。」


「そうか。これでいつでも攻撃できるな?」


「そうですね。いま攻撃でもいいのですがどうしますか?」


「いや。今日は兵たちのための士気を上げるために食事会を開こう。攻撃は明日だ。」


「分かりました。」


その日、帝国軍の兵たちは食事会を開き士気を上げて明日からの戦闘に備えた。

第2章終了です。次回から新章開幕です。よろしくお願いします

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