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日米転生   作者: 照山
第8.5章 国家間演習編
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8.5-7 第2期地上演習 インフィニティ 3

1月31日、休みを挟み万全の状態で特殊部隊演習が行われることになった。この日の演習内容は首脳級の要人が敵に捕まったことを想定して行われた。さらに敵部隊との交戦も想定して行われた。


「これより本日の演習を開始する!今日は君たち特殊部隊がメインとなる!演習内容は首脳級の要人が敵に捕らえられ、救出を行うという作戦である!これはあくまで訓練だが実戦だと思って取り組んでもらいたい。準備が整い次第所定の位置に集合し、演習作戦を実行せよ」


参加部隊は自衛隊の特殊作戦群、米軍の特殊部隊軍、グレーシス共和国の特殊任務軍、アズール民主国軍の特殊戦闘軍、武藏連邦軍の武藏特別軍、エルヴィス軍の対特別任務対処軍、アコースティ軍の特別護衛軍が参加する。


「こちら特殊作戦群a-4から司令へ。要人救出作戦を決行する」


『司令からa-4に通達。要人救出の際、敵戦力の排除を敢行せよ』


「了解。総員前進」


特殊作戦群a-4はa隊全員に前進を命じた。また、特殊部隊は名前が明かされないため全員ニックネームでコミュニケーションをとる。


『特別戦闘軍第6特別任務通信隊から特殊作戦群a-4へ通達。レーダーより前方1km先に敵武装勢力多数確認。警戒にあたれ』


「特殊作戦群a-4から特別任務通信隊へ。敵勢力の規模報告感謝する。引き続き警戒・監視にあたれ」


『了解』


警戒を続けながら前進し、敵武装勢力のいる建物まで到達した。


「a-4から全隊員と司令へ。敵武装勢力潜伏中の建物に到達。突入を開始します」


『司令からa-4と全隊員に通達。要人保護と自衛のための戦闘を許可』


武装勢力役の隊員が出てきた。実弾を用いず、ゴム弾を用いて戦闘が始まった。


「司令、建物に侵入。建物突入前に敵武装勢力と交戦。注意を欠いた隙に建物内の突入に成功」


『了解。建物内に侵入成功した人数を報告せよ』


「現在建物内に侵入できた隊員は27名です」


『突入前の隊員数は?』


「約80です。交戦中であるため負傷者もいる可能性あり。どうしますか?」


『そのまま前進し、要人救出に集中せよ。まもなく特別護衛軍の戦闘車が到着する』


「了解」


建物内に潜んでいた武装勢力構成員役を確保し、要人が監禁されている部屋に向かった。


「要救助者を確認。目だった外傷は無し!」


『こちら司令。要救助者を護衛戦闘車に乗せ、敵武装勢力を排除せよ!』


「了解!」


要人役の隊員を護衛戦闘車に乗せることに成功した。その後、建物の外で抵抗を続ける武装勢力排除を敢行した。


「こちらa隊から司令に任務完了報告。要人救出及び敵武装勢力の排除が完了した。これより撤退を開始する」


『了解』


その後、特殊部隊演習が終了した。


「これにて今日の訓練を終了する。今日の動きは一昨日と比べて少し遅かったと私は見ている。特殊部隊である以上君たちは迅速かつスマートな動きが求められる。今日の反省を生かして今後に繋げてもらいたい。以上とする。それでは解散」


休みを挟んでの特殊部隊演習は終了した。次の日の訓練に備えて彼らは直ぐに就寝した。

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