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日米転生   作者: 照山
第2章 国家交流編
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2-4 使節団 3日目 

使節団交流が始まって3日が経った。あるものはその国の町並みに興味を持つものや、食事・文化に触れて驚くものが多かった。3日目は日本使節たちは共和国の歴史を学んだ。グレーシス共和国の国の成立はだいたい300,400年前だと言われている。つまり日本でいう江戸時代の中後期に成立したと予想される。


「我が国の成立は300,400年前です。」


「300,400年前か。というと日本だと江戸時代の頃か」


「日本国の皆さんは300,400年前はどのような国でしたか?」


「我が国では江戸時代という時代でして侍等がいました。」


「何と!日本国にも侍がいたのですね?それはすごいです。ますます日本の歴史に興味が湧いてきました。それに実はこの世界にも侍のいる国があるのです」


「そうなんですか。その国は何という国ですか?」


「武蔵連邦国です。」


「武蔵かぁ。何か似たような国昔にあったな」


この世界にも侍や武士の国があるようだ。その国の名は武蔵連邦国。日本にも武蔵国という国名があったが廃藩置県で無くなった。その話を聞いた外交官たちは武蔵連邦国と接触してみたいという考えに辿り着いた。これらのことは政府に伝えられた。


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日本国 首相官邸


「総理、共和国に行っている使節から連絡です。」


「何かな?」


「グレーシス共和国の北東に武蔵連邦国があることが分かりました。その国には武士や侍がいるようでしてとても興味深いです。」


「そうか。武士の国か是非見てみたいものだな。使節派遣が終わったら派遣してみよう。」


「そうですね。」


武蔵連邦国が発見されたことにより多くの日本国民は行ってみたいと考えていた。


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共和国の使節の3日目は教育現場に行った。小中高校の生徒と交流を深めていた。ある中学校にて


「本日はグレーシス共和国の使節の方々に来ていただきました。どうぞこちらに」


「◯◯中学校の皆さんこんにちは私たちはグレーシス共和国から来ました。よろしくお願いします。」


「「「「よろしくお願いします!」」」 元気な挨拶だった。


その後、初めて見る日本の学校の授業に感心した。使節たちは共和国の学校と日本の学校とでこんなにも違うとは思っていなかった。また、熱心にメモをとっているものもいた。その後、その学校の校長と面会した。使節たちは日本の教育体制について学んだ。そして満足な表情で学校をあとにした。



使節派遣終了まで後4日 帝国が侵攻するまで後6日



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