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日米転生   作者: 照山
第1章 日米転移編
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1-7 日米接触 終

日本がグレーシス共和国から食料・石油等の輸出をしてから1週間後、日本・アメリカ・共和国の3ヵ国の外交会議が日本の首相官邸開かれた。日本からは大島総理・加藤防衛相・杉山外相が出席、アメリカからはジョーンズ大統領・ハミルトン大統領補佐官・ベッセマー国防長官が出席、共和国からジェシー総統・ジェフリア外相が出席した。


「それでは日米グレーシス共和国3ヵ国会議を始めたいと思います。よろしくお願いします」と杉山外相が最初に言った。


「よろしくお願いします。杉山さん。この度は日米両国の皆さんと会議をすることができてとても光栄です。」


「よろしく。久しぶりだね杉山くん。アメリカの要求を聞いてくれて嬉しいよ。」


「お久しぶりです。ジョーンズ大統領。こちらこそ今日はよろしくお願いします。」


「それでは始めたいと思います。」


こうして外交会議が1月18日に開催された。アメリカが異世界転移したのが2024年1月、日本が転移したのが2025年1月1日。実に一年ぶりに大島総理・ジョーンズ大統領は顔合わせした。そして話が開始された。


「日本国からはアメリカと共和国で安全保障条約を結びたいです。共和国によりますと隣接している国家エルヴィス帝国が共和国侵攻を企てている情報があるようなのです。ですので日米で共和国を共同で防衛するということを決めたいと思います。意見がある方は挙手でお願いします。」


ベッセマー国防長官が挙手をした。


「ベッセマー国防長官 どうぞ」


「我が合衆国は日米で共和国を共同で防衛することに賛成である。共和国の軍隊は我々の武器よりもかなりの年代物であるためエルヴィス帝国が侵攻した場合敗北する可能性があるからだ。」


「他にいますか?」


ジェシー総統が挙手をした


「ジェシー総統どうぞ」


「私からすると日米両国が我が国を防衛してくれることに大変ありがたいです。ここで一つお願いがあるのですが良いでしょうか?」


「どうぞ」


「日米の軍隊を我が国に置いて欲しいのです。エルヴィス帝国軍は300万を越える兵力を持つ軍事大国です。ですので先ほどの武器が弱いというのは本当です。ですので日米両軍を共和国に配置しても構いません」


「分かりました。共和国の発展のために自衛隊を駐屯させましょう」


「我が合衆国でも米軍を駐留させよう」


「ありがとうございます。共和国はこれから益々発展していくでしょう。」


その後、自衛隊・米軍の駐留部隊の概要や友好条約、相互不可侵、貿易関連について話し合った。大島総理・ジョーンズ大統領・ジェシー総統はその後記者会見に臨み、カメラの前で固い握手をした。


1週間後 自衛隊・米軍が駐留した。


日米グレーシス共和国駐留派遣部隊


自衛隊

陸上自衛隊 3万人

戦車15両 戦闘ヘリ 20機


海上自衛隊 3000人

哨戒機 3機 第8護衛艦隊


航空自衛隊 600人

F2戦闘機 6機 F15戦闘機 7機 F35戦闘機 3機


米軍

陸軍 5万人

戦車 23両 戦闘ヘリ 40機


海軍 2万人

第3空母艦隊 第6艦隊


空軍

F15 20機 F35 17機 F16 10機


これらが共和国の各地に混合で駐屯した。その後戦争になるとは誰も思わなかった。このようにして3カ国の代表団は成田空港から帰国した。大島総理は安堵の笑みを浮かべ自宅へと帰った。また、来月は使節団派遣がある。気を引き締めて行こうと意気込んだ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


エルヴィス帝国 作戦会議室


「どうだモール。軍の配置状況は」


「はい。報告させていただきます」


「現在帝国軍は沿岸部に25万人配置し、敵の上陸を防ぐ陣形となっています。また、機甲師団13万人配置し、共和国のコーラルを占領しそこを共和国侵攻の足掛かりとします。さらに帝国空軍竜部隊を3万人配置し、航空機部隊を6万人配置します。それから、海軍は第24駆逐艦隊をゲーテ港に待機させています。」


「分かった。気を引き締めて取りかかりなさい。」


「了解であります。では失礼します。」


エルヴィス帝国では着々と戦争の準備が行われていた





日米転移の章ありがとうございました。次話から新章開幕です。その間に閑話とかもあるかも?今後も「日米転生」をよろしくお願いします

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