earth-11 Attack or Shield
日米転移後に出現したデングリーヅ連邦は地球国家全てに宣戦布告を行い、地球連合軍対デングリーヅ連邦の構図となった。外交交渉に臨んだショルゲ代表は連邦国家主席・ライジングの好戦的な姿勢を見せたため外交交渉は決裂となった。
交渉決裂後、ショルゲ代表は地球連合本部に決裂であると伝達し総攻撃命令の決定を下した。ショルゲは護衛の戦闘機に対してデングリーヅ連邦・シューメル空軍飛行場の破壊を命じ、欧州方面ドイツ地方空軍戦闘機・ユーロファイター タイフーン EF-2000に搭載したAGM-65 マーベリックと南アジア方面オーストラリア地方空軍戦闘機・F-35 ライトニングⅡに搭載したMK82/83/84航空機搭載型爆弾を用いてシューメル空軍飛行場を先制攻撃した。
「代表、戦況報告を行います。先程の我々の攻撃により敵空軍基地の破壊に成功しました。これにより攻撃基地所属の全敵戦闘機の破壊に成功しました」
「うむ。連合本部から伝えられているように我々はデングリーヅ連邦なる強敵を排除しなければ世界に平和が訪れることは無いだろう。それに我々は抵抗するぞという強い意思を彼らに示さなければ例え今優勢であろうともこの戦争に勝つことは無いだろう」
その後、シューメル空軍飛行場を攻撃した護衛戦闘機がショルゲらを乗せたC-130輸送機は極東方面韓国地方空軍烏山基地に着陸し、ここが連邦対決の最前線基地であると実感した。また、デングリーヅ連邦と距離が近い極東方面には続々と地球連合空軍が集結した。1月23日時点で韓国地方空軍烏山基地に集結している各方面空軍の戦力は以下の通りである。
【韓国空軍】→F-15E/K
F-16C/D/DBlock32
KF-16C/D/DBlock52
F-4/F-4E
F-35
【イギリス空軍】→F-35B多用途戦闘機
シャドウR1偵察機
RC-135W信号情報収集機
ボイジャーKC.2/KC.3空中給油兼輸送機
マクドネル・ダグラス C-17大型輸送機
ロッキード ハーキュリーズC4/C5戦術輸送機
エアバス A400M輸送機
ポセイドン哨戒機
Vikingグライダー
ジェネラル・アトミックス MQ-9 リーパー無人機システム
【中国航空防衛軍】→J-7/8/9/10/16
Su-27/28/29T
【ロシア航空軍】→Tu-160
MiG-29
MiG-29UB
MiG-31B/BS
【ドイツ空軍】→ユーロファイター タイフーン戦闘機
パナビア トーネード IDS攻撃機
トランスポルト・アリアンツ C-160輸送機
【オーストラリア空軍】→F-35 ライトニング II
C-130J ハーキュリーズ
C-17 グローブマスターIII
一方、台湾空軍花蓮飛行場や台北空軍基地には以下の部隊が集結中である。
【台湾空軍】→F-16V ファイティングファルコン
F-16B ファイティングファルコン
F-5E/RF-5E タイガーII
F-5F タイガーII
F-CK-1C 經國
F-CK-1D 經國
ミラージュ2000-5EI
ミラージュ2000-5DI
E-2K ホークアイ
P-3C オライオン
C-130H ハーキュリーズ
ユーロコプター EC 225
UH-60 ブラックホーク
【オーストラリア空軍】→F/A-18 ホーネット
F/A-18E/F スーパーホーネット
EA-18G グラウラー
C-130J ハーキュリーズ
C-17 グローブマスターIII
C-27J スパルタン
【イギリス空軍】→ユーロファイター タイフーン多用途戦闘機
【インド空軍】→MiG-21bison
MiG-29B
Su-30MKI
ミラージュ2000
ラファール
という部隊が揃っている。今後は欧州方面イタリア地方軍・ウクライナ地方軍、アフリカ方面南アフリカ共和国地方軍らが集結する。地球連合とデングリーヅ連邦との間で発生した領土防衛戦争の行方はどうなるのか注目である。
デングリーヅ連邦 連邦首都・ハルゲル 連邦府
「主席、報告いたします!敵連合軍戦闘機によりシューメル空軍基地が攻撃されました。現在、消化活動中ですがシューメルに配備されている全戦闘機の運用が不可能になりました。どうなさいますか?」
「ほう。中々骨のある奴等であるな。楽しませてくれるに違いない。さて、我々はまずここを攻める!占領完了次第、速やかに政府機能を無力化せよ!」
「了解しました!」
シューメル空軍基地が運用不可能になったためライジング主席はフェース空軍基地とマルベース海軍基地に所属する連邦軍部隊に出撃命令を出した。
「争いを好む諸君らへ命ずる。この世界に転移完了後の最初の命令を下す!極東と呼ばれる地域を占拠し速やかに我が手中へ収めよ!そしてあらゆる兵器を用いることを許可する!」
「御意!」
デングリーヅ連邦軍のモットーは【排除対象は徹底的に】という言葉を掲げており、地球世界では禁止されている兵器の使用も許可されているためこの戦争は油断するとあっという間に背後を取られるため警戒が必要である。
次回もよろしくお願いします




