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日米転生   作者: 照山
第2章 国家交流編
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2-2 使節団 1日目

日本国 総理執務室


「総理、失礼します。」


「何かな?」


「日本の使節団が先ほど現地に到着したようです。そして、共和国の使節団の船は後数時間で着くようです。」


日本と共和国の使節団派遣の主な理由はこうだ


一,両国の文化・食事について


ニ,両国の技術の共有


三,両国の伝統やさまざまな遊びについて


四,両国の生活様式について


これらの4つを基に使節団交流が行われる。特に日本使節が注目したいのが異世界の国ということもあることから文化・食事・技術に日本側の使節は注目している。また、グレーシス共和国使節団が注目しているのは日本国の技術である。グレーシス共和国は日本の技術について知りたがっている。共和国は一年前にもアメリカと使節団派遣を行っており、日本とアメリカの技術がどのような特徴がそれぞれあるのか共和国の使節たちは横浜港につくまで考えていた。そして


「乗っていた船もすごいが町もすごいな。」


「ここはヨコハマという都市だそうです。」


「皆さん長い船旅ご苦労様です。これから私大山が我が国の首都東京へと向かい、案内します。」


「大山さん。これからどのような乗り物で行くのですか?」


「我々はこれからあちらのバスで高速道路という道路で東京へと向かいます。」


「なるほど。日本の技術研究が出来るとこれから楽しみになりますね」と共和国使節のオーラが言った。


その後共和国使節は多くの高いビルにあるものは驚き、「すごい技術だ」と言う人が多かった。その後東京に着き


「皆さん到着しました。こちらが我が国の政治を行う所『国会』です。こちらは二つの議会に分かれています。」


「こちらもおしゃれな建物で良いですね。」


「ありがとうございます。」


その後、共和国使節たちは、東京タワーやスカイツリーに登り、東京の町並みを眺めた。共和国使節は夜になるとホテルに案内され、疲れを癒した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


一方 グレーシス共和国 駐日大使館


「皆さん長旅お疲れ様です。今回皆さんを案内するのは私山本と」 「ルーズです」


「ではまず私ルーズが皆さんに共和国のことについて話します。」


駐日大使館到着後、ルーズ共和国広報の話を聞き、研究員はメモを取りながらフムフムと言うものやなるほど言うものもいた。話が終わり、


「皆さんにはこの国の技術体験をしてもらいます。」


こうして連れてこられたのが陶芸工場であった。


「この国には多くの伝統工芸品があります。例えばこちらの茶碗。いくらだと思います?」


「そうだな~。3万円とか?」


「全然違います。この茶碗は5万グレスです。」


「5万グレスは日本円で120万円です」と山本が補足する


「そんなに!?この国には興味深いものがたくさんあるな。」 


「そうですね。たくさん研究しましょう。」


その後、使節たちは伝統工芸品作りを体験した。その後、ジェシー総統やジェフリア外相と面会し、宿泊先へと向かった。両国の使節たちは互いの文化や技術に更に興味を持つようになり、特に日本使節は日本にないものが共和国にあり、目を輝かせながらそれらを眺めた。また研究員たちは明日は何をするのだろうということを考えてると夜も眠れないと言っていた。使節団派遣は残り6日、そして共和国侵攻まで後8日となりエルヴィス帝国は着々と準備を進めていた。


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