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日米転生   作者: 照山
第7章 ハワイ編
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8-6 集う者 

2028年、G7構成国は日本の富士総合火力演習場、グレーシス共和国のベトナ陸軍演習場で国家間合同演習が開催される。陸上部隊のみの演習であり、開催期間は富士総合火力演習場が1月17日~23日の6日間、ベトナ演習場使用期間は1月28日~2月8日である。海上戦力の演習は3月、航空戦力の演習は4月となっている。


海上自衛隊 横須賀基地


陸上演習開始日の4日前、横須賀には多くのミリオタが集まった。彼らの目的は異世界の国の軍隊や装備品がどのようなものなのか一目見ようと数万人が見に来た。昼過ぎにグレーシス共和国陸軍戦車大隊や武蔵連邦国防軍陸上戦車大隊等が陸揚げされ、多くの見物人は歓声を上げた。


「あれが異世界の武装品か!興味深い!なぁ井駒」


「本当そうだよな!自衛隊や米軍の装備品もかっこいいものもあるが異世界の軍の装備品は一味違う魅力がありそうで良いよな~」


「確かエルヴィス軍の装備品は自衛隊や米軍のお下がりなんだって!」


「へぇ~何でやろ?」


「確か旧エルヴィス軍との終戦後に全装備品を没収されて退役した74式とかを使っているそうな。後、国家体制も変わったらしく今の首相日本人だぞ?」


「まじか!そりゃすげーな」


「しかし思ったんだが陸自とグレーシス陸軍が交戦したらどっちが勝つんだ橋場?」


「俺的には引き分けで終わると見た」


「その根拠は?」


「自衛隊もグレーシス軍のどちらも同盟国だから互いに死者を出したくないから・・・かな?」


「やっぱりそうだよな!あ見てみろ山川。米陸軍とアコースティ陸軍が来たぞ!」


「やっぱり米軍は響きだけでかっけーよな!」


等と友人たちと来たであろう軍事好きの彼らはどんどん到着する異世界軍に魅了されていた。特に元自衛官の橋場は懐かしいものを見るような目をしていた。また共和国陸軍部隊は日本の景観に感銘されていた。


「ここがヨコスカか・・・この国の首都のトウキョウは今日は通るのか?」


「いや通らない。トウキョウは遠回りになるぞ」


派遣されたグレーシス陸軍戦車隊やその他の派遣陸軍部隊は戦車輸送車に載せ、高速道路に乗り富士演習場へと向かった。数時間後、目的地に到着した彼らは特定の場所へと移送し休息をとった。


「見たかジエー君。あの日本の町を」


「あぁもちろんさ。我が国には無いものが多い。とても良いものをみた」


「だよな!もっと目に焼き残したかったぜ!」


「そういや今日の夕食は日本食らしいぞ」


「ほえぇ~日本食俺らは初めてだ。お前は食ったことあるか?コベン」


「あるわけないだろ」


その後、自衛隊の指示に従い点呼をとった後に宿舎へと移動した。


「これが日本の宿か!なるほどこれが「和」って言うのかな?」


その後、夕飯後、今後の演習内容や役割確認などを行い各部隊が位置確認や装備品の点検及び動作確認を行った。6日間の富士演習場での演習内容は以下の通り


1月17日 歩兵部隊による射撃演習 攻撃ヘリ使用の航空支援演習


1月18日 戦車部隊による敵地攻撃 


1月19日 近接戦闘訓練


1月20日 歩兵・戦車合同部隊による占領地奪取


1月21日 砲撃演習


1月22日 紅白戦(ゴム弾使用)


1月23日 輸送支援演習


以下の日程である。この陸上演習では基礎的なことから行い、各自・各部隊の弱点を補っていくことに焦点を当てている。彼ら彼女らは各々の肉体・精神を鍛え上げられることができるか!?

演習名募集中です。何かあればお書きください。よろしくお願いします。

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